業務用や家庭用、新品や使用感の浅いもの……コーヒーメーカーといっても、商品の種類や状態は様々。大切なことは、それぞれに応じたショップを探すこと。
しかし、そこはリサイクルショップの数が非常に多い東京ですから、選択の幅は広いはず。Web上で宅配買取をメインでやっているショップの本部があったりもしますから、直接持ち込むことも可能だったりします。
手持ちのコーヒーメーカーにあわせて、買取先を豊富な候補から選択し、少しでも有利な条件での買取を狙いましょう。
店舗の紹介
家電高く売れるドットコム
特徴
1.知名度抜群のショップの店頭買取を利用できる。
2.電話やWebで大まかな査定価格を知ることができる。
「何かを買取してもらう、Webで検索」、こんな作業をすると必ず上位にヒットしてくるのがReReグループの「高く売れるドットコム」。宅配や出張メインの買取が強い印象ですが、大都市近郊には店舗を展開。東京なら江東区にリユースセンターを持っています。
センターは無料駐車場やフリードリンクのサービスもあり、利用しやすい雰囲気。意外と重量があるコーヒーメーカーを抱えて電車に乗るなんてとんでもない……ならば、車で来店できるのも大きなメリットですね。
住所:東京都江東区千石2-3-3、横浜・埼玉にも店舗あり
買取専門店ネオスタ
出典:買取専門店ネオスタ
特徴
1.買取品目が非常に幅広く、出張などにも対応してくれる。
2.東京を中心に店舗数が多いので、お近くにもショップあるかも。
東京を中心に71店舗を展開する「ネオスタ」は、平成22年の創業以来、累計100万点を超える商品を買取ってきました。ブランド品やホビー類、家具など非常に幅広い買取品目が特徴、物によってはあまり価格の付かないコーヒーメーカーだけに、手持ちのものをまとめて処分し小遣いにしたいといった使い方には便利なショップです。
買取専門店を数多く作るスタイルで営業するローコスト運営が特徴。販売先はもっぱらヤフオク!ですから、リアルな相場に近い買取が期待できるでしょう。HP上には利用者の声が多数アップされていますから、参考にしてください。
住所:東京都墨田区押上3-25-17他多数
たまや質店
特徴
1.新品・未使用品に強い質屋系のショップ
2.大型リサイクルショップと変わらない取扱品目
最近、新品・未使用品の電化製品を買取る質店が増えてきました。リサイクルショップと異なる基準を使っているためか、全般に買取価格が高い傾向にあります。利用しない手はないでしょう。質店と聞くと非常に敷居が高そうですが、「たまや質店」はリサイクルショップ的な店構え。利用しやすいのがいいですね。
長い歴史を持つショップが多いのも質屋系の特徴。会社の歴史は信頼の証です。「たまや質店」も地元密着で60年とか。すぐ出店して、すぐ撤退するようなショップとは信頼感が違いますね。
住所:東京都国分寺市本町3-5-7たまやビル1F
利用方法
まずは、状態や定価を考えて手間をかける価値があるかどうかをジャッジします。値段が付くと判断するならば、複数店舗にメールや電話で問合せ、一番高いところに依頼する。この方法は変わりません。
この場合、せっかくショップが多い東京にいるのですから、店頭買取をメインに考えるのが良いでしょう。同じ条件ならば、宅配買取よりも送料分は高くなることが期待できますし、最後のひと押しや駆け引き、なかなか楽しいものですよ。
お店の選び方
新品・未使用品を持っている
新品・未使用品ならば質屋系のショップを利用できるチャンスです。買取相場は高めの傾向がありますから、電話やメールで問い合わせて相場が高いショップを見つけて、持ち込むことができれば最高です。
ただし保証書にハンコが付いてあるだけで数千円の減額、少しでも使用感があれば買取不可となるショップが多いもの。完全新品・未使用の場合のみ利用できると覚えておきましょう。
業務用を使っている
通常、製造後5年以内が家電製品を買取ってもらえるボーダーです。しかしオフィスで使うような、半業務用のコーヒーメーカーの場合はその期間を超えても買取ってもらえるケースがあります。
「ネスプレッソ・ジニアス」や「カリタ・ETシリーズ」など大容量タイプは家庭用と異なり、パーツもタフに作ってあるもの。メールや電話で業務用であることを伝えた上で、対応してくれるショップを選ぶことが必要になります。
高価買取のコツやポイント
ふさわしいショップを当たる
未使用品、業務用、家庭用。コーヒーメーカーと一口にいっても状態や機能によって、ふさわしい買取先は変わってきます。所有しているものが何なのか、売り先はどこなのか、見極めることが必要です。
手間をかけるにふさわしいか考える
家庭用のコーヒーメーカーで使用感があるものは、買取価格が付いて1,000円程度です。こんな場合は、買取相場を調べたり複数のショップを周るだけ時間のムダ、「時間をかけること=コスト」なのです。
新品の場合は慎重に
新品・未使用品の場合は買取先が豊富になります。定価が高いものならば特に力を入れて複数店舗での買取価格の比較をおこない、都外のショップに宅配買取を依頼することも視野に入れましょう。
ただし、最近はタダで配っている「ネスカフェ・ドルチェグスト」は除きます。近場のリサイクルショップで手早く現金化するのが一番です。
査定基準や注意事項
新品・定価の高いもの
状態が新品に近ければ高い値段が付きますし、定価が高ければ買取相場も高いもの。使う予定がないならば、箱に入った状態から出さないことが大切ですし、定価が高いものならば時間をかけて買取先を比較するメリットはあります。
付属品の有無
フィルタや給水タンク、水受けトレイなどコーヒーメーカーには多くのオプションが付属しています。これらが欠けていると査定価格がダウンするばかりか、買取不可となるケースもありますから、必ずそろえた上で買取を依頼しましょう。Webなどで同梱品をチェックした方がいいかもしれません。
状態を良くしましょう
使用頻度が少ないものなら掃除をする価値があります。「ショップですぐに販売できる状態」を想像し、それに近づけるよう努力をしましょう。この場合も、手間をかける価値があるかどうかの判断は重要です。ないと判断するならば使い続けるか、廃棄した方が良いかもしれません。
また、せっかくキレイにしたならば最後のひと押し、店頭でのアピールもおこないましょう。たった数100円といえども、高い方がいいですものね。
まとめ
ネスカフェ・ドルチェグストのような突然増殖し、終わっていったような特異種を除き、コーヒーメーカーは比較的商品サイクルは長いもの。相場の乱高下は考えにくいのですが、新しいものほど高く売れるという鉄則は変わりません。
「しまっておかない、すぐに売る」、この考え方は、東京やコーヒーメーカーなど地域性やアイテムによっても変わるものではありません。
使わないと判断したらすぐに売る、これは売り時を見つけるという点でも意味があるのです。