介護用品のエアマットの特徴
寝たきりの人たちの悩みは「床ずれ」です。寝たきりの人は自分で動くことが出来ないため、常に同じ場所に体重がかかってしまい、床ずれが発生してしまいます。床ずれを防ぐには数時間おきに体勢を変えることが必要ですが、これが大変な作業。
そんな寝たきりの人とその家族にとって強い味方が電動のエアマットです。エアの力を利用して、力の分散をしてくれるので、床ずれが発生にしくくなるアイテムです。
ただし寝たきりの人がいなくなると、その出番はなくなってしまいます。使われなくなったエアマットをどうしようか困っている人が少なくありません。
実はそのエアマット、状態がひどくなければ中古でも買取してもらえること知っていますか?
介護用品のエアマットの人気商品
介護用品のエアマットの中でも人気商品を紹介します。
モルテン スーパー介助マット MSK-0200
スーパー介助マットは自動で体位を変えることが出来る圧切替タイプのエアマットです。必要に応じてボタン一つで体位を自動変換することが出来ます。
動きがとてもゆっくりしているので、利用者は気持ち悪くなりにくいのが特徴です。エアマットの中では定番中の定番になります。
定価:135,000円
ナビス エースエアマスター Supra4000
様々な医療用品の販売を行っているナビスのエアマットがエースエアマスターです。ナビスでは数種類のエアマットを販売していますが、その中でも最も人気の高いモデルがエースエアマスター Supra4000になります。
定価:60,200円
ナビス エアマスタートライセル CR320
エースエアマスター Supra4000と同じくナビスが販売を手がけているのがエアマスタートライセル CR320です。中等度〜重度の寝たきりの人向けのエアマットで、エアによる不快感が少ない商品になっています。
定価:128,000円
中古の介護用品のエアマットの買取価格
それでは介護用品のエアマットを中古で買取してもらうとどれぐらいの値段で買取してもらえるのでしょうか。エアマットのグレードによって買取価格は変わってきますので、機種とその買取価格例について紹介します。
モルテン アドバン:5000円〜
モルテン グランデ:12000円〜
ケープ エアマスターネクサス:7000円〜
ケープ エアマスターアクティ:4000円〜
想像以上に安くなっていると思いますか?エアマットはその使用状態によって、買取価格が大きく変わる商品です。買取時には購入金額の5%〜10%程度にしかならないこともあります。
それでも粗大ごみとして売るよりは得することが出来ます。使わなくなったからといってしててしまうのではなく、リサイクルすることで次の利用者にも喜んでもらうようにしてください。
介護用品のエアマットの買取依頼時に気をつけること
介護用のエアマットはその使用用途から、買取依頼時に少し気をつけなくてはいけないことがいくつかあります。買取不可や無料引取になってしまわないように、ここで紹介するポイントをしっかり頭に入れておきましょう。
エアマットは消毒しておく
エアマットは布団と同じですから、人が使ったままの状態では使いたくないというのが購入者の心理になります。そのため、買取してもらうときはエアマットの消毒をできるだけしておきましょう。
消毒方法はエアマットによって変わりますので、取扱説明書を確認するか、製造メーカーに問い合わせしてください。
買取店によっては消毒不要な場合もありますので、買取依頼時に確認しておくと、買取時のトラブル回避につながります。
マットやマットカバーの汚れを取り除いておく
エアマットの消毒と同様に重要なのが、エアマットをきれいな状態にして買取してもらうことです。洗濯すれば取れる汚れや、縫合部に溜まったホコリは取り除いておくようにしてください。きれいな状態のエアマットは買取店の担当者に対して、いいイメージを持ってもらえます。
少し時間と手間がかかりますが、きれいな状態での査定と、使いっぱなしの状態での査定とでは、買取価格は明らかに
付属品をすべて揃えておく
エアマットには必ずポンプがついています。収納用の袋がある場合は、それらも一緒に買取査定をしてもらいましょう。取扱説明書や保証書も重要です。購入時についてきたものを、すべて一緒にして買取してもらうことで買取価格があがることになります。
交換用にマットカバーを購入した場合は、それらも一緒に買取してもらいましょう。他にもオプションで購入したものがあれば、すべてプラス査定されますので、必ず揃えておきましょう。
ベッドと一緒に買取してもらう
エアマット単体での買取でもいいのですが、もしエアマットを使用していた介護用のベッドも使う予定がない場合は、エアマットとベッドの両方を買取査定してもらいましょう。エアマットとベッド、それぞれ単体での買取をしてもらうよりもセットのほうが高価買取を期待できます。その他ベッド周りのオプションなどがあれば一緒に買取査定をしてもらいましょう。
また、ベッドの買取がある場合には、出張買取をしてくれる買取店がオススメです。エアマットだけであれば宅配便での発送が可能ですが、ベッドも一緒の場合は宅配便では送ることができません。出張買取対応店であることを確認した上で、買取査定をしてもらいましょう。
動作確認と丁寧な梱包
エアマットのような電子機器を含んでいる商品を宅配便などで送ったときに、買取店に商品が届いたら動作しなかったということがあります。その結果、買取不可と判断されてしまうことがあるのですが、運送会社に保証してもらうにしても、動いていたという証拠が必要になります。
事前に動作確認をしっかりと行って、可能であれば動画で残しておきましょう。また梱包をしっかりすることで輸送時の故障を防ぎやすく出来ます。特にポンプは電子機器になりますので、むき出しのままにせずに、梱包材で確実に包むようにしてください。
まとめ
介護用のエアマットは一部では中古での取扱があるのですが、それほど多く流通しているものではありません。そのため、買取価格も低くなりがちですが、状態のいいエアマットであれば、買取価格もそれなりに高くなります。
買取する側にとって「買取しやすい状態」にすることで、取り引きをスムーズに行うことが出来ますので、ちょっとの手間を惜しまずに、出来る限りベストの状態でエアマットの買取査定をしてもらいましょう。