家電廃棄、あなたならどうする?費用不要の廃棄方法まとめ

  • 2018年3月11日
家電処分

最近の家電は高性能なのに丈夫だから、一度購入したらなかなか買い替えないものですよね。でも、逆に言えば壊れるときは突然なので、廃棄しようと思ってもどうすればいいか分からない、という人は少なくないはず。もしくは引っ越しなどのタイミングで、一式新しいものに変えてしまおうという方もいるでしょう。そのとき、家電を処分するにもお金がかかることに気づくこともあるかもしれません。

でもその家電、本当にお金を払って廃棄するしかないのでしょうか?今回は家電廃棄の中でも、費用がかからない方法を探してみました!

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一般的な回収方法と買取という選択肢

家電処分

まずは、一般的な廃棄方法をまとめてみましょう。一番初めに思いつくのは、「粗大ごみにだす」という方法だと思います。

粗大ごみに出す

粗大ごみを出すときは、有料で事前の申込みが必要です。しかし実は、エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機は、家電リサイクル法によりリサイクルすることが義務付けられていますので、粗大ごみとしては収集してもらえません。

その代り、家電リサイクル受付センターというところが収集・回収を行っています。リサイクル料金はメーカーによって変動しますが、おおよその金額は以下の通りです。

  • エアコン 972円
  • テレビ(ブラウン管式 16型以上) 2,916円
  • テレビ(ブラウン管式 15型以下) 1,836円
  • テレビ(液晶・プラズマ式 16V型以上) 2,916円
  • テレビ(液晶・プラズマ式 15V型以下) 1,836円
  • 冷蔵庫・冷凍庫(内容積171L以上) 4,644円
  • 冷蔵庫・冷凍庫(内容積170L以下) 3,672円
  • 洗濯機・衣類乾燥機 2,484円

これに、収集運搬料金が追加されます。自分で受付センターまで運べる場合は、運搬料は必要ありません。

購入時の販売店に持ち込む

自分で受付センターに申し込むのではなく、購入した販売店に持ち込むという方法もあります。この場合も、上記リサイクル料と収集運搬料金がかかります。

買い替えの際に持ち込む

古い家電を、新しい家電に買い替えるという際は、新しい家電を購入する販売店に持ち込んでも大丈夫です。もちろん、リサイクル料金と収集運搬料金は支払わなくてはなりません。ただし、支払い方法は販売店によるとのことなので、販売店によっては新しい家電を値引きするなどの形で対応してくれる可能性があります。

買取に出す

さて、上記の方法はすべて廃棄するのに費用が掛かりましたよね。冷蔵庫などは、大きさによって処分するだけで5,000円以上かかるということが分かりました。もしあなたの家電がまだ誰かに使ってもらえそうだという場合は、買取を検討してみましょう。買取なら、費用が掛かるどころか、お金を支払ってもらえるかもしれないのです。

買取してもらえる家電とは?

耐久年数内の家電

家電には耐久年数があり、買取店の条件として、「製造から●●年以内のもの」などと提示されます。耐久年数は家電の種類によって異なりますが、おおむね5年以内のものであれば買取可能としている買取店が多いです。もちろん、正常動作することが前提です。

人気家電

中古市場の人気と家電業界での人気は基本的に一致しています。よって、話題の家電や人気家電、ブランド家電などは中古でも積極的に買取してもらえる可能性が高いです。

定価が高い家電

定価が高ければ買取価格が高くなるのは常識ですよね。あまりに定価が低いものは、再販しても利益が取れない可能性があるので、買取店も敬遠します。ただし、無印良品やバルミューダなどデザイン性に優れた家電は、定価が安くても欲しがる人が多いので、買取を強化している買取店もあります。

家電買取が得意な買取店2選

オフハウス

オフハウス
出典:オフハウス
オフハウスでは、冷蔵庫などの大型家電も買取してくれる総合買取店です。家電は製造後7年以内の製品まで買取してくれるので、間口が広いですよね。衣服や生活雑貨も買取しているので、引っ越しのタイミングで一斉処分したいという方は、出張査定を頼んですべてまとめて買取ということもできます。

福ちゃん

福ちゃん
出典:福ちゃん
ブランド買取で有名な「福ちゃん」も、家電買取を行っています。季節家電も年中買取を受け付けており、最新家電に関しては高価買取を徹底しているのが特徴です。出張査定が無料なのはもちろんのこと、査定の上でキャンセルしても費用は一切かからないので、安心して気軽に査定が頼めます。

家電廃棄費用をなるべく抑えるためのコツ

「どうやら私の家電は買取には出せなさそう…」と思った方のために、できるだけ安く済む廃棄方法を考えてみました!

小さな家電は細かく分解

大きい家電は処分できませんが、例えばIHヒーターや小型の電気ストーブなど、小さい電気機器ならば自治体でもゴミの日に出せることがあるので、細かく分解をするという方法があります。大抵の家電製品は分解ができますので、手先が器用な人は細かく分解し、ゴミの日に捨てるという方法もあります。しかしこれには危険が伴いますし、確実な方法とも言えないので、まずは自治体に確認をしましょう。もちろん大型の冷蔵庫などは分解も困難ですし、勝手に捨てるのは違法です。

欲しい人に譲る

欲しい人に譲る、というのは近年ポピュラーになってきた考え方です。それ専用のアプリなども多数リリースされているので、一度覗いてみるのもよいでしょう。捨てるより人にも環境にも優しい方法ですよね。自分で発送をすると大変費用がかかるので、近場に住んでいる人を対象に、取りに来てくれれば無料で譲る、などの内容にすれば貰いに来てくれるケースもよくあります。

まとめ

家に眠っている家電製品を一気に処分しようとすると、大変にお金と手間がかかるものです。嵩張るものも多いので、特に高齢者しかいない家庭の場合は切実な問題にもなります。もっとも正当な手段はリサイクルセンターに申し込むという方法ですが、大型家電は思った以上に処分費用が掛かるもの。もしまだ使えるのであれば、買取に出すという選択肢をぜひ検討してみてください。

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