リサイクルショップ・買取店・質屋において、買取のお客様が増えないのは死活問題。新品であろうと中古品であろうと、商品が手元に無いとどうしようもないですよね。商品充実のため、どうにかして集客をしようと、みなさん日々奮闘していることと思います。
しかし集客というものは一筋縄ではいかないものです。あれこれ試してもなかなかお客様が来てくれず、悩みに悩んだ末、この記事にたどり着いた方も多いのではないでしょうか?
今回はそんなお悩みを、買取集客のプロ目線で徹底解説!
「ホームページを作ったのになかなか集客できない……」
「問い合わせが全然来ない……」
「なかなか買取が増えない……」
などのお悩みを
- 集客がうまくいかない時にチェックしたいポイント
- どんな集客方法があるのか
- 自分にはどの集客方法が合っているのか
などを、集客施策の初心者でも超わかりやすく解説していきます!
さらに後半では、リサイクルショップ・買取店・質屋などのリユース業に特化した広告の運用を代行する買取広告ドットコムの担当者にインタビュー。実際の事例に基づいた解説をしていただきました。
買取のお客様を増やしたい!と考えている方、必見です。
集客がうまくいかない時のチェックポイント
「集客のため、いろいろなことを試してみているけどうまくいかない…」
そういう方は、「方法が正しいのか?」ということに着目しがちです。
しかし集客がうまくいかず、お客様が来ない理由は、方法だけではない根本のポイントも重要になります。
特にポイントになるのは
- 強みを明確にできているか
- 具体的な数字を出せているか
- 「本当にお客様が知りたい情報」を出せているのか
の3つです。それぞれ詳しく解説していきましょう。
強みを明確にできているか
まず立ち返るべきは、自社のサービスについてです。もちろん、現状でも十分にサービスにこだわっているのは間違い無いでしょう。
しかし他店と比べられてしまった時、他店にあって自社に無いものはマイナスの要素になります。もちろん他社がやっていること全てを自社でもやれるのかと言うと、そう簡単なことではありませんよね。
ただ、他社に比べて「このポイントだけは絶対に負けない」という部分があるはずです。買取価格、丁寧な接客と明朗な価格解説、宅配買取ならば送料無料などなど…
まずはその「このポイントだけは絶対に負けない」という、最も得意とする部分を明確に持つようにしましょう。
具体的な数字を出せているか
買取の集客において、「高価買取です」とだけ書いてある広告は多数あります。しかしこれ、実はNGなんです。
最近はインターネットも一般的となり、お客様の情報収集能力は格段に高くなっています。ホームページやチラシに書かれていることだけでなく、買取実績や口コミなど、できるだけ客観的に判断できる情報を見た上で判断する方が多くなっているのです。
つまり、「高価買取であるならば、高価買取の実績を出さないと信じてくれない」ということになります。
逆に、具体的な数字を出せば出すほど、お客様の信頼度を高めることができるため、集客力に大きな違いが出てきますよ。
もちろん、出せる数字の限界はあるかもしれませんが、下記のような数字が出せるならば、確実に集客へ一歩繋がることでしょう。
【数字として出せるものの例】
- 買取実績
- 買取参考価格
- 買取成立率(依頼に対して何%の人が成立したのか)
- リピーター率
- 満足度
「本当にお客様が知りたい情報」を出せているのか
実は、ここが1番の落とし穴。どうしても自社の良さを伝えようとすると、プロならではの目線で語ることが多くなってしまいがちになります。
例えば、あなたが何かを買おうと思った時、「安い」だけでは買わなかったりしますよね。あまりに安いと、何か裏があるんじゃないか、すごく質が悪いんじゃないかなど勘ぐってしまうのではないでしょうか?
買取においても同じこと。「高価買取」だけ書かれていても、何か裏があるんじゃないかと、事実にはない裏の想像が膨らんでしまうのです。
「本当にお客様が知りたいこと」は、そういった不安を解決できる内容のことを指します。
- なぜ高価買取になるのか
- どういったポイントで安心・安全なのか
- 具体的にどのようなサービスがあるのか
- なぜお客様に満足してもらえるサービスなのか
こういった、買取のプロでは当たり前でも、お客様にとっては当たり前ではないことをしっかり伝えることで、よりお客様の信頼を得ることができ、来店につなげることができるのです。
買取を増やす方法はチラシかWebの2つ
さて、集客においての基本の基本を確認しましたので、具体的な方法について解説していきましょう。
まず、集客に有効なのはやはり広報です。広報の手段は、大きく分けて下記の2つがあります。
- チラシなどの紙媒体
- Web集客
それぞれのメリット・デメリットを含め、細かく解説していきましょう
チラシなどの紙媒体
これはすぐにイメージがつきますよね。チラシを作って配ったり、新聞の折込広告として入れてもらったり、新聞の広告欄に掲載してもらったりという方法です。
集客においては定番中の定番ですし、すでに行っているという方も数多くいるでしょう。
チラシなどのメリット
チラシなどの紙媒体のメリットは、下記の3つがあります。
- 制作すればいいだけと手軽
- 制作業者も数多くあり
- ちょっとパソコン知識があれば作れる
定番の方法ということもあり、業者に頼めばすぐに作成や配布ができるのが大きなメリットですね。
最近では自作するためのツールもたくさんあるので、パソコンをちょっと触れる人であれば、コストを抑えて作成できるのも嬉しいポイントです。
チラシなどのデメリット
チラシは手軽ではあるのですが、大きなデメリットがあります。それは下記の3つです。
- 実はそこまで集客に繋がらないことが多い
- 配らないと見てもらえない
- 配り方を考えないといけない
中でも要注意なのが、「実はそこまで集客に繋がらないことが多い」のところですね。
少し前であれば、どの家でも新聞を取っていたりして、チラシを目にする機会は多くあったでしょう。
しかし今は一人一台スマホの時代。新聞を取っている家もかなり減ってきているので、せっかく作ったチラシを見てもらう機会が大幅に減っています。
逆に、スマホを扱えていない世代に向けてであれば効果は見られるかもしれませんが、今では60代でもスマホを活用している方が数多くいますので、あまり期待はできないかもしれませんね。
そして何より、配らないと見てもらえないのも致命的です。
新聞がダメだとしたらポスティングなどが考えられますが、それもコストがかかりますよね。そしてポスティングしたチラシって、結構捨ててしまう方も多くいます。チラシ投函不要とポストに書かれているお家もあったりしますしね。
過去であれば最大の集客方法であったチラシですが、残念ながら今ではそこまで期待はできないのです。
Web集客
Web集客とは、インターネットを使って集客をする様々な方法のことです。一部ではありますが、下記のような方法があります。
- Webサイト(ホームページ)集客
- SEO集客
- Web広告集客
これ以外にももっと細かくいろいろあるのですが、ややこしい話になるので一旦置いておきましょう。インターネット上で集客する方法があるんだと思っておく程度でOKです。
Web集客のメリット
Web集客は現代において、かなりメリットが大きい集客方法です。そのメリットは下記の3つがあります。
- 現代に合った方法なので効果が出やすい
- 効果を測定して次に生かしやすい
- チラシなどの在庫が出ない
まず、Web、つまりインターネットを利用するので、パソコンやスマホで見れる広告を打つことになります。先ほどチラシなどの広告にて解説した通り、現代ではスマホの普及率が77.6%と、とても高い状態です。
2020年1月1日時点での日本の総人口は1億2713万8033人。この内の77.6%にアピールできるとなると、効果が出るのは納得ですよね。
そしてインターネット上で行う方法なので、どのくらい見てくれているのかなどをデータとして得ることができます。このデータを元にして、方法を改善したりすることができるのです。
当然ながら紙媒体は使わないので、チラシの在庫などが出ることもありません。
まさに現代にピッタリの集客方法と言えるわけです。
Web集客のデメリット
嬉しいメリットがたくさんある分、やはりデメリットも存在しています。
- それぞれ専門的な知識が必要
- 専門知識の難易度が高い
- 知識なく行うと効果が出ない
一番大きいのは、やはりある程度知識が必要ということですね。Webサイト(ホームページ)を作ったり、広告のためのいろいろな設定をしたり…なかなか初心者にはハードルが高いものばかりでしょう。
それらをおそろかにして行ってしまうと、結局全然効果が出ない…なんてこともざらにあります。
買取を増やすなら絶対「Web集客」
ここまでいろいろ説明してきましたが、やはり今やるならWeb集客が一番です!紙の広告よりも人の目に触れやすく、費用対効果もバッチリなWeb集客こそ、今一番取り組むべき集客方法と言えるでしょう。
とはいえ、デメリットで解説した通り、なかなかハードルが高い方法でもあります。
しかし!ご安心ください。そういった場合でも、Web集客を代行してくれる会社が数多くあるので、初心者でもしっかり集客をすることが可能なんです。
その中でもおすすめなのが、リスティング広告。今すぐ買取を増やしたいというニーズにぴったりのWeb集客方法です。
買取店にオススメの「リスティング広告」とは?
リスティング広告とは、GoogleやYahooでキーワードを検索した時に表示される広告で、検索ユーザーのクリック数に応じて課金される「クリック課金型広告(PPC広告)」が一般的です。
通常の検索順位の表示位置よりも上部に表示されるため、悩みをもって検索してくるユーザーに早い段階で訴えかけることができ、効果が早く現れるのが特徴です。
出典:買取広告ドットコム
広告費が必要な方法ではありますが、クリックされた分しか課金されないため、看板のように「毎月一定の広告費がかかる」ということもありません。費用対効果の面から見ても、有効的な方法であると言えます。
リスティング広告のメリット
- 購買意欲が高い利用者の目に触れる機会が増える
- リアルタイムで現状の把握ができる
- 最短で配信したその日から効果が出る
- 運用後でも広告の調整が可能
- 費用対効果がわかりやすい
リスティング広告はなんと言っても、情報を求めている利用者に素早く周知ができるのが最大のメリットです。
また新聞折込やチラシなどの紙の広告と違い、効果が全てデータで残るため、現状の把握や調整、費用対効果の把握などもしやすくなっています。
最短で効果を出し、その効果をしっかり把握しながら集客ができる方法というわけです。
リスティング広告のデメリット
- 広告費が必要
- 狙っているキーワードからずれていると効果が出ない
- 運用管理が必要
- 高度な運用管理を行うなら、最新情報を学び続ける必要がある
リスティング広告は、「狙っているキーワードの検索者」に絞って広告を打つので、その狙いが外れてしまうと効果が出ないことがあります。ここはマーケティングの知識と広告媒体の知識が必要になってくるポイントなので、担当者がしっかりとスキルを身に着ける必要があるでしょう。
さらに、広告を出すキーワードによっては、費用が思った以上にかかってしまう可能性があります。広告費が一律ではなく、キーワードによって異なるためです。
「たくさん検索されるキーワード」、つまり人気のキーワードはリスティング広告における競合他社が多く1クリックあたりの単価が高くなります。人気な分効果も期待できるため、単価も高くなるということです。
そして、より高度な運用を目指すならば、広告運用でできることは日々増えていくため、常に勉強し続ける必要があります。
つまり、運用知識が必要な上、うまく使わないと費用ばかりがかかってしまう方法なのです。
別のWeb集客方法「SEO」との比較
同じように検索結果から集客をする方法として「SEO(検索エンジン最適化)」というものがあります。Googleなどで検索をした場合、SEOエリア上位に表示させるための手法です。
下記画像の通り、この検索結果はリスティング広告エリアより下に表示されるものですが、SEOで上位になれば十分にホームページへの訪問数増加が期待できます。
出典:買取広告ドットコム
自身のホームページの質を高めていく方法のため、自分で更新ができるならば費用をかけずにできる方法となっています。
しかしリスティングに比べて効果が出るのに時間がかかる他、「質の良いコンテンツ」を突き詰める必要があるため、非常に労力を伴います。
効果的な方法の1つではあるのですが、根気強さがなければ成功しづらい方法でもあるのです。
「リスティング広告」との大きな違いは「効果が出る速度」
「効果が高い上に無料でできるならSEOの方がいいのでは?」
と思いがちですが、そうとも限りません。
リスティング広告と比較すると、下記のようなデメリットがあります。
- 効果が出るまでに時間がかかる
- 必ず効果が出るとは限らない
- ページの質を高めるための知識が必要になる
- 自分で更新できないと結局費用がかかる
- 労力がものすごくかかる
一番ネックなのは、「自分でページを更新できるか」です。
ホームページを作る際、どこかの業者に依頼したという方も多いのではないでしょうか?その際にブログなどを作っていれば自分で更新できるのですが、ブログ機能がなく、業者に依頼して作ってもらったホームページの場合、自身での更新は非常に困難です。
それなら修正を業者に依頼しようとすると、1回に何千円も何万円も費用がかかったりします。その更新によって効果があればいいのですが、効果があるかどうかはやってみないとわかりません。
こういった場合、コントロールがしやすいリスティング広告の方が有効になったりします。
こんな人はリスティング広告をすぐにやるべき!
もし下記に当てはまる方がいたら、今すぐにリスティング広告で集客を始めるべきです。
- とにかく買取を増やしたい
- 費用対効果の高いWeb集客がしたい
- ホームページの更新に自信がない(むしろできない)
- 速攻で効果を出したい
「始めたくてもやり方がわからない……」
「本当に効果が出るのか知りたい!」
という方は、次の項目からのインタビューは必見です!
もちろん他にも、Webで買取を増やす方法はいろいろあります。下記の記事で詳しく解説しています。ぜひこちらもご覧ください。
経営する買取店の集客アップを目指して広告を展開したいと考えているが、やり方がわからない。どのような点を意識して広告を出せばよいのか、また広告の種類にはどのようなものがあるのか。 こちらの記事は上記のように集客のコツをつかみたいと悩む買取[…]
本当に買取が増えるの?リユース店に特化した広告代行会社にインタビュー
ここまでの解説で、リスティング広告が有効とわかっていても
- 効果はどれぐらいの期間で出るの?
- より効果的に運用するコツは?
など疑問点も多いですよね。
そこで、リスティング広告の運用サービスを提供している買取広告ドットコムの加納あゆむ(かのうあゆむ)氏に、詳しく解説をしていただきました。
買取広告ドットコムのサービスは、広告業界初の「リユース業界に特化した広告運用サービス」となっています。買取を増やしたいリサイクルショップ・買取店・質屋の方は超必見です。
加納あゆむ氏
買取広告ドットコム広告運用責任者
元買取業の社員であり、入社5年目にして店長になり、店長就任1年目で売上を2倍に上げた経験を持つ。
出張、店頭、宅配買取のノウハウや鑑定、査定、販売、集客のノウハウを生かし、リユース業界に特化したリスティング広告の最適な提案を可能としている。
本当に効果が出るの?
ーーまず気になるのが、「リスティング広告はすぐに効果が出る」と言われている点なのですが、本当なのでしょうか?
加納氏:はい。早ければ広告配信をはじめたその日に結果が出ます。
とはいえ配信するまでには少し時間がかかります。どこまで作り込むかにもよりますが、アカウントの設定や掲載前の審査期間も数日必要になるため、少し余裕を持って始められることをお勧めします。
配信後効果がすぐにわかるのは事実です。弊社実績になりますが、開始後すぐ効果が出始めて、1ヶ月目で100件お問い合わせが増加したり、2ヶ月目で合計買取金額が2.5倍以上増えたクライアントもいらっしゃいます。
ーーそんなに効果的なんですね!ならばリスティング広告をやれば集客アップ間違いなしということでしょうか?
加納氏:そうとは言えません。
広告でホームページへの誘導はできますが、結局のところお問い合わせに至るかはホームページ力がとても大切です。スマホ対応していなかったり、知りたい情報が載っていなかったりなど、ユーザーに寄り添った作りになっていないサイトはCV(※)に繋がり辛く、いくら広告費をかけても全く効果につながらないということも十分ありえます。
寄り添ったサイトにしていくなら、例えばそうですね、「買取実績」ページなんかはユーザーが興味を持つコンテンツです。GA(※)上でも数字が伸びますし、私が実際に買取現場を経験していた時も、買取実績コンテンツをみて「こんな物でも買ってくれるんだ!」と品数が増えていました。
ホームページを訪問した人が、商品の購入や資料請求といったサイトで設定した目標を達成することができた数。
例)広告から10人の人がホームページを閲覧し、1人が買取成約した場合、「1CV」と数える。
ホームページのアクセスを解析できる無料ツールで、どんな人がどこから来てどのページを見てお問い合わせに繋がったかなどがわかるツール。
ーーなるほど!確かにホームページは大切ですね! では、ホームページがきちんと作られていると仮定して、リユース業界はどのようなキーワードで広告を出すのが効果的なのでしょうか?
加納氏:「商品名+買取」ですね。ユーザーが調べるときは「商品名+買取」での検索が基本なので、そこを狙うのが効果的です。
しかし地域や商品によっては必ずしも通用するわけではありません。考えることは皆さん同じなので、どの買取店様も「商品名+買取」で広告を出しています。つまり競合が多い状態なんです。
だからこそケースバイケースで戦略を変え、「どういったキーワードを狙うと費用対効果が高いのか」「どの広告が相性が良いのか」を考え、実践し、効果測定をしていくことが必要です。
ーーそこで専門的な知識が必要になるんですね。ちなみに御社の買取広告ドットコムでは、そのあたりの知識や経験が豊富ということですよね?
加納氏:そうですね、毎日リユース業の広告をさわっているので、それなりに経験は積んでいるとは思います。
弊社の場合私の知見もそうですが、さらに同業種は同地区に1件のみしか依頼を受けないという方法で効果を最大化しています。
例えば、岐阜で当たった出張買取の施策を福井に展開したり、神奈川で当たった店頭買取の施策を大阪に展開したりなど、全国で効果が最大化できるようにつとめています。
費用対効果を考えるなら、「1申し込みの重み」を考えるべし
ーーそれは面白いですね!他にも何か強みはあるのでしょうか?
加納氏:私は以前、リユースの買取店舗で実際に働いて店長も経験しているのですが、なんでも買い取る店舗だったため、ブランド品から骨董品まで、様々な商品に関する知識を学ぶことができました。
そのおかげで、クライアントの”取り扱い商品の利益率”を考えて運用できることも強みです。
例えば極論ですが、広告運用担当者に商品理解がなければ、「古着 買取」「ロレックス 買取」の両方からお問い合わせがあった場合でも、「同質のお問い合わせが1件」と計算してしまいます。店舗の売り上げを考えると「古着 買取」で10CVあるより、「ロレックス 買取」で1CVの方が遥かに価値がありますよね。
この様に商材の価値と費用対効果のバランスを見ながら運用しています。
ーーたしかに高級時計などは1回の買取で何万〜何百万もの買取になり、店舗の売り上げにかなり影響してきますね。
加納氏:その通りです。広告費の安さやCVの稼ぎやすさだけで考えてしまいがちですが、考えるべきは「利益率」で、そこに注目した運用をすることで、「無駄なクリックを無くし、費用対効果を最大化する」ことが可能になります。
あとは、月額の広告費が100万円以上のクライアントのみになってはしまいますが、毎月定例会議を実施し意見交換を行い更なる高みを目指せる施策をご提案します。
このような機会を設けることでより広告の細分化を行うことができ、凡ゆる角度から凡ゆるユーザーにアプローチできる最適な広告をより早く実現することができます。
また商材によってユーザーが絞られるのがわかっていれば、そのユーザーのみに広告を配信するなど、無駄な運用にならないよう調整もしますよ!
もちろん初期設定やレポート作成も対応しているので、しっかり効果を実感していただきながら安心してご利用いただけます。
ーーもう「広告のことなら何でもお任せ!」ですね。ちなみに得意としている分野とかってあるんでしょうか?
加納氏:取り扱い品目が多い店舗は得意ですね。多くのキーワードを登録できるので、その中から競合の少ないキーワードを見つけて、費用対効果の高い広告を作成できると思います。
もしくは、1商材しか扱ってないような超特化した店舗ですね。そういった店舗なら、他店にない強みを全面に打ち出すことで成果に結びつけるのは得意です。
ーー逆に苦手な分野はありますか?
加納氏:強いて言えば、貴金属・ブランド品だけしか取り扱っていない店舗です。
貴金属・ブランド品はリスティング広告内でも競合が多く、ある程度広告費をかけても検索結果で高い位置で表示ができないこともあります。
この場合はホームページの力もかなり求められるので、成果が出るまでに時間とコストが必要になる場合が多いですね。
アフターコロナのリユース業界は「Web集客が重要」
ーー現在(2020年4月)は、コロナウィルスによる経済的なダメージが大きい情勢ですが、広告業界から見て、リユース業界への影響はどのように感じていますか?
加納氏:宅配買取は業績が伸びていて、2020年2月と比べて2倍の買取ペースになっているところもあります。やはり、人に会わずにモノが売れる宅配買取が注目され始めていると思います。
出張買取も、弊社が知るところでは、今のところ影響を受けている様子はありません。現状影響を受けているのはやはり店頭買取ですね。
今はそもそも街に人がいないので即日での集客対策が行いにくいのが現状です。今後の来店に備えて、今はお店の認知度を上げる戦略が必要ですね。
ただし、ネットの検索ボリューム(検索された回数)は一切落ちていません。ユーザーの心理として「コロナが落ち着いたら行くが、行動に移すのは今じゃない」と考えていると分析しています。
ーーでは、このまま衰退するという感じはなさそうですね。
加納氏:そうですね。世界的な環境保全の観点から見ても、リユース・リサイクルは積極的に行われるべきことであると認識しているので、リユース業界はまだまだ拡大すると思います。
コロナのようなことがあっても、買取の元となる購買活動が絶えることはないため、景気による影響はあれど絶望的な衰退はないでしょう。
ーーこれからリユースの需要が上がりそうなものってありますか?
加納氏:衣類ですね。昨年から買取数や店舗(マーケット)も増えていますが、まだまだ伸びると思います。
また今後の需要を考えると不用品回収と買取を組み合わせたサービスは伸びていくと考えています。
このような不用品回収と販売の両方ができる店舗や海外販路などプラットフォームに頼らない独自の販売経路を持つ会社は強いと思います。
ーーそういった会社が生き残っていく、と
加納氏:メルカリなどで個人から個人に売るCtoCビジネスがまだまだ伸びそうなので、自分で手軽に売れる商品がリユース業界まで流れてくることは徐々に少なくなっていくと考えています。
反対に自分でちゃんと売れないもの。例えば家具などの大型商品の販路を持つ会社など、自社の強みを理解し競合他社との差別化が行える買取店が今後生き残っていくのではないでしょうか。
今回のコロナによって宅配・出張買取の需要の高まりや、Web集客への注目も高まりつつあります。そこをキャッチできるようなホームページや集客方法を作っていくのが大切ですね。
ーー最後に、リスティング広告を始めようか悩んでいる人に向けて一言お願いします!
加納氏:最初はとっかかりにくいかもしれませんが、リユース業界でのリスティング広告はまだまだ効果が出ますので、ぜひチャレンジしてみてください。
運用に裂ける時間が無いなど自社運用が難しい場合は、私加納宛てにお気軽にご相談いただければと思います。
リスティング広告のことならお任せ!「買取広告ドットコム」
- 広告を出すキーワードの選定
- 費用対効果を最大化する分析・調整
- より効果を高めるホームページの提案
などなど、費用対効果の最大化を目指しながらリスティング広告を運用してくれる「買取広告ドットコム」は、全リサイクルショップ・買取店・質屋などのリユース業の味方と言っても過言ではありません。
Webでの集客に悩んでいる方は、ぜひ一度無料相談をしてみてはいかがでしょうか?
プラン内容
プラン | 内容 |
テストマーケティングプラン | 初めてリスティング広告を行う小規模買取店向け 予算10万円(税別/手数料込) |
しっかり運用しっかり改善プラン | 代理店、自社での運用経験のある買取店、中規模買取店向け 広告予算の20% |
しっかり寄り添う最強プラン | 運用経験のある買取店かつ大規模買取店向け 広告予算の10%〜(要相談) |
会社情報
店舗名 | 買取広告ドットコム |
無料相談/資料請求 | お問合わせ先 |
各種コース | ・テストマーケティングプラン ・しっかり運用しっかり改善プラン ・しっかり寄り添う最強プラン |
運営会社 | チャイルドバンク合同会社 |
オフィス所在地 | 〒500-8455 岐阜県岐阜市加納栄町通7-24(岐阜オフィス) 〒164-0013 東京都中野区弥生町5丁目11−24 白川本社ビル301号(東京オフィス) |
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主なサービス | 買取広告ドットコム 回収広告ドットコム |
リスティング広告は今がチャンス
今回はリスティング広告についての解説から、実際に広告を運営する買取広告ドットコムの加納氏へのインタビューと、盛り沢山の内容でお届けしました。
コロナの影響が如実に出ている今、リサイクルショップ・買取店・質屋などのリユース業も、Webというフィールドへの転換が必須となりつつあります。そんな時、リスティング広告の運用は検討するべき重要な集客方法です。
買取広告ドットコムのように実際に買取の現場を理解したサポーターがいれば、無駄なく効果的な運用が可能になります。
ぜひリスティング広告を活用して、Webからの集客をどんどん増やしていってくださいね!
Web広告についてもっと広く知りたい方は、下記の記事もオススメです。
経営する買取店の集客アップを目指して広告を展開したいと考えているが、やり方がわからない。どのような点を意識して広告を出せばよいのか、また広告の種類にはどのようなものがあるのか。 こちらの記事は上記のように集客のコツをつかみたいと悩む買取[…]