最近では洋装が主流になってきている喪服。
母親や祖母の着物の喪服を、持て余しているという方も多くいらっしゃるかと思います。
しかし着物専門の買取店であっても、着物の喪服の買取を行っているお店は少なく、明記されていなくても買取対象外なことがあるので、注意が必要です。
今回の記事では、着物の喪服の需要とおすすめの買取店を紹介します。
喪服の需要について
上述した通り、洋装が主流な現在の喪服の情勢では着物の喪服の需要は低いです。
ではどこに需要があって買取が行われるのか、というと、買取店の再販先として主に2つの道が見えてきました。
したがって、下記のような取引先を持つ買取店は着物の喪服を買取できる可能性が高く、条件によっては高価買取も期待できます。
貸衣装として
貸衣装としての着物の喪服は、依然として一定の需要があるようです。
葬儀などの際に自前で着物の喪服を使う人は減りましたが、そういった人でも全ての場面で洋装というわけではありません。
家の方針や伝統によって着物が必要になる場合もあり、その際に貸衣装は重宝されるのです。
よって喪服の貸衣装店では洋装と着物の両方の準備が必要になり、取引のある買取店への需要も増えるというかたちです。
外国人向けのお土産として
喪服という見方を無くして、外国人向けのお土産に再利用しようという動きがあります。
着物の喪服には形式として家紋が入っており、この紋が日本らしさの象徴として外国人には魅力的なようです。
お土産用にリサイクルを行う会社や、外国人向けの企画を創る会社と取引のある買取店が、この需要を活かせているといえるでしょう。
オススメの買取店
ヤマトク
ヤマトクは着物専門買取店で、着物の喪服も買取対象にしているお店です。
創業から25年、年間で17,000件以上の取引実績を持つ老舗の着物買取店なので、他のお店にはない安心感があります。
同店は、無料の梱包キットを使った自宅で出来る簡単な宅配買取を売りにしていています。
梱包キット1箱には、15~20着の着物が入る段ボールと必要書類が揃っており、自分で用意するのは身分証のコピーだけです。
この宅配買取は日本全国に対応しているので、どこに住んでいても好きな量の着物を、好きな時間に買取に出すことができます。
また、買取も同店が自信を持っているポイントです。
喪服や婚礼衣装、七五三の衣装などは、貸衣装店を経営する再販先を持っているため、安定した高価買取が可能です。
呉服屋や問屋を取引相手にしているので、10箱近い段ボールを必要とするような大口での買取依頼でも、対応することができます。
宅配買取専門なので店舗は持ちませんが、その分のテナント代や人件費を買取金額に還元することができる点も魅力的です。
同店は現在、創業25周年記念の買取金額20%アップキャンペーンを行っているので、買取に出すには今が絶好の機会と言えるでしょう。
買取の際の注意点
これまで着物の喪服について、買取における需要の有無や、おすすめの買取店などをご紹介してきました。
しかし、実際に買取に出す際には、様々な注意すべきポイントがいくつかあります。
ここでは、そんな意外と忘れてしまいがちな注意点についてご紹介していきます。
身分証明書などを忘れない
着物の買取には必ず運転免許証や保険証などの身分証明書が必要になります。
また、宅配買取などの場合もこのような身分証明書や店舗によってその他の書類が必要になる場合もありますので必ず忘れないようにしましょう。
その送付方法も、コピーを同封する場合や、身分証明書の写真を買取フォームにアップする場合など店舗によっても異なりますので、こちらもスムーズに買取を進めるために必ずメールや電話などで事前に確認をしておくようにしましょう。
手数料などがかからない買取店を使う
買取点数が多い際や着物を一式売る場合は、買取店によって金額が異なる場合も多いので合い見積もりに出すことをおすすめしました。
その際は今回おすすめした買取店のような買取手数料や宅配買取にかかる送料、さらにはキャンセルの際の手数料などができるだけかからない宅配買取店を選ぶようにしましょう。
上記でもご紹介しているように喪服は着物の中でも値段がつきにくいジャンルのひとつです。
合い見積もりに出した結果結局買取額が安くなってしまったなんてことのないようにこのような買取店を賢く活用するようにしましょう。
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます。
今回の記事では、着物の喪服の需要とおすすめの買取店をご紹介しました。
着物の喪服は買取を行っているお店が少ないですが、今回の記事を参考にぜひお店を探して買取を依頼してみてください。