ガスコンロの三大メーカーのひとつとして人気の高いリンナイ。1920年の大正時代に創業した老舗メーカーであり、創業者の林謙吉氏と内藤秀次郎氏の頭文字を取って「林内商会」という会社名でスタートしたとの話があります。
そんなリンナイのガスコンロは、国内にとどまらず海外からも高い評価を受けています。もちろん、中古市場でも高い人気があるのは言うまでもありません。今回は、リンナイのガスコンロを買取する際に役立つ情報をお届けします。
買取価格や相場
ガスコンロの価格は、数千円で買えるものから数十万円もかかる高級品までピンキリです。その中でリンナイの製品は高い価格帯のものが多くあります。ここでは、そんなリンナイ製のガスコンロの最高買取価格をご紹介します。
ビルトインガスコンロ RHS71W15G7RC-STW(新品未使用・付属品完備)
最高買取価格 8万円
ビルトインガスコンロ RN-BP3DR-X7SS(新品未使用・付属品完備)
最高買取価格 3万円
ビルトインコンロ 都市ガス用 RB31W13AR-W(新品・付属品完備)
最高買取価格 2万8000円
ガステーブルコンロ 都市ガス用 RTS61AWK1R-BAL(中古・付属品完備)
最高買取価格 2万2000円
ビルトインガスコンロ 都市ガス用 RB31AW8H2R(中古・付属品完備)
最高買取価格 2万円
ガスコンロの買取方法
次に、ガスコンロを買取に出す方法をご紹介します。
店頭買取
買取に出したいものをリサイクルショップへ持って行って査定してもらう、もっともポピュラーな方法。メリットは、査定額に納得すればその場でお金が手に入るところ。また、店頭買取限定での買取アップキャンペーンもあります。
デメリットは、お店まで商品を持っていく手間がかかること。小物や雑貨、コンパクトにまとめられるものであれば問題ないかと思いますが、冷蔵庫や洗濯機といった大型品は人手を必要とすることもあります。ガスコンロも容易に運べるものではないでしょう。
出張買取
買取専門のスタッフが家へ訪問し、商品を取りにきて買取する方法。メリットは、家にいれば買取ができるので手間がかからないところ。梱包もする必要がなく、単身の女性やお子さんをお持ちの家庭であれば大変便利でしょう。
デメリットは、出張手数料を取られる可能性があるところ。お店によっては無料でやってくれるところもあるので、事前に調べましょう。また、精密機械であればお店へ持ち帰って検査する必要があるので、お金が手に入るまで時間がかかることもあります。
宅配買取
ここ最近で利用者が増えている新しい買取方法。梱包をする手間がかかるのがデメリットですが、発送をした後はお店側が査定をし、電話またはメールにて査定金額を提示し、納得すればお金を振り込んでくれます。
お店のスタッフとのやりとりが少なく、自分の都合のいいタイミングで発送できる手軽さが人気のポイントです。また、お店によっては事前に梱包材を無料で提供してくれるところもあり、発送料も無料に設定するところが増えています。こちらをおすすめするお店も増えているので、やったことがない人は試してみてください。
高く売るコツ
ここでは、ガスコンロを高価買取してくれる可能性をアップさせる方法をご紹介します。
きれいな状態
料理をすれば、油や料理のカスといった汚れがついてしまうもの。それがついた状態で買取に出すと、買取スタッフからの印象が悪くなり、低い買取価格を提示される可能性があります。買取へ出す前に全体を確認し、汚れがあれば落とすようにしましょう。手間はかかりますが、きれいな状態で出す方が高価買取につながります。
付属品が揃っている
取扱説明書や保証書といった、購入時についてきた付属品を忘れずに買取に出すようにしましょう。ない場合は減額される可能性があります。もしどんな付属品がついていたか忘れた人は、メーカーのホームページに掲載されているので、確認しておきましょう。
動作する
着火しない製品は、不良品として扱われ買取してもらえません。買取に出す前に、しっかりと火がつくかどうか動作確認をしましょう。
新商品である
お店に出たばかりの新商品は、購入したいニーズが非常に高いことから、中古市場でも高い値段で買取される傾向にあります。また新商品でなくとも、比較的新しい商品に関しては高価買取してもらえる可能性があります。不要と判断したガスコンロは、早めに買取へ出すようにしましょう。
複数点を買取へ出す
付属品だけでなく、例えば純正のグリルプレートといったオプションアイテムもお持ちであれば、一緒に買取に出すようにしましょう。複数点を買取へ出すと買取額がアップするキャンペーンを実施するお店もあります。
処分法と注意点
年式が古かったり不良品だったりと、リサイクルショップで買取ができないと断られた場合、ゴミとして処分するほかありません。ここでは、処分の仕方と注意点をご紹介します。
ゴミの分類は「粗大ゴミ」
ガスコンロは、リサイクル法で定められる家電4製品(エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機)に含まれていないことから、家庭の粗大ゴミとして処分することができます。粗大ゴミの出し方は地域によって異なるので、指定清掃券(シール)を貼ったり指定の場所に置くなりと、地域の方法に従って処分しましょう。
ゴミに出す際はガスを抜く
ガスが残ったガスコンロは処分時に引火する恐れがあるため、危険が伴います。ガスの元栓を止めて、ガスホースを丁寧に外し、ホース内のガスが抜けたことを確認してから処分するようにしましょう。
廃品回収車には注意が必要
日中に街中をトラックで走る廃品回収車。音声での説明では”回収費用は無料”と謳っていますが、実際に渡すと高額の処分費を請求される可能性があります。また、回収後に不法投棄をして処分する違法業者も多く存在するので、回収車にガスコンロを渡す時には注意しましょう。
まとめ
料理をする人なら誰もが使ったことがあるガスコンロ。現在では組み込み式のビルドイン型が注目を集めている一方で、新品では高級品と同等の値段が付いていることから、中古市場で購入する人が増えている傾向にあります。
IHコンロへの変更や新型のガスコンロにするなどで不要になったガスコンロは、比較的新しい型であれば高く買取してもらえるかもしれません。上でご紹介した事項を参考にして、リサイクルショップへ買取へ出してみましょう。