カンガルー金貨を高く買取ってもらうための方法まとめ

もしあなたの家に金貨があり、意識的に資産運用をしていないのなら、今が売りどきといえます。現在、金はかなり高い取引相場を保っているからです。特にカンガルー金貨なら、通常の地金型金貨よりもさらに高く売れる可能性があるのをご存知ですか？実はカンガルー金貨には他の金貨と少し違う特徴があるのです。

できるだけ高く買取してもらえるように、カンガルー金貨についてまとめてみました。ぜひ参考にされてください。

この記事に登場するブランド買取の専門家

専門査定士

ブランドレックス
宮本

ブランド、金・プラチナ、ジュエリー、時計などの買取店「ブランドレックス」を運営する、株式会社ワールド代表取締役。 幅広い商品を扱っているだけあって、オールジャンルの査定を得意としています。 圧倒的な経験値による業界屈指のスピーディーな対応と高価買取で、個人のみならず同業者からも信頼を得ており、2019年度お客様満足度No.1を獲得。 2010年に某買取店を銀座にオープン。その後、日本国内に店舗展開し、バイアウトした後に2020年1月、新たにブランドレックス第一号店が銀座にオープン。 今後もさらに店舗展開を予定しており、独立を考えている野心のある方と一緒にリユース業界を盛り上げて行きたいです。

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地金型金貨と収集型金貨について

カンガルー金貨についてご紹介する前に、金貨の種類について触れておきます。金貨は大きく分けて2種類あります。地金型金貨と収集型金貨です。

地金型金貨はインゴット

地金型金貨とは、ひとことで言えばコインの形をしたインゴットです。造幣局が発行した法定通貨として額面通りの値段でお金としても使えますが、本質はインゴットなので通常は資産運用に用います。

特徴は500グラム以下のインゴットに設定されている手数料であるバーチャージがない代わりに、「プレミアム」と呼ばれる金貨加工料や流通コストが売買の金額に上乗せされていることです。これは金を金貨の形にして法定通貨の役割をもたせたために生じたコストで、同じグラムの金インゴットと比べると少々割高になります。ただし、売却時もプレミアムが乗せられているので、金の売買として考えたら損というわけではありません。

金相場は経済に大きく影響されます。1番高かったと言われた時期が1980年の1g 6,000円台でしたが、その相場は3〜4ヶ月くらいで終わってしまいました。

近年はコロナの影響で金の買い需要が高くなっていて、金相場の高値を更新しています。

収集型金貨の価値は需要と供給で決まる

収集型金貨の代表は記念硬貨です。同じく金を使用しており法定通貨でもありますが、特別なイベントや行事を記念して数量限定で発行されるもので、コレクション対象としての意味が強くなります。金そのものの価格に加えて希少性と人気によって買取価格が左右されるのが特徴です。

このように地金型金貨は主に投資や資産運用のために使われ、収集型金貨はコレクション対象として売買されるものです。そしてカンガルー金貨は、この2つの性質を併せ持つ金貨だといわれています。

カンガルー金貨の特徴

カンガルー金貨はオーストラリア政府が1986年から発行している地金型金貨です。西オーストラリア州政府公営のパース造幣局で製造されており、他の地金型金貨と同じく基本は1オンス（約31.1グラム）、1/2オンス、1/4オンス、1/10オンスの4種類があります。

最大の特徴は、毎年デザインが替わること。
カンガルー金貨は表にエリザベス2世の横顔、裏面にカンガルーが彫刻されています。この裏面のデザインが毎年変わることで知られているのです。カンガルーのデザインによって評価が異なり、取引されるときにその人気によってプレミアがつき、価格が変化します。

カンガルー金貨は地金型と収集型の特徴を併せ持つ

これは本来、地金型金貨にはないことです。金型金貨はインゴットと同じですから、基本的にデザインによるプレミアはつきません。前述したコスト分の上乗せ金「プレミアム」はありますが、これは固定の割合で計算されるもので、需要と供給で変動するものではないのです。特殊な例を除き、地金型金貨の価格は金の取引相場によってのみ変わるものといえます。

しかし、カンガルー金貨は金としての価格にさらにデザインの人気によって価値が上乗せされ、売買されます。つまり、カンガルー金貨は地金型金貨でありながら、収集型金貨と同じような売買が行われている金貨なのです。

収集型金貨の性質ゆえの問題点

収集型金貨として、ときにプレミアがつくからこそ、カンガルー金貨は他の地金型金貨に比べて偽物が多い傾向があります。もちろん地金型金貨にも偽物がないわけではありませんが、インゴットの性格が強いので基本的な売買の窓口が造幣局や金現物取引会社、金投資業者に限られています。そのため偽物が入り込む余地が少ないのです。

それに比べると収集型金貨の場合は、オークションやコレクターショップ、リサイクル業界、インターネット販売や個人的な売買など、幅広く取引の場があるため、偽物が流通する可能性が高まります。カンガルー金貨は、地金型でありながら収集型でもあるので、比較的偽物が多くあるといえるでしょう。たとえパッケージに入れてあっても油断はできません。もし買取に出したときに業者から指摘された場合は、偽物だと知らなかったこと、自分も被害者なのだということをしっかり主張し、なぜ偽物と判断したのか説明をうけておきましょう。

偽物か本物かどうかわからなくても、経験を積んだ買取店なら判断することができます。

まずは相談することがオススメです。

カンガルー金貨の買取相場

そんなカンガルー金貨の買取相場はどのくらいでしょうか。カンガルー金貨の場合は、発行年代によっても価格が変わってしまうので、2016年の1オンス硬貨に統一して、調べてみました。地金型金貨でもありますから、もっとも基本的な買取価格は金の取引相場から各買取業者が決定する買取単価によります。そのうえで、いくらプレミアがつくかがチェックするべきところです。

ここまで見てきて、おや？と思われるのではないでしょうか。どの店もカンガルー金貨についての解説で収集型金貨としての性質があることを説明してはいますが、買取価格の表示は発行年代別に分けられてはいません。一律表示です。一部では純粋に金の塊として、当日のK24買取価格にグラム数をかけて買取価格を算出する方式をとっていますし、他店も計算してみると同じようにその日のK24買取価格に金貨の重量1オンス（約31.1グラム）をかけた金額と一致しています。

つまり日本のリサイクル市場では、カンガルー金貨を素材の金としてのみ査定しているのです。地金型金貨の特徴である「プレミアム」も計算には入っていません。そうすると一番高く買い取ってくれるのは「地金型金貨」として「プレミアム」も計算に含めてくれる金現物取引や金投資の会社ということになります。特に三菱マテリアルはカンガルー金貨の代行販売も行っていますので、売却先としてはもっともオススメということになるでしょう。

買取業者の利用法

では、カンガルー金貨の売却先として買取業者は選択外なのでしょうか。実はそうではありません。金貨の状態次第では、買取業者のほうがとても便利なのです。

地金型金貨にはプレミアムという上乗せ金があるとご案内してきましたが、これは金貨としての形やデザインに付属しているものです。何らかの原因で金貨に傷がついたり汚れたり、デザインが崩れてしまったりすると、プレミアムがつかなくなります。金貨として再販できないからです。そうすると地金型金貨は、金貨ではなく地金として扱われます。金現物取引会社でも金貨の価格ではなく、地金インゴットとして再生する手数料を引いた金額で買取されることになります。金現物取引会社に買取りしてもらう利点がなくなるのです。

そうであれば買取業者もあわせて情報を集め比較し、利便性を含めて一番都合がいい業者に売ったほうが得ということになります。
つまり傷ついたカンガルー金貨を買い取りに出すなら、幅広く買取業者を比較したほうがいいのです。

また、今回調べた買取会社では金としての買取だけでしたが、コレクションアイテムの売買に特化した買取店の場合、カンガルー金貨の収集型金貨としての価値も含めて査定してくれる可能性は0ではありません。特に現在は生産されていない古いカンガルー金貨をお持ちなら、骨董品やアンティークに強い店で査定してもらう方法もオススメです。

カンガルー金貨は買い取りに出す際に、特に情報収集が必要な地金型金貨なのです。

買取店を選ぶ際には、以下のポイントに注目してみてください。

・返答が早い
・買取実績の幅があまりない

事前査定ですぐに値段を答えられないとお客さんも不安になると思うので、時間をかけずにすぐ答えてくれるお店は信頼できるでしょう。

また、買取実績を掲載している買取店で相場に幅を持たせているところは、実際に買取価格がイメージしにくく、相場を大きく上回っているお店も中にはあるので、あまり参考になりません。

そのため、事前査定を利用して、スピード感があり、納得できる買取価格を提示してくれるお店を選ぶのがおすすめです。

金貨買取のオススメ店

買取大吉

公式サイト

特徴

• 全国に850店舗以上を展開
• 査定料・相談料・出張料は無料
• 知識と経験豊富な査定員が査定

店舗紹介

買取大吉は全国に850店舗以上を展開する買取店です。買取品目は幅広く、貴金属やブランド品から古銭や携帯電話まで対応。オーストラリアのカンガルー金貨についても、丁寧に査定し買取しています。

記念コインやメダルは、ほかにもオリンピック記念コインやメイプルリーフ金貨など、さまざまな種類を取り扱っており、査定員はこれらに対する知識も経験も豊富です。日々の相場などをしっかり調査し査定額に反映させていて、信頼して任せられるでしょう。

汚れていたり、本物のカンガルー金貨なのかよくわからなかったりといった場合でも、気軽に相談してみることをおすすめします。査定料や相談料は無料で、どの店舗も居心地の良さを大切にしているので、気兼ねなく訪れてみてください。

来店がむずかしい場合には、出張買取の検討がおすすめです。もちろん、出張料はかかりません。電話やメールからは、買取に関する問い合わせを24時間受け付けています。売却するか迷っているときには、先に相談しても良いでしょう。

買取が成立した際は、その場ですぐに現金で支払われます。急いで現金が必要で困っているといった場面でも、買取大吉は頼りになる存在です。

買取大吉のウェブサイトはこちら

買取実績

• K24IGカナダメイプルリーフ金貨1/2OZ15.5g/K18枠3.4g：155,944円
• 御即位記念 10万円金貨：225,000円
• パンダ金貨 1オンス 31.1g：240,000円

出典：金・貴金属買取｜買取大吉

お問い合わせ

店舗情報

銀蔵

特徴

• 創業15年の実績豊富な買取店
• 全国どこでも激戦区と同じ買取水準
• 買取にかかる送料などの諸費用は全て無料
• 累計買取額800億円以上

買取店紹介

銀蔵は、金貨をはじめとした様々な貴金属製品の買取を可能としている、貴金属の高価買取に期待ができる買取店の一つです。

カンガルー金貨も当然買取対象な他、その他の金貨や、貴金属ジュエリー、インゴットなども買取可能。貴金属であればなんでもお任せすることができます。

査定の基準となる1gあたりの相場は、東京の相場を参考に算出されたもの。国内でも貴金属需要が非常に高い東京は、貴金属相場が高くなりやすいため、銀蔵の相場も高くなりやすく、高価買取への期待も大です。

→ ブランド別買取実績　｜　銀蔵

買取方法は店頭・宅配・出張・サロン買取の4つの方法から、自分の都合に合わせて選べるので、利便性も◎。どの方法でも査定料などの手数料は一切かからないので、使いやすさだけ考えて選べばOKです。

電話・メール・LINEなどを利用した事前査定にも対応しているので、まずは気軽に事前査定からはじめてみてはいかがでしょうか？

→ LINE査定はこちら

→ メール査定はこちら

銀蔵のウェブサイトはこちら

口コミ

電話査定にて納得のできる金額でしたので、宅配買取をお願いしました。
やり取りをメールにて行えたので、仕事で忙しい私には助かりました。
また一部買取、希望金額に合わない物を返送してもらいましたが、梱包を始め対応も丁寧に行って頂きました。
また機会があれば利用したいと思います。

出典：ウリドキ

お問い合わせ

店舗情報

ブランドレックス

特徴

• 金の査定を得意とする買取店
• 店頭・宅配・出張から選べる買取方法
• 丁寧でスピーディーな対応が魅力

買取店紹介

金を売る際に、選択肢に入れておきたいお店がブランドレックスです。美術品や骨董品など幅広く取り扱っていて、金貨の価値を正しく判断します。

金相場に精通する経験豊富な査定士が在籍し、独自の再販ルートを持つことで高価買取を実現しています。

銀座にある店舗での店頭買取のほか、宅配買取や出張買取に対応。都合に合わせて売り方が選べて、快適に買取を進められるでしょう。

どの買取方法であってもスピーディーで丁寧な対応も魅力。まずは電話やメール、LINEで相談してみてはいかがでしょうか。

ブランドレックスのウェブサイトはこちら

口コミ

10年以上にわたり、 金や貴金属を コレクションしてきました。 気づいたら 溢れかえっていたので、デザインに飽きてしまったジュエリーをまとめて 売りに出すことに。 今回、売りに出したジュエリーは、18金で作られたものばかりです。 「お小遣いになればいいな」という程度で出したので、買い取り価格はあまり期待していなかったのですが、10万円以上も値段をつけてくれて驚きました。 ブランド買取店ってあまり使ったことなかったんですが、18金って結構いいお金になるんですね！ こんなことなら、もっと早く売っておけば良かったと思いました。 他にもしばらく使っていない18金のジュエリーがあるので、再度売りに出してみようと思います。

出典：ブランドレックス

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店舗情報

カンガルー金貨を高く買取ってもらうために、情報を集めて比較しよう

このようにカンガルー金貨は「地金型」と「収集型」の2つの価値をもった金貨です。その分、買取先の選択肢も広く、情報も多く出回っています。お持ちのカンガルー金貨の発行年代や状態を確認した上で、買取業者の情報を集め比較してください。

基本的には「地金型金貨」もしくは純金としての買取相場が主流となるでしょうが、コレクションアイテムとして査定する会社がないわけではありません。特に古いカンガルー金貨をお持ちなら、探してみる価値はあります。じっくり腰を据えて情報を集めて、できるだけ高く買い取ってもらいましょう。