民芸という言葉を耳にすると、何とも言えない裏ぶれた気持ちになりませんか。うっすらとホコリをかぶったお土産物コーナーにある「民芸品」……しかし、この民芸なる言葉を考案した柳宗理によると「今日の汚れたデザイナーが到底タッチできないほど、神聖なものである」とか。つまり、ここに民芸の本質はあるのであって、よくわからないお土産物の彫刻にはないという……こんなところから、今回の話は始まります。
松本民芸家具のおすすめ買取店
カムズファニチャー

出典:カムズファニチャー
HP上にも豊富な松本民芸家具の買取事例をアップしている「カムズファニチャー」、ブランド家具買取では相当な有名店、商品写真を見ても家具に対する愛情が伝わってくるようです。そして買取った家具をメンテナンスする手腕も特筆モノ。単に買取だけをしているショップではないのです。
ラフジュ工房

出典:ラフジュ工房
ブランド家具を扱うショップは東京に集中していて……とお嘆きの方、「ラフジュ工房」が立地するのは茨城県、地方にあるメリットとして地代家賃が安くて住むというのがありますので、高価買取が期待できるかも。もちろん買取方法も出張や宅配に対応しています。
松本民芸家具の製品を評価してもらうには
家具を買おうという人がいない、買うとしても、近年では「お値段以上~♪」で充分とかそんな風潮がありますから、中古家具の扱いについては各リサイクルショップとも頭を悩ませています。そうなると、どんな一流メーカーが手がけたものであったとしても買取価格は安くなってしまいます……ということは大前提。松本民芸家具も例外ではありません。
「わかっている」ショップを探す
松本民芸家具の製品には声高にブランドを名乗るマークなどがありません。それと見て良さを感じ、評価をつけることができる「わかっている」ショップを探す必要があります。とりあえずWebで数店舗ピックアップしてみましょう。
ショップ間で事前査定を依頼する
電話やHP上のフォームから事前査定を申し込み、複数の店舗で結果を比較します。この時に、いつごろ買ったものなのかとか、状態などを正確に伝えなければ、正確なリサーチとはなりません。写真を添付するなど、多少の手間を掛ける必要があります。
かかる費用を考える
家具は大きなものですから手段がなければ、例え近いショップでも引き取りに来て貰うか、送付する必要があります。事前査定時に、買取にかかる費用はどちらが持つかは必ず明確にしておくこと、ちなみに送料は数万円かかってしまったりもします。コレを考えると近いショップが一番なのですが……。
松本民芸家具は人気があるのです!!
しかし……リサイクルの世界と家具は相性が悪いのです。それは、人気がある松本民芸家具も同じこと。では、どうすればいいのか?もっと、家具のリサイクルのジャンル自体の活性化が必要ではないでしょうか。北欧の安価な家具店ばかりもてはやされていますが、高品質でデザインも良い松本民芸家具のような製品を受け継ぐ方が幸せになりそう。もっと中古家具市場の活性化が必要ではないかと考えてしまうのです。


