家電を買取ってもらう方法は大きく分けて3つあります。店舗まで持ち込む「店頭買取」、店舗まで送付する「宅配買取」、そして自宅まで来てもらう「出張買取」です。エアコンの場合、大型の上に部屋に取り付けてあるものですから、出張買取だけで店舗を探しても上手くいきません。
必要なのは、出張に加えてエアコンを取り外す技術を持っているリサイクルショップ、これ以外に選択肢はないと考えましょう。
店舗の立地も重要な要素
山口県はエリアが西・中・東・北の4つに大きく分かれます。「県内全域出張買取!!」とうたっている店舗は多いものの、県西部の下関から、最東部の岩国まで出張をしてもらうとすると、出張の経費がかかってしまうもの。出張料無料とはいうものの結局、買取価格を減額して帳尻を合わせているのが現実です。
ですから、依頼する店舗を見つける場合には事前の買取査定額も大切ですが、立地、どの地域にある店舗かも考慮しなくてはいけません。なるべく近場のリサイクルショップに依頼するようにしましょう。
店舗の紹介
ぼっくり屋
ぼっくり屋は山口県を中心に展開している創業35年の総合リサイクル・リユースショップです。
無料で見積もりを行っており、キャンセルも可能です。自宅から手軽に利用できる出張買取では、無料で最短即日出張が可能。電話やwebで事前に仮査定額がわかるため安心して買取に臨めます。
同店では買取のコツをwebサイトに掲載しています。利用される際は高価買取のためにもぜひチェックしてみてください。
今使っているエアコンの売却を考えている方は、まずは検討してみましょう。
なんでもリサイクル一番倉庫
県下最大級を謳う「一番倉庫」は下関市長府に店舗を構える総合リサイクルショップ。買取と同時に、処分もおこなっている点や、買取品目が非常に多い点で、使い勝手がいいといえるでしょう。県下全域が買取エリアとなっていますが、HP上に「明らかに値段が付かないものの場合は出張買取をお断りする場合があります」と明記されている点も正直で高感度がアップしてしまいます。
買取屋
幅広い買取品目が特長なのは「買取屋」、岩国市に店舗があります。HPに大きく書かれているのは「買取価格No.1」の文字。これも、200坪という広大な店舗面積で販売も手掛けているからできることでしょう。「他店の見積もりよりも1円でも安かったら場合、ご遠慮なくお申し付けください」の言葉も実に頼もしいショップ、近場の人はまず問合せだけでもしてみましょう。
利用方法
電話やメールで自分の持っているエアコンのタイプを伝えて、事前査定をおこないます。それを何店舗か繰り返し、一番高かったリサイクルショップに出張買取を依頼することになります。
その後、自宅まで来てもらい本査定の額に納得したならば取り外してもらい、清算をへて引き上げで完了です。
お店の選び方
事前査定の額は高いか?豊富な実績があるか?、そして近場のショップか?この3点が店舗選びで重要になります。最近は少なくなったというものの、悪どいショップはいまだのさばっていますから、実績や創業年などHP上の情報は吟味したうえで、リサイクルショップは選びましょう。
高価買取のコツやポイント
製造より5年以内が目安
リサイクルショップによって差がありますが、買取が可能なエアコンは製造5年以内というのが一般的。しかし、広い部屋を冷やせるもの(大容量、15帖~タイプ)や、メーカー(ダイキンなど国内メジャーメーカー)によっては、買取可能になりますから、まずは問合せをしてみましょう。
買取りに重要な項目を伝える
手持ちのエアコンが買取可能かどうかを、電話かメールで問い合わせることになるのですが、その時に伝えなくてはならないのが、「メーカー」、「型式」、「年式」の3項目。これらが書かれたシールは、室内機なら側面もしくは下面に貼付されていますから、確認をしておいてください。
買取ってもらえないケースとは
型式や年式で、ショップごとの基準に外れた場合以外で、買取不可となってしまうケースは多々あります。室内機はもちろん、室外機のサビなどの状態で買取不可と判断されるケースがあります。また、室内機の破損や汚れがひどい場合や故障、匂いが染みついているケースも同様に、買取ってもらえないかもしれません。
買取不可になった場合
買取ができないと判断された場合は、処分を依頼しなくてはいけなくなり、料金が別途必要となります。処分料の相場は3,000円程度でしょう。また、エアコンの取り外しには5,000円程度必要となりますが、複雑な工事が必要な場合は、割増料金となってしまいます。
高価買取を狙うには
エアコンの状態をよくしておくしか方法はありません。ホコリや汚れを可能な限り落としておきましょう。吹き出し口の汚れやフィルターの掃除も忘れずに。
加えて、エアコン買取の相場が上がる時期は夏前になります。しかし、相場が上がる時期を待って売ろう、と考えて取り外したエアコンを寝かせておくのはムダ。なぜなら、動作確認ができないエアコンはどこも買ってくれません。相場にあわせてどうこうできないのがエアコンの買取なのです。
査定基準や注意事項
査定基準は4つの項目のみ
「メーカー」、「型式」、「年式」そして「状態」の4つで中古エアコンの買取価格は決まります。買取を依頼するときに、できることは状態を上げるのみ。掃除をすることぐらいですから、念入りにおこなっておきましょう。
リモコンは忘れずに!!
よくあるケースは、引越時に付属のリモコンが荷物にまぎれてしまって見つからないというもの。こうなると買取不可もしくは、大幅減額はまぬがれません。
事前見積もりとの差が大きい場合
実店舗を持たずに、飛び込みで買取をしているような業者は、なかなか悪辣な手を使います。また、事前査定と本査定の額があまりにも差があるというケースも多いもの。
少しでもおかしいなと感じたら断るだけですから、すっぱりと断りましょう。交渉次第でどうなるような相手でもありません。
まとめ
エアコンの買取の場合は出張、取り外しが必要、つまり自宅に招かざるを得ません。そうなると、怪しいショップに以来はしたくありませんね。見分けるには実店舗を持っているのか?いつから事業をしてるのか?が重要なポイントです。
加えて、事前査定時の対応も店舗を見分ける要素。買取価格に目がいきがちになりますが、これらのことも踏まえた上で上手く店舗を選びたいものですね。