50万円以下の金売却なら確定申告は不要？おすすめ買取店も

この記事では、金を売却した際の確定申告の必要性について解説します。金の取引額が50万円以下のときの税金の有無についても取り上げるので、ぜひ参考にしてください。

金を売る際、取引時の所得金額次第では課税対象となり、確定申告が必要となることがあります。所得金額の算出方法や特別控除について把握していないと、思うような利益が得られず後悔することも。

金のおすすめ買取店も紹介するので、気持ちの良い取引を行うために、本記事の内容をしっかりチェックしておきましょう。

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金売却の利益が50万円以下なら確定申告は不要

金を売却して得られる利益は「譲渡所得」と呼ばれ、税金はこの譲渡所得に課せられます。

ただしこの譲渡所得が50万円以下であれば、確定申告は必要ありません。これは譲渡所得に、50万円の特別控除があるためです。

まずは金の売却で得た利益が50万円に満たない場合、確定申告を行う必要はないという点を押さえておきましょう。

金の売却で確定申告が必要なケース

金の売却で得た譲渡所得が50万円を超えない限り、基本的に確定申告は不要です。しかし場合によっては、金取引の譲渡所得が50万円以下でも、確定申告が必要となるケースがあります。

ここでは金の売却で確定申告が必要なケースを見てみましょう。

譲渡所得の合計が50万円を超える

もし金売却以外で得た譲渡所得があり、譲渡所得の合計金額が50万円を超える場合は、確定申告を行わなければなりません。

特別控除の50万円は、あくまで譲渡所得全体に対するものです。金の売却で得た譲渡所得が50万円以下の場合も、ほかに譲渡所得が発生している場合は、その合計値を確認する必要があります。

30万円以上の金ジュエリーを売却した

インゴットや地金ではなく、金のジュエリーを売却し、かつ1点で30万円以上の利益が出た場合、確定申告が必要となります。

ここで注意すべきは、課税対象となるのは1回の取引で得た利益の合計でなく、「30万円以上の譲渡所得が得られた単品」に課せられるという点です。

例えば15万円の利益が出る金ジュエリーを3点売った場合は、利益の合計値は30万円を超えますが、課税対象にはなりません。

金の「売却利益」に対して課税される

金の売却で税金が課されるのは「売却利益」に対してです。金の「売却金額」に課税されるわけではないことを理解しておきましょう。

例えば40万円で購入した金を100万円で売却した場合、課税対象となるのは売却金額の100万円ではなく、得られた利益60万円ということ。そしてその金額から特別控除50万円分が差し引かれるので、結果的に10万円が課税対象額となります。

金の購入金額が分からない場合は？

税金は金の売却金額から金の購入金額を差し引いた「売却利益」に課されますが、金の購入金額が不明な場合、売却利益が計算できません。

その場合、金の購入金額は譲渡所得の5％相当と計算されます。

例えば、40万円で購入した金が100万円で売れた場合、課税対象額は売却利益60万円から特別控除50万円分を差し引いた、10万円です。

100万円（売却金額）ー40万円（購入額）ー50万円（特別控除）＝10万円（課税対象額）

しかしこのとき40万円で購入した明細がない場合、購入額は100万円の5%、5万円と設定されます。

100万円（売却金額）ー5万円（購入額）ー50万円（特別控除）＝45万円（課税対象額）

このように購入金額が分からないために、課税対象額が大きくなることもあるので、金購入時の明細書や計算書は、失くさずに保管しておく必要があるでしょう。

金売却の税金を抑えるコツ

金を売却する場合、税金は安いに越したことはありません。その際、いくつかのポイントを把握しておけば、税金を抑えることが可能です。

金取引成立後に後悔しないよう、下記の項目を押さえておきましょう。

5年以上所有してから売却する

金取引の税金を抑えたいのであれば、金を5年以上所有したあとに売却する方法がおすすめです。これは、金の所有年数に応じて課税金額に差が生じるためです。

所有期間が5年以内の金の売却利益は「短期譲渡所得」と呼ばれますが、これに対して5年以上保有した金の売却利益は「長期譲渡所得」といいます。

両者の課税の方法には差があり、長期譲渡所得に課される税額は短期譲渡所得の半分です。

短期譲渡所得と長期譲渡所得の違いを把握しておくことで、金を売却すべきタイミングが判断できるようになるでしょう。

分割して売る

金を1年のうちにまとめて売却するのではなく、複数年に分けて手放せば、税金を抑えられるかもしれません。

毎年少しずつ売れば、各年の所得額は小さくなり、結果的に課税対象額を減らすことができます。さらに譲渡所得を特別控除の50万円の範囲内に抑えたり、所有期間が5年になるタイミングをうまく活用したりすれば、より効率的に金を売却できるでしょう。

購入時の書類を保管しておく

税金は金売却時の譲渡所得に課されますが、譲渡所得は金の売却金額から購入価格を引いた金額です。このとき、購入金額を証明する書類を紛失していると、購入金額が実際よりも小さく設定され、結果的に課税対象額が高くなる恐れがあります。

金取引時は売却金額ばかりが注目されがちですが、税金のことを考えた場合、購入金額が正しく証明できるかという点も、十分に注意しなければいけません。

金の売却におすすめの買取店

金は譲渡所得が大きくなれば課税対象となるものの、50万円の特別控除もあるため、売る際はできる限り高く売りたい、という場合がほとんどでしょう。

ここでは金の売却におすすめの買取店を紹介します。金は相場や純度、重さでおおよその査定額が決まりますが、実際は手数料などの理由で売却先によって買取額に差が出ます。

金買取に定評のある店舗を利用して、金を高価買取してもらいましょう。

※口コミ評価はウリドキやその他サイトの情報を参考にしています

ブランドリバリュー

公式サイト

特徴

• ユーザーファーストのサービス
• 独自の販路を生かし高価買取
• 選べる3つの買取方法

店舗紹介

ブランドリバリューは金・貴金属をはじめ、ブランド品や宝石などの高価買取が期待できる買取店です。専門知識豊富な査定士が対応してくれるので、買取に不安を抱いている方も気兼ねなく利用できます。

また、ユーザーファーストのサービスを心がけている点も魅力的です。ユーザーとの会話を重要視している買取店だからこそ、持ち込んだ品への想いなども金額へと考慮してくれるでしょう。

ブランドリバリューの買取方法は、店頭・宅配・出張の3つ。自宅近くに店舗がない方も、自分の都合に合わせて買取方法を選べます。出張費やキャンセル料、送料なども不要なので、まずは一度問い合わせてみてください。

金製品の買取依頼先で迷っている方は、独自の販路を生かした高価買取が期待できるブランドリバリューに依頼してみてはいかがでしょう。

買取実績

• 18金✕K18WG ダイヤリング：120,000円
• 18金 ダイヤブレス：210,000円
• 18金 エメラルドダイヤネックレス：850,000円

店舗情報

リファスタ

公式サイト

特徴

• 査定料・精錬料・手数料無料
• 多数の買取実績
• 「5Days」制度

店舗紹介

「リファスタ」は東京・池袋に本店を構える買取専門店。サービスと技術を集約するために店舗数を抑えていることが特徴で、少数精鋭の鑑定人によるブレない査定が強みです。

貴金属、ブランド品、宝飾品など幅広く買取を行っており、情報誌やニュース番組など、メディアでも多数取り上げられた実績を誇ります。

池袋の本店に足を運べない方に向けて、宅配や出張での買取サービスも充実。宅配買取においては2024年5月、新しいサービス「5Days」がスタートしました。

申し込み当日の相場を担保し、かつ翌日から到着までの最大5日間のうち、もっとも高い価格を適用するため、相場の変動を気にする必要がありません。無料のLINE査定も提供されており、利用しやすいでしょう。

買取実績

• ダイヤモンドリング15号 FD 0.42ct Pt900 F/VS2/Excellent：717,000円
• オメガ コンステレーション K18YG 750 87.5g：～631,000円
• ルビーリング ダイヤモンド K18YG 750 12.5g RU3.124ct FD: 0.496ct:～252,000円

店舗情報

おたからや

電話する

特徴

• 手数料は無料
• 出張買取でも即現金化可能
• 最短5分で査定完了

店舗紹介

「おたからや」は金・貴金属や骨董品、ブランドバッグに切手など、幅広い品目に対応した買取業者です。全国各地に店舗を構えており、出張買取にも対応しているため、47都道府県ほぼ全域で利用できます。

出張買取では、プロのスタッフがその場で査定を行い、納得すれば即現金で受け取ることも可能。出張費用やキャンセル料などもかからないため、自宅にいながら手軽に査定を依頼できます。

買取の申し込みは店舗へ電話するだけ。気になるアイテムを持っているなら、気軽に依頼しましょう。

買取実績

• 実家の整理で出てきた金のネックレスや金貨：3,528,900円
• 純金・24金(K24)インゴット 1kg：13,368,000円
• 結婚記念日にもらったネックレス：88,000円

店舗情報

金売却では所得金額が50万円以下なら確定申告は不要

本記事では、金売却時の確定申告の必要性について解説しました。金の売却で得た「譲渡所得」は課税の対象となりますが、そこには特別控除50万円があるので、実質50万円以下の利益なら確定申告は不要です。

ただしなかには確定申告が必要なケースもあるので、本記事で解説した内容をよく理解しておいてください。

節税対策も重要ですが、金の売却で利益を上げるには、金を高値で買取ってもらうことも必要です。その際、本記事で紹介した買取店を利用すれば、満足のいく取引が行えるかもしれません。

確定申告に関する正しい知識を身につけ、かつ優良な買取店を利用することで、気持ちの良い金取引が実現するでしょう。

本記事の画像・買取実績・価格・口コミなどの出典
出典：ブランドリバリュー,Google,リファスタ,おたからや