洗濯機が故障した!修理・処分か、買取か?対処法まとめ

  • 2018年3月11日
洗濯機処分

梅雨も明けた時期となり、これから真夏に向かって猛然と暑さが増してくる今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。…日常生活でいつも使っている工業製品がありますよね。毎日当たり前のように稼働していますが、日本の優れた技術を持ってしてもいつか故障する時がやってきます。これから夏にかけて、高温多湿の状態で様々な電子制御系統が故障しがちになります。

今回は、洗濯機が故障した際に、その対処法、買取または処分の方法について一番賢く、できればお金に変えてしまおう、というお話をお届けします。洗濯機に限らず家電に囲まれる生活をしているあなたに、ご損はさせません、ぜひご一読をお願いします!

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洗濯機の種別

洗濯機処分

まず故障の仕方も洗濯機の種別によるところがありますので、ご自分の洗濯機がどの分類にあたるか知っておきましょう。

全自動洗濯機

従来からの洗濯からすすぎまで自動的に移行してくれる洗濯機です。近年乾燥機能付きのモデルが出てくるまで長年洗濯機の主流でした。価格帯も30,000円〜6万円程度が多く、乾燥機能付きの洗濯機に押されつつありますが、リーズナブルさもあり需要も絶えない機種であると言えます。

縦型洗濯乾燥機

全自動洗濯機のすすぎの後に、熱風と回転で衣類の乾燥まで行うタイプです。形としては従来の全自動洗濯機と変わりません。全自動洗濯機の次世代モデルとしてかなり普及してきましたが、価格帯は上が13,0000万円程度とはね上がります。全自動洗濯機が手頃なものとして現役であるのも価格によるところもあると言えます。

ドラム式洗濯乾燥機

洗濯・乾燥のゾーンが斜めになったものがドラム式洗濯乾燥機です。衣類を遠心力で持ち上げ、叩き落す、ドラムを急速に回転させるなどの方式を組み合わせ洗浄力と乾燥力を向上させています。洗濯物のからみが少なくなるので、衣類が傷みにくく、少ない水で洗うことができるので節水効果も強いです。現在ドラム式が最先端のモデルと言えますが、価格帯は10,000万円〜20,000万円の物が多く、洗濯機の主流となるにはもう少し時間がかかりそうです。

保証期間

洗濯機が故障したらまず保証期間内かどうかを必ず確認しましょう。保証は一般にメーカー保証と販売店保証があり、メーカー保証はほぼ購入から1年間以内が修理対象、販売店保証は購入の際に加入するかどうかを選択し、加入する場合は洗濯機の費用の数%を支払って2年〜5年程度の修理期間を保証してくれるものです。

メーカー保証の場合は修理出張費以外は無償で直してくれる場合がほとんどです。ただし、使用者の責が強い破損などは対象外になります。販売店保証は年数が経過するごとに修理費用負担が減額する(3年で80%、5年で50%など)保証の内容は様々ですので、購入時に必ず確認しましょう。故障の際には保証書を見て内容を確認し、自力で直せる範囲を超えていればまず最初にメーカー・販売店に相談し、修理内容・費用を確認しておきましょう。出張費は必ずとられてしまいます。

自力で直してみる

洗濯機の動きがおかしくなった時には、まずエラーコードを確認し説明書に記載されている原因を探ってみましょう。この機能だけである程度故障の部位が特定できます。

水回り

排水の詰まりの場合はホースや排水溝に糸くずや異物が詰まっている可能性があります。排水部の異物を取り除き、洗濯機を排水の状態して水道水を流してみましょう。それでも直らない場合は電子制御系統の異常が考えられます。こうなると素人には手が出せませんので、メーカーの修理窓口、または販売店の修理窓口に連絡しましょう。

本体

回転が遅い、使用時にガタガタと揺れて音が鳴るという場合は内部のモーターのベルトに異常がある場合が多く、自分で修理しようとすると外装をはずして横向きにし、ナットを調整するという作業が待っています。機械に強い人以外はかなり難しいと思いますので、修理窓口に連絡しましょう…。

エラーコードが説明書に載っていない

エラーコードが説明書に載っていない。その場合は電子制御系統の故障が多いので、修理窓口に連絡しましょう。異常があってもはっきりと部位が特定できなければ、自力でなおすことが難しく電子制御系統が原因の場合はなおさらです。

修理か・処分か

さて、費用を考えて、修理するのが良いか・新しく買い換えるのが良いかという問題が出てきます。メーカー保証の1年であれば基本的に出張費以外は無償で修理してくれるので、迷うことはありませんね。販売店保証の場合は保証期間が長いものは年数によって費用負担が減額するものがあります。2年目で80%負担、5年目で30%負担といった具合です。

こうした場合は販売店に問い合わせて、しっかりと症状を伝えて費用の見立てをつけてもらいましょう。例えば一般自動洗濯機で修理の費用を保証分で差し引いても、3円万〜5万円レベルの費用であれば新しいものが買えてしまいます。メーカー保証・販売店保証ともに期限が切れている場合、問い合わせて修理内容・費用がはっきりしている場合以外は、買い替えを考えたほうが合理的ではないでしょうか。場合によっては修理の交換部品が製造中止になっている可能性もあります。
購入時に、一人暮らしである、大家族で使用頻度が多く量も多いある、といったライフスタイルを考えて保証期間・保証内容のプランを組み立てておきましょう。

処分の仕方・場合によっては買取できるかも

最後に、洗濯機を処分することになった場合、の方法をお伝えします。洗濯機は家電リサイクル法対象ですので、基本はリサイクル料を払って家電販売店、または認可を受けた業者に回収してもらいます。こちらからお金を払って処分することになるのですが、無償での引き取り、うまくいけば買取してもらえてお金をもらえるやり方もあります。これらは廃棄ではなく中古品売買になりますので、違法ではありません。少しだけ手間をかけてうまく売り抜きましょう!

おすすめ洗濯機買取ショップ

エコズ

エコズ
出典:エコズ
エコズは基本的には不用品、オフィス移転にともなう大量処分品などを回収するリサイクルショップですが、価値のある家電や希少品に対しては買取を行っています。基本回収料金として2,800円、一般自動洗濯機が2,000円・乾燥機能付きが5,000円の回収料金がかかりますが、そこから査定額がプラスされるシステムです。

例えばドラム式洗濯機であれば基本料金2,800円+洗濯機回収料金5,000円で7,800円がこちらからの支払い、そこに15,000の価値があると査定されれば相殺され7,200円貰えることになります。洗濯機以外にも処分したい家電・家具がある場合は一緒に取引するとお得になります。
回収対応エリアは東京都・埼玉県・神奈川県です。取引量によってはエリア外も対応してくれますので相談してみましょう。

リサイクルポーター

リサイクルポーター
出典:リサイクルポーター
リサイクルポーターは東京都八王子市下柚木に店舗を持つリサイクルショップです。洗濯機自動洗濯機・洗濯乾燥機が持ち込みのみ0円以上の査定(最低額0円)、ドラム式乾燥機は1,000以上の査定が付きます。出張買取を東京都全域で行っていますが、最低査定価格は保証されていません。電話で相談しましょう。(価格は2016年7月6日現在・社会情勢による変動あり)

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は洗濯機が故障した際に、修理または処分・買取する際にお役に立てそうな情報をお届けしました。自分で持ち運びできないサイズの家電製品の不意の故障は対応が難しいですよね。できれば故障する前から、対応する準備をしていたいものです。

木暮康雄

木暮康雄 (監修者)

ウリドキ株式会社代表取締役CEO。ウリドキプラスの発行人でもある。
リユース業界での起業・事業運営の経験が豊富でリユースの専門家としてのメディア出演歴も多数。
著書に「リユース革命」(幻冬舎)がある。

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