ミニマリストはどんな食生活を送っている?気になる節約術や工夫を解説!

  • 2024年5月29日
この記事で解決できるお悩み
  • ミニマリストの食生活が知りたい
  • ミニマリストの定番食材が知りたい
  • ミニマリストの食費節約術が知りたい

ミニマリストはいったいどんな食事をしているのでしょうか?ミニマリストになると食費が安くなるといわれていますが、実際はどうなのか調べてみました。

最小限の必要な物しか持たずに生活しているミニマリスト。食事もシンプルであることが多いので、ミニマリストになると食費があまりかからなくなるといわれていますが、本当に食費がかからないシンプルな食事をしているのでしょうか?

ミニマリストのなかには、ウェブページやブログで日々どういった食事をしているかを公開している方がいます。

ここでは、そのような情報を参考にして、実際にミニマリストたちが毎日どのような食事をしているか調べてみたので解説していきます。

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ミニマリストになると食費も安くなる?

お金

ミニマリストは少ない持ち物で生活する方のことです。少ない持ち物でも、幸せに生きることができるので、ミニマリストになったら食事にあまりお金がかからなくなったという方も少なくありません。

ミニマリストは自炊派が多い

ミニマリストの方が食事にあまりお金がかからないのは、自炊派の方が多いという特徴があるからです。そして、自炊派をしているミニマリストの方は、食事にあまりお金をかけないようにするために色々な工夫を行なっています。

それでは、実際に自炊をしているミニマリストはどのようなことを工夫しているのかを紹介していきます。

工夫① 安く栄養のあるものを食べる

白米ではなく玄米を食べるミニマリストが多いですが、それは玄米が体によいためではなく玄米の方が安いのに栄養価が高いからだそうです。

栄養価の高い玄米にすれば、日々の食事の料理の数を一品減らしても問題ないですよね。
 

工夫② 作り置きするして冷凍保存しておく

毎食料理をしていると、その都度、水道やガスを使ってしまいますよね。また、料理をするのにも時間がかかります。

一度にたくさん料理しておいて、それを冷凍保存しておけば料理する回数や水道やガスを使う回数を減らすことができます。また、一度にたくさん作ることで買ってきた食材を全部無駄なく使うこともできます。

ただ、なかには作り置きして冷凍保存すると冷凍庫に物がたまるからといって、食べずに残るものが出る可能性があります。その都度、必要な量を料理した方が無駄がないと考えているミニマリストの方も多いようです。

工夫③ 時短料理で自炊する

自炊しているミニマリストは、時短料理のメニューのレパートリーが豊富です。調理するのに時間がかかるメニューだと、時間を無駄にしてしまうからです。

なかには自炊ではあるけど買ってきたものを皿にのせるだけの食事をしている方や、入れたり混ぜたりするだけで簡単に作れるものを食べているというミニマリストの方も少なくありません。

工夫④ メニューはルーティン化

ミニマリストの方の食事は時短料理が多いですが、食事のメニューをルーティン化している方も多いです。自炊で一番大変なのは、毎食のメニューを考えることです。

ミニマリストのなかには、そのメニューを考える時間も無駄だと考えている方がいます。

そのようなミニマリストは、食事のメニューをルーティン化し、曜日ごとに食べるメニューを決めています。曜日でメニューを固定しておけば、毎月30回程度考えなければはならないメニューを考える手間が省けます。

また、メニューを固定しておくことで、曜日ごとに使う食材の種類と量も固定できるので、食材を無駄にしなくなりますし、買い物にかかる時間も省略できるというメリットもあります。

ミニマリスト=質素な食事ではない

ミニマリストになったことで1日1食の食事しかしなくなった、玄米のような健康によい食品しか食べなくなったという方もいます。しかし、ミニマリスト全てが質素な食事をしているわけではありません。

勘違いしている方も多いですが、ミニマリストの生活は何もかも捨てた生活ではありません。自分にとって必要のないことにはお金はかけませんが、必要なことにはお金をかけますし我慢もしません。

食事をシンプルにするミニマリストは多いですが、食事にしっかりお金をかけているミニマリストもたくさんいます。また、家に調理道具を置きたくないので、食事は外出ばかりで毎日食費がかなりかかっているというミニマリストも存在します。

調理器具や調理家電を持たないミニマリストも多い

最小限の必要な物しか持たないミニマリストは、調理器具も最低限しか持っていない方が多く、家に何も調理器具がないミニマリストも少なくありません。

調理器具を置かない理由はミニマリストによってさまざまで、家に調理器具があるとキッチン周辺がゴチャゴチャするのが嫌という理由の方もいれば、自炊はしているけど調理しないものを食べているからという方もいます。

また、基本は外食で家では料理をしないから調理器具は必要ないという方もいます。

ちなみに、家で料理をしないという方は、食材を家で保管しておく必要がないので冷蔵庫を持っていない方もいます。

さらに、買ってきた食材はその日のうちに使い、作った料理はその日のうちに食べるようにしたら冷蔵庫や電子レンジは必要なくなったので処分してしまったという方もいます。

ミニマリストはどんな食生活を送っている?

箸置きと木製の箸

ミニマリストは一体どのような食事をしているのでしょうか?

食事にこだわらないミニマリストもいれば、他はどうでもよいけど食にはこだわっているミニマリストの方もいるので、「ミニマリストの食事はこれ」とは断定できませんが、ブログなどで日々の食事を公開しているミニマリストたちの食事で平均的に多かった食事内容を紹介します。

朝食

朝食を食べなかったり、コーヒーや野菜ジュースで朝は済ませてしまうというミニマリストも多いです。

朝もしっかりと食事を摂るというミニマリストの方も多くいましたが、ご飯と味噌汁のみやパンとスープといったように、食事をしても簡単に済ませている方がほとんどです。

昼食

朝だけでなく昼食も食べないようにしている方や、昼の食事もできるだけ簡単に済ませているミニマリストの方が多くみられます。

また、前は昼食は外食をしたりコンビニなどでお弁当を買って食べていたりしたけど、ミニマリストになってからは「おにぎりを作って持っていくようになった」、「お弁当を持参するようになった」という方もいます。

夕食

外食はしなくなったというミニマリストも多いですが、それ以外はミニマリストになる前とあまり変わらない食事をしている方が多いのも特徴です。

ただ、白米ではなく玄米を食べるようにしたとか品数を減らしたなど、ミニマリストになる前より食事がシンプルになったという方もいましたが、夕食は食べないという方はほとんどいません。

ミニマリストの定番食材7選

ミニマリストの方たちの食事は人によって異なりますが、ミニマリストがよく使う定番食材があります。それでは、具体的にみていきましょう。

定番食材① 玄米

栄養価が高く、値段も安い玄米はミニマリストの定番食材です。玄米は食物繊維、ビタミン、ミネラルが豊富ですし、ダイエット効果も期待できます。多くのミニマリストが白米ではなく玄米を食べていると語っています。

定番食材② サツマイモ

サツマイモもミニマリストの定番食材といってよいでしょう。

食物繊維が豊富なので便秘解消の役に立ちますし、ビタミンC、カリウム、食物繊維の含有量は芋類の中でもトップクラス。甘く食べやすいことから特に女性人気が高いです。

定番食材③ アボカド

アボカドは世界一栄養価のある果物です。老化の防止、体内のデトックス、血液をサラサラにするなど様々な効果があるほか、脂肪の燃焼効果もあります。

スーパーなどでもよく売られていますし、価格も手頃で冷蔵庫に入れなくても2日くらいは日持ちします。

切ってそのまま食べれますし、ごはんにのせてアボカド丼にするなどアレンジができるのがミニマリストに人気の理由でしょう。

定番食材④ サーモン

どこのスーパーでも手に入るサーモン。タンパク質などの栄養価も豊富かつ安価なので、ミニマリストからも人気があります。

お刺身にしたり、煮付けたり、焼いたりできるので、食事のルーティンに取り入れている方も多いです。

定番食材⑤ 野菜ジュース

朝食や昼食は野菜ジュースというミニマリストも少なくありません。品数を少なくしがちなミニマリストは野菜を省く方も多いので、この野菜ジュースで野菜不足を補っている方も多いです。

定番食材⑥ 缶詰

食材ではありませんが、鯖の水煮であったりフルーツであったり、冷蔵庫を持たないミニマリストに人気なのが缶詰です。

日持ちしますし必要な時にすぐ使えるので、さまざまな無駄を省きたいミニマリストにまさにピッタリの存在です。食事に取り入れることができます。

定番食材⑦ 納豆

調理の必要がなく、安価で栄養価の高い納豆は、料理嫌いなミニマリストの心強い味方です。パックのまま食べれば洗い物が出ないことも利点でしょう。

納豆は身体を構成するうえで欠かせない豊富なタンパク質だけでなく、食物繊維やビタミンなども摂取できます。整腸作用やアンチエイジング、免疫力アップなどの嬉しい効果が期待できますよ。

毎日同じ食事をしているミニマリストも

ミニマリストのなかには毎日同じ食事をつづけている方もいます。毎日同じ食事をつづけるメリットは、買い物や料理にかかる時間と手間を最小限にできることです。

購入する食材やレシピが同じなので、毎回考えたり確認したりする必要がありません。スーパーでは必要なコーナーだけを通るので、余計な買い物がなくなり、節約にもつながるでしょう。

ミニマリストに学ぶ食費の節約術

食事をする女性

ミニマリストのなかには朝食・昼食は食べず、夕食しか食べない方もいますし、食事はシンプルで十分という方もいます。しかし、ミニマリストになる前と変わらない食事を続けているという方も少なくありません。

食費がかからないミニマリストが多いのは、自炊派のミニマリストが多いからですが、その他に食事に関する物をほとんど買わないようにしていることも関係しています。

ここでは、ミニマリストがどのような買い方をしているかについて解説していきます。

節約術① 買いだめしない

食事を作り置きしているミニマリストの方は一度にまとめて食材を買いますが、安かったからといって使わない食材を買い溜めするようなことはしていません。

安いときに買い溜めをした方が食費を抑えられると思い、肉や野菜が安かったときに買い溜めている方は多いでしょう。

しかし、実際は冷蔵庫や冷凍庫に入れたまま使わないこともありますよね。そして、使わないまま気がつくと賞味期限が切れていることもあります。

食材だけでなく加工食品やレトルトなどの日持ちするものでも、必要な分だけ買って買い溜めしない方がよいでしょう。

節約術② 使い終わってから次を買う

ミニマリストの買い物の基本は、使い終わったら次を買うことです。

調味料などが少なくなってきたら、必要なときに足りなくなったら困ると考えて、次に使う物を買っておく方が多いでしょう。しかし、少なくなったら買うのではなく、無くなったら買うのがミニマリストの買い物術です。

あと少しの状態で、次の新しい物があったら「あと少しだからよいだろう」と普段より多めに使ってしまったり、賞味期限が近いからと捨ててしまうことがあります。しかし、使い終わるまで次の物を買わないようにすれば、そのようなことはしなくなります。

日々使う物であれば積もり積もって食費の大きな節約に繋がりますよ。

節約術③ 足りないものだけ買う

使い終わってから次の物を買うようにしていると、たまに足りない物が出てくることがあります。そのような場合は、足りない物だけを買うのがミニマリストの買い物の仕方です。

「せっかく買い物に行ったのだから、これだけ買うよりついでにあれも買っておこう」と、足りない物以外を買うと、無駄な買い物をしてしまいます。

最初は足りない物だけを買いに行くつもりだったけど、お菓子のコーナーを見ていたら、お菓子が食べたくなってつい買ってしまったとか、お肉のコーナーを見たら特売日だったので一緒に買ってしまう可能性があります。

人参が足りないのなら野菜のコーナーしか行かない、豚肉が欲しいのはなら豚肉を手に取ったらすぐにレジに向かうといったように、足りない物の買い物を行く場合は、必要な物があるところだけに行くようにしましょう。

足りない物だけを買うことで、ミニマリストのように無駄な買い物をせずに済みます。

節約術④ 買い物した日をチェック

ミニマリストは、買い物も必要最低限にしたいと考える方が多いです。そうした買い物に行く回数を減らしたいと考えるミニマリストは、買い物をした日をカレンダーにチェックしています。

カレンダーにいつ買い物に行って、何を買ったを書いておけば、どれぐらいの周期で何がなくなるかが把握できるようになります。

食材や調味料が無くなる周期が把握できるようになれば、買い物に行く回数を必要最低限にできるようになります。

節約術⑤ 予算決めをしておく

1週間にどれぐらいの食費を使うかの予算をあらかじめ決めておけば、無駄な買い物をしなくなり食費を抑えられます。そして、決めた予算しか財布に入れずに買い物に行けば、必ず予算内で買い物をしなければならなくなります。

ミニマリストの方のなかには、1日の食事の予算を決めているという方もいます。

家族がいる方は、1日の予算を決めて買い物することは難しいかもしれませんが、1人暮らしの方であれば、1日1,000円以上は使わないという風に予算を決めておくことで食費の使いすぎを防止できます。

食費を上手に抑えよう!

最後に、シンプルな食事をしているミニマリストの方や、夕食以外は食べないというミニマリストの方も少なくありません。しかし、すべてのミニマリストが質素な食事をしているわけではないようです。

1日3食しっかりと食べている方や、彩り豊かなメニューで食事をしている方もいますし、家に調理器具を置きたくないなどの理由で外食しかしないというミニマリストもいます。

ミニマリストの食事は人それぞれでしたが、暮らしの基本ともいえる食事をほとんどのミニマリストが大切にしています。

木暮康雄

木暮康雄 (監修者)

ウリドキ株式会社代表取締役CEO。ウリドキプラスの発行人でもある。
リユース業界での起業・事業運営の経験が豊富でリユースの専門家としてのメディア出演歴も多数。
著書に「リユース革命」(幻冬舎)がある。

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