まず、勘違いされやすいのですが……シャープの「ヘルシオ」はウォーターオーブン、電子レンジではありません。高温の水蒸気で調理法することにより、油や塩分を減らすことができるという点で一躍脚光を浴びました。
そんなヘルシオが登場したのは2004年、毎年新型が出ていますから、現在では12代目。中国資本となったシャープ、今後のヘルシオの動向はどうなるのでしょうか?もしかして現在販売されているものにプレミアがついたりは……しませんか?やっぱり。
高く売れるモデルと買取価格紹介

以下の買取価格は、使用感が浅いもの~未使用品の場合。ある質屋系のショップを参考にしています。多色展開されているモデルなら白が数100円高くなる傾向があります。
2015年モデル
・AX-XP2WF
買取 5万2,500~7万3,500円
実売 16万1,000円
・AX-XP200
買取 4万5,900~6万4,200円
実売 7万4,000円
・AX-SP200
買取 3万6,500~5万1,900円
実売 5万9,000円
・AX-MP200
買取 2万7,000~3万7,800円
実売 4万7,000円
・AX-CA200
買取 1万9,500~2万8,900円
実売 3万4,000円
2014年モデル
・AX-XP1WF
買取 3万8,500~5万5,800円
実売 8万6,000円
・AX-XP100
買取 3万2,500~4万7,800円
実売 6万9,000円
・AX-GA100
買取 2万4,900~3万5,100円
実売 5万6,000円
AX-SA100
買取 2万1,600~3万200円
実売 4万7,500円
AX-CA100
買取 1万5,400~2万3,800円
実売 3万3,000円
おすすめ買取店
Navi家電
フラッグシップモデル「AX-XP2WF」で、10万3,000~15万4,000円という飛び抜けた買取価格を掲示しているのが「Navi家電」。ヘルシオの他のモデルでも他店はおろか、ヤフオク!ですら、軽々と上回る価格ですので、注目せざるを得ないでしょう。
他の買取ショップと「Navi家電」が大きく違うのは、買取は未使用新品のみが対象になっている点と、「買取業者のための」と強く打ち出している点。この価格で買取ってもらえるならば、一切文句はありませんが……。
査定価格を上げるためにやっておくべきこと
査定価格を上げるために、新品未使用の場合は箱から出さない以外にないのですが、使用している場合ならば、どこまで見た目を良くできるかが大きなポイントとなります。
水を使って加熱・調理をおこなうウォーターオーブンという特性上、調理の度に庫内に水滴が大量につきます。日ごろのメンテナンスでは、使用後の拭きとりが大切です。
また、外観の汚れは中性洗剤で拭いても取れないならば、マニキュアの除光液が有効。もちろん、目立たない場所で試した後の使用になります。
まとめ
他の家電でもそうなのですが、最も高価なモデル「AX-XP2WF」の買取還元率が低い傾向があります。要らない機能を詰め込んで、価格だけ異様に高くなる、その一方で需要はない。日本の家電の凋落の原因はこんな所にあるのではないでしょうか?
ホンハイ傘下となった今後、このような飛び抜けた機能を持つモデルは減っていくのでしょうか。外観からニューモデルであることが全く伝わらない、ついさっき発売になったばかりの2016年モデル「XW300」を見ながら、ちょっとさみしさを感じたりするのです。

