ブックオフの洗濯機買取の口コミ・評判と利用方法

  • 2020年8月19日
ブックオフ買取

リサイクル業界の雄「ブックオフ」が喘いでいます。中古書籍買取・販売、進出した古着の販売どれもこれも厳しいようですが、最も足を引っ張っているのが中古家電という噂。人員増強などの先行投資がたたり2016年の3月期は3.5億円の赤字とのことです。

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ブックオフ、強みを発揮するか?!

しかし、どんな街にもあるのがブックオフの強み。そんな店舗が取扱品目を増やし単なる古本店から総合リサイクルショップへと変貌を遂げようとしているのは、利用者からすると耳寄りな話ではあります。

洗濯機の買取はどうなのだろう?

不要なものは全てブックオフへ、そんな流れができてしまえばブックオフにとってもメリットは大きいのでしょう。今回は、大型家電洗濯機をブックオフで買取ってもらうなら?という話。さて、どんなアンバイでしょうか。

ブックオフでの洗濯機買取の利用方法

まずは注意点!!

フランチャイズの加盟店を増やすことによって、店舗数を増加させてきたブックオフ。これは各加盟店ごとに経営者・オーナーがいるということ、つまり本部の方針が浸透しにくいということです。

家電の扱い、特に洗濯機や冷蔵庫のような大型のものに関してはショップごとに大きな違いがあります。扱っていないショップも多いですし、大型家電の主力となる、出張買取をしていないショップも多いのです。

ならば、中古家電の取り扱いなどしなければいいのにと思います。実際に単価が高く売場面積も狭くてすむ、黒物家電は扱いたいのでしょう。でも、洗濯機の様な白物家電は微妙。なぜなら単価もそれほど高くない上に、広い売場面積を占めてしまう、メンテナンスにノウハウも必要ないですから、本音では扱いたくないのかもしれません。

ですから、買取を依頼しようと考えているショップが、本当に洗濯機を扱っているかどうか、買取の方法は何が可能かの確認が必要です。でないと、洗濯機を店頭に持ち込んで断られるという笑えない状況担ってしまいます。

店頭買取編

・問合せ

持ち込もうとしているブックオフが冷蔵庫を扱っているかどうか?これを問い合わせる、これが一番大切です。

・事前査定

ショップ選びの重要ポイント。洗濯機本体に添付されている「メーカー」や「型式」、「年式」を伝えましょう。状態や使用期間・頻度をたずねられるはずですから、これらの問いにスムーズに答えられるようにしておきましょう。

・持込み~輸送時のボルトについて

最近主流となりつつあるドラム型の洗濯機の場合「ボルト」が必要となります。これは、洗濯・乾燥槽であるドラムと本体を固定するためのもので、新品を購入した時には必ず付属しています。

固定していないと故障の原因になりますから、このボルトを忘れずに使用しましょう。最悪ない場合は、中に毛布など大きくて重量のあるものを詰めて、ドラムの遊びを少なくするようにしましょう。ボルトの欠品は査定時に3,000円程度の減額になります。

輸送時に軽トラックを貸してくれるというショップも中にはあるようですから、これも問合わせてみましょう。

他にもホース類や取説など付属品も忘れずに持参しましょう。

・本査定

現物をみながらの査定となります。この時に色々な難癖(としか思えない場合もあります)を付けてきます。これはブックオフだけの特長というわけではなく、リサイクルショップの習慣の様なものなのです。

「付属品がない」、「状態が悪い」などなど。結果、事前査定の金額と大きな差が開いた場合は、すぐに別のショップへと向かいましょう。洗濯気を買取ってくれるショップはブックオフだけではないのですから。

宅配買取編

ブックオフグループで宅配買取を統括しているのはフランチャイズの本部。こちらで、洗濯機の宅配買取には対応していません。

また梱包に手間がかかり、輸送時の破損の可能性がある洗濯機は、仮に宅配買取に対応していてもおすすめはできない買取手段です。

出張買取編

大本命の買取方法です。もちろん、この方法にもコストがかかり、その分は査定額からマイナスされますが、「近所に来たついでに」とか「急ぎではありませんが」とか、ショップ側の都合に合わせる姿勢を見せれば、買取額のアップが期待できます。

また、同時に他のものも一緒に買取を依頼することも可能です。

ただ……あまりにも利益が薄そうな洗濯機の場合、事前査定の段階で断られてしまう可能性もありますし、「ブックオフ」の看板を掲げている以上、めったなことはないと思いますが、悪質な買取業者の場合、買取といっておいて現物を観た途端に処分料を請求されるケースもあります。

他にも事前査定時との価格の差が大きいなど、少しでも不審だと思ったら、きっぱり断ってください。押し切られてはいけません。

ブックオフ、洗濯機の査定基準

ブックオフに限らず、洗濯機に限らず、白物と呼ばれているものの査定基準は、すでに書いてある通り「型式」、「年式」、「状態」の3つの要素です。

「型式」でわかることならば海外メーカーのものや、容量が5kg以下のものについては価格が付きづらくなってしまいます。また「年式」については、製造5年以内のもの以外は値段が付きにくくなると思っていいでしょう。以上のことをクリアしていても不動品・故障しているような「状態」のものは買い取ってもらえません。

以上が、ブックオフにも当てはまるであろう洗濯機の査定基準。「当てはまるであろう」というのは統一の基準がないため、一概には言えないから。一度、問い合わせてみてくださいとしか言いようがありません。

ブックオフの口コミや評判

「知識がない」「二束三文」「売り場作りがなっていない」……web上での評判を見ていくと散々な印象ですが、これらのことは古本のだけを扱っていた時代から散々言われてきたこと。そんな評判にも関わらず、現在のブックオフまで成長したのです。

洗濯機など家電の買取を始めて、日が浅いこともあり買取も売場つくりも、まだまだの印象ですが、店舗数の多さを武器にいつの間にか定着するのでしょうか?それとも、家電買取を始めるという手を打った日が、ブックオフ凋落の最初となるのでしょうか?

ともかく、洗濯機を売るならば候補の一つとして加えておくには、全然問題はありません。選択肢は多いだけで利用者の利益になるのですから。

まとめ

苦戦しているな……というのが家電買取をおこなっているブックオフの印象です。それ以前から、貴金属や携帯電話など「おいしい」商材の買取をおこなっていたブックオフですが、決して結果が出ていたとはいえない状況でした。

そんな足元が固まらない状況で、家電買取に打って出るというのですから、英断といいましょうか、何といいましょうか……。しかし、比較検討をおこなうのが買取の基本ということから考えれば、そんなショップがもう一つ増えたと考えればいいのです。繰り返しになりますが、選択肢が増えるというのは、それだけでも歓迎すべきことなのですから。

木暮康雄

木暮康雄 (監修者)

ウリドキ株式会社代表取締役CEO。ウリドキプラスの発行人でもある。
リユース業界での起業・事業運営の経験が豊富でリユースの専門家としてのメディア出演歴も多数。
著書に「リユース革命」(幻冬舎)がある。

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