レグザは東芝が2006年から販売している液晶テレビのブランド名です。当初は国内のシェアが4位でしたが、その後CMに力を入れるなどしたため、2009年にはシェアが2位まで浮上した人気商品です。
レグザはいくつかのシリーズに分けられ、またモニターの大きさも何種類も発売されています。そのため中古の買取では、型落ち品となるスピードが速いので、高額買取を狙うなら早めの決断が重要です。この記事ではそれぞれの型の買取相場や査定基準など、買取の決断に必要な情報をまとめてみました。
レグザの買取価格や相場紹介
32型は15000円前後
中古のレグザの32V型の買取価格を調べてみると、最高買取価格は15000円~23000円くらいとなっています。キズの状態や箱なしかどうかで、ここから減額されていくので、大体15000円くらいが相場となるでしょう。
40型は20000円から
40型では最高買取価格が20000円を超える買取業者が多いです。43型になると買取上限は50000円近くなることもあり、サイズによって買取価格の相場は全く異なります。
それ以上の大型テレビは5万円以上
それ以上の大型テレビ、例えば55型のレグザでは最高買取価格が60000円以上となります。これくらいになってくると、買取価格の差も大きくなるので、買取業者選びが大事になってきますね。後ほど書きますが、リサイクルショップよりも買取専門店がオススメです。
宅配買取とその他の買取方法
宅配買取って?
宅配買取は、買取業者と顔を合わせずに行う買取方法です。オンラインや電話などであらかじめ査定申し込みをしておき、届いたキットにレグザを詰めて送り返します。店舗に商品が届くと査定が行われ、その結果はメールか電話で通知されます。価格に納得して承認すれば、銀行口座にお金が振り込まれるという流れになります。
レグザなどの液晶テレビは運ぶには大きすぎますよね。宅配買取であれば、査定申し込みから入金までの一連の流れが、全て自宅で完結します。大変な思いをして運んだり、立会いの時間を取らなくても良いので、とても便利なシステムです。
店頭買取・出張買取
店頭にテレビを持ち込んで査定してもらう店頭買取、出張員が自宅まで査定に来るのが出張買取です。どちらも査定員と顔を合わせる買取方法です。出張買取はまだしも、店頭買取は破損の可能性があるため、リスクを抑えたいなら宅配買取の方がオススメです。
東芝・レグザの査定基準
査定基準の代表的なものはこういったものです。
- 故障や破損の有無
- B-CASカードの登録者情報が削除されているか
- 付属品や説明書はあるか
それぞれについて、詳しく見ていきましょう。
1.故障・破損
中古でテレビが映らない、液晶が割れているなどの明らかな故障の場合は、買取不可となる買取業者があります。また買取自体は可能でも、金額が相場よりも大幅に下がることは覚えておきましょう。液晶テレビであれば、表面にキズが多い場合も故障と同等の扱いになることがあります。日頃の使い方だけでなく、梱包時にもキズがつかないよう注意して下さい。
2.b-casカードの取り扱い
有料放送を登録していた場合は、b-casカードに登録者情報が記録されています。この登録者情報を削除せずに査定に出してしまうと、大幅に価格が下がることがあるため注意が必要です。また、買取業者でb-casカードを引き取ることはできないので、必ず抜いておきましょう。
3.付属品の準備
まず箱なしの場合は、それだけでも減額の対象となります。その他に、電源ケーブルや説明書など、購入時についてきた付属品は全部そろえてから査定に出しましょう。何が入っていたか覚えていない場合は、取扱説明書に書いてあるので、確認してみて下さい。
高額買取のコツやポイント
まずはいろいろ比較しよう
今はWebサイトを持っている買取業者が多く、買取価格や相場などをオンラインでチェックすることができます。売りたいテレビの型式や、レグザであればモニターのサイズ、付属品の有無や箱なしかどうかが、買取価格に影響するので、いろいろ比較して高額買取実績があり、減額条件の少ない買取業者を選びましょう。
ピカピカだと買取価格がアップ!
故障や破損はシロウトにはどうすることもできませんが、見た目を良くすることは誰でもできます。特に液晶テレビは、キズや汚れの少なさが高額買取に欠かせない要素なので、モニターはピカピカにしておきましょう。買取価格のアップにつながります。
買取専門店を選ぶのがコツ
東芝・レグザは人気商品のため、多くの買取業者で売却することができます。だからと言って、手近なリサイクルショップにいきなり持ち込むのはもったいないです。みんなが欲しがる商品ほど、目利きの出来る鑑定士がいる買取業者を選ぶべきです。マーケティング視点が優れている方は買取専門店にいることが多いので、1業者は査定候補に含めておきましょう。
よくある質問に回答します
Q1.故障したレグザ(液晶テレビ)は買取可能?
A1.買取可能な業者と買取不可の業者があります。また故障や破損の程度によっては、買取可能となることもあるので、対応可能かどうか店舗に電話やメール確認をしてみることをオススメします。
Q2.古い液晶テレビでも買取可能?
Q2.大体製造から6~7年経過した液晶テレビは買取対象外となることが多いです。ただし一部の買取専門店やリサイクルショップでは、価格は下がるものの買取OKとなっているので、心配な場合は査定の前に確認した方が良いでしょうね。
Q3.複数のテレビの処分はどうすれば良い?
A3.複数テレビがある場合は、1つの店舗でまとめて売るのをオススメします。なぜならば、いくつもの業者と取引するのは、査定結果の確認と承認・査定立会い/梱包などの手間がかかり過ぎるためです。
またブラウン管テレビなどの買取価格が付かないような商品でも、他に買取できるテレビがあれば引き取ってもらえます。さらにセットだと買取価格がアップすることもあるので、わざわざ買取業者を分けるメリットは少ないでしょう。
東芝・レグザの買取まとめ
レグザは人気商品なので、中古であっても買取してもらいやすい商品だと言えます。同じテレビの中でも知名度があるので、どこの買取業者でも価格を相場より大幅に下げることはしないでしょう。大型であればあるほど、リサイクルショップと買取専門店の金額差が開くので、複数店舗の相見積もりは大切です。
レグザ買取の際の注意点としては、キズを付けない・型落ちする前に売る・付属品をそろえるなど、一般的な家電と同じものが挙げられます。箱なしの場合は、減額対象としない買取業者を選ぶことも重要ですね。あとはb-casカードの取り扱いだけ気をつければ、高額買取を狙えるはずですよ。