カーペットは買取専門店で、買取不可になっていることも多いです。
しかし、人気のあるカーペットだと高額買取してもらえることも多いので、処分する際、買取ってもらった方がよいのか、捨ててしまった方がよいのか迷いますよね。
今回は買取専門店でカーペットを買取ってもらえる条件や、高額買取してもらうためにはどんな方法があるのかを紹介します。カーペットの処分を考えている方はぜひ参考にしてみてください。
カーペットや絨毯は買い取ってもらえる?
買取専門店で買取不可となることも多いカーペットですが、必ずしも買取ってもらえないわけではありません。まずは、買取不可となるケースについて見ていきましょう。
傷、破れ、汚れ、シミがあるカーペットは買取不可
カーペットが買取不可になりやすいのは、中古カーペットはどうしても傷や破れ、汚れやシミなどがあるので、お店で再販しても売れない可能性が高いからです。
カーペットは床に敷き続けているものなので、見た目には目立った傷や汚れがなくても、実は劣化していたということが少なくありません。
傷、破れ、汚れ、シミがあるカーペットだと、再販のためにカーペットをクリーニングするのにもかなりのコストや手間がかかりますから、目につく汚れやシミがあるもの、全体に色あせていたり古さが目立つようなカーペットはまず買取不可になるでしょう。
デザインが悪いカーペットは買取不可
カーペットの中には、大胆な色使いや変わったデザイン、形が独特なカーペットがあります。そうしたカーペットは、買取不可か買取ってもらえても査定評価が低くなります。
なぜならデザインが悪い・独特なデザインのカーペットは、お店で再販しても買い手がなかなか現れないからです。
買取専門店は買取った商品をお店などで再販し、その差額を儲けとしています。売れない可能性が高い商品を買取れば、損をしてしまう可能性が高くなるので、デザインが悪いカーペットは買取ってもらえないことが多いです。
買取してもらえるカーペットは?
売れる可能性が高いカーペットであれば、買取専門店で買取ってもらえるということです。
例えば、ペルシャ絨毯や中国緞通(だんつう)のようなブランド品は、新品で買うとかなり高額なため、中古品での需要が高いです。
また、どんな場所でも使えるデザインやサイズのカーペットも需要があるので、中古で再販しても買い手がたくさんいます。
そのため、そうしたカーペットであれば買取ってもらえる可能性がありますし、綺麗で状態がいい場合は高価買取も期待できます。
ペルシャ絨毯は買い取ってもらえる可能性が高い!
ブランド品の中でも買い取ってもらえる可能性が高いものがペルシャ絨毯です。
高値が付きやすいカーペットや絨毯の特徴
ペルシャ絨毯のほかにも、中国緞通のような美術工芸品としても人気が高いカーペットは、高値で買取ってもらえることが少なくありません。また、人気のある素材を使用をしていると高値で買取ってもらえます。
ペルシャ絨毯でも、天然素材で使い心地のいいシルク素材のものは、特に買取相場が高くなっていますが、ペルシャ絨毯でなくともシルク素材のカーペットは、人気も需要も高いので高値での買取が期待できます。
高価買取されやすいペルシャ絨毯の相場や特徴は?
高級カーペットの代名詞ともいえるペルシャ絨毯であれば、よほど状態が悪いものでなければ高値での買取が期待できるでしょう。
しかし、一口にペルシャ絨毯と言っても、産地によって買取相場が違います。ペルシャ絨毯の種類によって、特徴と買取相場がどう違うのか解説します。
イスファハン産のペルシャ絨毯の特徴と買取相場
イスファハン産の特徴は、緻密な織りと洗練された色使いとデザインです。
ペルシャ絨毯のデザインの伝統を最もよく守っていると言われているのが、イスファハン産のペルシャ絨毯で、へたり・汚れ・キズがない状態であれば、20万円以上の高価買取が期待できるでしょう。
カーシャン産のペルシャ絨毯の特徴と買取相場
カーシャン産のペルシャ絨毯の中でも、特に有名なのが赤い地にシャーアッバスのバルメットが配されたメダリオンコーナータイプです。
このタイプペルシャ絨毯は日本でも人気が高く、高い買取相場を維持しています。
状態がよく、しかもシルクが素材として使われているものであれば、買取価格が10万円以上になることも少なくありません。
タブリーズ産のペルシャ絨毯の特徴と買取相場
ペルシャ絨毯の主要5大産地の中でもトップクラスと言われているのが、タブリーズ産のペルシャ絨毯です。
その理由は、デザインの多様性と品質管理が徹底されているからです。
タブリーズ産のペルシャ絨毯で特に人気が高いのは、魚をモチーフにしたマヒ柄と女フラワー柄で、買取相場が数十万円となっていることも珍しくありません。
コム産のペルシャ絨毯の特徴と買取相場
驚くほど緻密な織りで作られる、華やかなデザインが特徴のコム産のペルシャ絨毯。
日本では最も知名度が高いペルシャ絨毯は、コム産のペルシャ絨毯だと言われており、特にコムシルクと呼ばれるシルク素材のコム産のペルシャ絨毯は、高級ペルシャ絨毯として日本でも広く知られています。
ウール素材のものもありますが、やはりシルク素材のものが人気があり買取相場は、50~80万円という高額な買取相場となっています。
ナイン産のペルシャ絨毯の特徴と買取相場
濃紺・藍・ベージュなど落ち着いた色を基調とした上品な高級感が特徴のナイン産のペルシャ絨毯。
また、落ち着いた色彩の花の模様もナイン産のペルシャ絨毯の特徴と言っていいでしょう。
ナイン産のペルシャ絨毯もシルクを素材としたものが、特に買取相場が高く、状態がいいものであれば、30~50万円の価格で買取ってもらえる可能性があります。
カーペットの買取相場
それでは、カーペットの買取相場はどのくらいなのでしょうか。実例をみていきましょう。
おいくらの買取実例
- KENTAROH ベルギー製 絨毯 ラグ 玄関マット 146×59 ウール/買取価格:2,000円
- インテリア 絨毯 ラグ カーペット 約1220×770cm/買取価格:3,500円
- PERSIAN CARPET カーペット ペルシャ絨毯 ラグ 絨毯 花/買取価格:13,500円
- ベルギー製 ユニーク 絨毯 ラグ 60×90cm/買取価格:1,000円
- インテリア オリエント ラグ 絨毯 段通 カーペット 60×90/買取価格:1,500円
- ミサワ unico ウニコ MIXラグ デニム 革/買取価格:3,000円
出典:おいくら
チェリーズマーケットの買取実例
- クム産 シルク100% 約184×103cm/買取価格:473,000円
- ボーコンセプト Neat ニート ラグ/カーペット 約170×240cm/買取価格:118,692円
- ペルシャ絨毯 クム産 高品質 シルク100% 約215×148cm/買取価格:1,970,000円
- IDC大塚家具 ウール100% ビジャー産 ペルシャ絨毯 約W297cm ×D251cm/買取価格:1,025,600円
- MISTRAL ミストラル 内径2200mm ラグマット/買取価格:¥184,800円
出典:チェリーズマーケット
カーペット・絨毯の買取におすすめな業者
カーペットの取り扱いも幅広く、高価買取が期待できる業者を紹介します。カーペットの買取を検討している方は、候補に入れてみてください。
おいくら
出典:おいくら
店舗紹介
「おいくら」は、全国の買取店に一斉に中古品や不用品の買取査定を依頼し、価格を比較できるサービスを提供しています。
売却したい不用品情報を登録すると、買取してくれる専門店と、複数のショップでの査定金額を簡単に調べることができます。
このサービスには、リサイクルショップ、質屋、ファッション買取専門店、金券・チケット買取専門店、古本・ゲーム買取専門店、電化製品買取専門店などの各種の買取専門店が登録しているので、カーペットの買取が依頼できるお店も探すことができます。
口コミ
引越し以来、新旧の家具に囲まれ息苦しい毎日を送っていたものの、なかなか買い手がつかず困っておりました。
一才児がおりますので、なかなか身動きかとれず、不要な家具を処分したいものの、地域のリサイクル欄に投稿するも買い手がつかず、インターネットで検索し、おいくらに出会いました。
引用元:おいくら
チェリーズマーケット
出典:チェリーズマーケット
店舗紹介
東京で家具・家電の高額買取No.1を目指す、リサイクルショップです。出張買取、持込買取、郵送買取に対応しています。
メンテナンスのプロが、経年劣化による擦れやシミ、日焼けなど、ダメージのあるものでも修復するので、あらゆる不用品の買取りをしてるのが特徴です。
口コミ
近所のリサイクルショップが高級家具の買取をやっているとのことで、買い替えのタイミングで今回お願いをしました。
買ってから7年は経っている家具で、相応の使用感もあったので値段はつかないかなとも思いましたが、大塚家具の中でもヨーロッパ製のブランド家具は年数が経っていても中古での需要があり、買取が可能とのことでした。
引用元:ウリドキ
バイセル
店舗紹介
店頭買取に加え、出張買取や宅配買取にも対応しているので、日本全国どこからでもカーペットを買取ってもらうことができます。
しかも、手数料無料、出張料や査定手数料、さらにキャンセル料といった各種手数料の全てが無料なので、まずバイセルに査定に出してみるのをおすすめします。
口コミ
すごく細かく説明してくれて、世間話もできたので楽しい時間を過ごせました。
買い取り査定は初めてで緊張していたのですが、安心して利用することができました。
古くて買い取れるかどうかわからないかったのですが、見ていただいて買い取っていただけたのでとてもよかったです。
引用元:バイセル
カーペットや絨毯は日頃のお手入れが大事
カーペットは高価買取してもらうためにもいい状態である必要があります。カーペットの状態をいい状態に保つためには、日頃のお手入れが重要です。
カーペットは床に敷くものなので、汚れるようなことはしなくてもホコリなどが溜まってきます。そのため、いい状態で保ちたいのなら、毎日こまめに掃除するようにした方がよいです。
掃除機やホウキでカーペットの掃除するのは大変なので、粘着カーペットクリーナー(コロコロ)で掃除しているという方も多いと思いますが、ペルシャ絨毯のような高級カーペットは、粘着テープで掃除すると、繊細な繊維を傷めてしまいカーペットの価値を下げてしまう可能性があるので注意しましょう。
買取が不可だったカーペットの処分について
買取してもらえなかったカーペットは、捨てるしか処分方法はありません。
サイズの大きなカーペットは基本的に粗大ゴミ扱いとなりますが、ゴミ袋に入るサイズであれば可燃ゴミとして捨てることができます。
ただし、天然素材のカーペットなら可燃ゴミとして捨てられますが、天然素材でも裏にゴムの滑り止めがついていたり、アクリルやポリエステル、ナイロン製のカーペットは不燃ゴミとして捨てましょう。
カーペットの状態がよければ買取してもらおう
引っ越しやリフォーム、断捨離などで不要になったカーペットが、状態のよいものであれば買取ってもらえる可能性が高いので、捨てずに買取専門店で買取ってもらいましょう。
また、少しぐらい状態が悪くても、ペルシャ絨毯や人気のある素材を使用したカーペットであれば高値買取も期待できます。