【中央区】粗大ごみの出し方をカンタン解説!品目ごとの料金確認方法も

  • 2024年7月4日

東京都中央区にお住まいの方のなかには、「実は粗大ごみの出し方を知らない」という方もいるのではないでしょうか。

粗大ごみを出すには、まず粗大ごみ受付センターへ申し込みする必要があります。しかし、粗大ごみによって処分料金が異なるので、処分するハードルが高く感じる方も多いでしょう。

この記事を読めば、中央区での粗大ごみの出し方が簡単にわかります。品目ごとの料金確認方法も紹介しているので、参考にしてみてくださいね。

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粗大ゴミとして処分できるもの

中央区では、家庭から出る家具や電化製品などのゴミの中でも、一辺の長さが最長30センチメートルを超えるものが粗大ゴミとして処分可能です。

一辺が30センチメートル以下のものは、粗大ゴミではなく一般の可燃ゴミや不燃ゴミで回収できる場合があります。粗大ゴミ受付センターのHPに、よくある質問や手数料などがのっていますので、分からないことがあればそこで確認しておきましょう。

解体しても粗大ゴミとなること、大きさや重さによっては収集できないものがあること、箱に入った家具などを捨てる場合、中にほかのものを入れてしまうと一緒に収集できないことなどには気を付けてくださいね。

中央区で粗大ごみの捨て方

中央区で粗大ゴミを捨てる場合、事前に粗大ゴミ受付センターへの申し込みや処理券の購入などの手続きが必要となります。

以下の手順1~3に沿って処分しましょう。

  1. 粗大ゴミ受付センターへの申し込み
  2. 有料粗大ゴミ処理券の購入
  3. 粗大ゴミを自宅前へ出す

それぞれ詳しく解説していきます。

手順①:粗大ゴミ受付センターへの申し込み

粗大ゴミ受付センターへ電話かインターネットで申し込みをします。

インターネットで申し込みできる粗大ゴミは合計10点までとなっていますので、それ以上の点数となる場合は電話で申し込みましょう。

申し込み方法受付時間問い合わせ先
インターネット24時間粗大ゴミ受付センター
電話8:00〜19:00(月〜土)03-5296-7000

※もし申し込みをキャンセルする場合は、収集予定日までの日数が、日曜日を除く日数が2日以上あればインターネットからキャンセルが可能です。それ以降のキャンセルは電話連絡となります。

手順②:有料粗大ゴミ処理券の購入

「有料粗大ゴミ処理券・有料ゴミ処理券取扱所」の標識のあるお店や、各コンビニエンスストアで有料粗大ゴミ処理券を購入しましょう。

処分する粗大ゴミによって、処理手数料が異なります。処理券には2種類あり、A券が200円、B券が300円で、その組み合わせによって料金が異なります。

購入前に粗大ゴミ受付センターのHPで、捨てようとしている粗大ゴミの手数料をあらかじめ確認しておきましょう。

注意点として、必ず中央区が発行したものを購入するようにしてください。中央区以外が発行した処理券は使用できませんので、注意しましょう。

手順③:粗大ゴミを自宅前へ出す

粗大ゴミ受付センターへ申し込みが完了し、有料粗大ゴミ処理券の購入ができれば、いよいよゴミ出しです。

まずは収集予定日、氏名か受付番号を記載した有料粗大ゴミ処理券を、粗大ゴミへ貼ります。個人情報なので氏名を記載したくない方は、受付番号の記載で問題ありません。

受付番号が分からない場合、インターネット申し込みであれば、受付時のメールに記載されています。電話で申し込んだ場合は問い合わせましょう。

そして、収集日の午前8時までに自宅の玄関先や敷地の入口など、収集しやすい場所へ出します。マンションの方は1階の収集しやすい場所へ出しておきましょう。

粗大ゴミを捨てるときにかかる費用

中央区で粗大ゴミを捨てる際には、有料粗大ゴミ処理券を購入して、ゴミへ貼付する必要があります。

ここからはその有料粗大ゴミ処理券の種類や、料金についてまとめています。

有料粗大ゴミ処理券を購入する前には必ず必要な料金を確認し、間違ったものを購入しないように気を付けましょう。

特定廃棄物処理件

下記の標識のあるお店やコンビニエンスストアで中央区の有料粗大ごみ処理券を購入しましょう。購入できる場所は区のHPから確認できます。

有料粗大ごみ処理券の種類は、A券200円B券300円の2種類がありますので、それを組み合わせて必要な額を購入してください。

払い戻しは原則としてできませんので、事前に必要な手数料を必ず確認しておきましょう。
使用期限はありません。もし間違って購入した場合も別の機会に使用できます。

また中央区で使用できる券は、中央区で発行されたものだけになります。間違えて違う区の券を購入しないように気を付けましょう。

粗大ごみ 処分手数料

粗大ゴミの中でも、出すゴミの種類によって処理手数料が異なります。購入する前に出すゴミの手数料を確認しましょう。

粗大ゴミの処理手数料については、「粗大ごみ受付センター」のHPで確認することができます。

下記は一例となりますので、ご参考にしてください。

品物処理手数料処理券
いす(ソファー以外)200円A券1枚
傘立て200円A券1枚
自転車(20インチ以上)800円A券1枚 B券2枚
扇風機200円A券1枚

粗大ごみ受付センターで品目ごとの料金一覧を確認する方法

はじめに、中央区の「粗大ごみ受付センター」のHP内にある粗大ごみ品目と手数料検索のページにアクセスします。

次に、粗大ごみとして処分したいものの分類を選択し、品目名を入力したうえで検索ボタンをクリックしましょう。どの分類にあてはまるかわからないときは、分類を選択しなくても検索できます。

入力した内容にあてはまる品目があると、上記画像のような検索結果が表示されます。検索結果からは、処理料金と必要な粗大ごみ処理券の種類・枚数がわかるので、表示されたとおりの処理券を購入しましょう。

品目によっては処分方法の注意書きが赤字で表示されます。表示された際には、内容を必ず確認してください。

「不用品交換システム」で譲ることも可能

ゴミとして捨てる前に、中央区では「不用品交換システム」を取り入れています。まだ使えそうな商品がある人は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

利用の手順は以下の通りです。

手順①:登録

専用のはがき(さしあげます・ゆずります・ゆずってくださいカード)、または、HPからダウンロードしたカードを印刷して必要事項を記入し、切手を貼って郵便ポストに投函するか、〈リサイクルハウスかざぐるま〉に持参して登録します。

有効期間は原則として8週間です。専用はがきは<リサイクルハウスかざぐるま>か中央区役所7Fでも配布しています。

手順②:商品が紹介される

登録後にカードの原本又はコピーが〈リサイクルハウスかざぐるま〉両館に掲示されます。中央区のHPにも登録後の品物を掲載します。

手順③:コンタクトをとる

登録の品物を「ゆずってほしい人」「ゆずりたい人」は「登録をした人」に電話等で連絡し、当事者間で直接取引を行ってください。連絡先については〈リサイクルハウスかざぐるま〉にお問合せください。

不用品交換システムを利用する際の注意点

中央区はこの取引に介入せず、交換情報を提供する場として紹介しています。商品のやりとりや商品に関する質問は、本人同士でやりとりしましょう。

取引が成立したときや、登録した品物をキャンセルするときは、「登録をした人」が、すみやかに「登録の取消」の電話連絡を〈リサイクルハウスかざぐるま〉にしてください。

粗大ごみとして捨てられないものの処分方法

家具・家電などのゴミの中でも、粗大ゴミとして取り扱いができないものがあります。

粗大ごみとして捨てられないもの

家電リサイクル法の対象となる家電製品・自転車などの処理困難なもの、収集が困難なものなどです。

粗大ごみとして捨てられない場合は、宅配業者による回収や、専門の処分業者に依頼することになります。

また家電であれば、購入したお店で引き取ってもらうか、買い換えの場合は買い換える店に引き取ってもらうなどが可能です。販売店が閉店または不明なときや買い替えでない場合は、家電リサイクル受付センターで申し込みができます。

<家電リサイクル法の対象となる家電製品>

  • エアコン
  • テレビ(ブラウン管式)
  • 薄型テレビ(液晶・プラズマ)
  • 冷蔵庫・冷凍庫
  • 洗濯機・衣類乾燥機

<適正処理困難物とみなされるもので申込できない品目>

自動車(バッテリー、マフラー等の部品も含む)、オートバイ(バッテリー等の部品も含む)、自動車タイヤ、ピアノ、耐火用金庫、消火器、コンクリートブロック、ガスボンベ類

<収集運搬が困難なもの>

  • 長さが1m80cmを超えるもの(物干しざお、サーフボード、ウッドカーペットなど)
    切断してそれ以下のサイズになれば、粗大ゴミとして処分が可能です。
  • 太さが約30cmを超えるもの(木の幹など)

宅配回収で送る

中央区では、パソコンや小型家電の宅配回収を行っています。小型家電リサイクル法の認定事業者であるリネットジャパンリサイクル株式会社と連携した取り組みです。

宅配便で回収され、回収品目にパソコン本体が含まれている場合、1箱分の回収料金(税込1,650円)が無料となります。申し込みはインターネットまたはFAXで可能です。

自宅まで無料で回収に来てくれる点がとても便利なシステムとなっていますので、自宅に壊れたパソコンなどがある方は、申し込んでみてはいかがでしょうか。

回収業社を利用する

パソコンのほかに家庭で不要になったパソコン(ディスプレイ含む)は、「資源有効利用促進法(資源の有効な利用の促進に関する法律)」により、メーカーによって回収されています。メーカーが分かっている場合は、各メーカーへ申し込みましょう。

メーカーが分からない場合や倒産している場合は、一般社団法人パソコン3R推進協会というところがありますので、そちらへお問い合わせください。ハードディスクの破壊などもしてもらえますので安心です。

また洗濯機や冷蔵庫などの大きい家電は、家電の回収業者を利用すれば、処分が可能です。買い替え以外の場合で処分が必要になった際は、回収業者を探してみましょう。

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木暮康雄

木暮康雄 (監修者)

ウリドキ株式会社代表取締役CEO。ウリドキプラスの発行人でもある。
リユース業界での起業・事業運営の経験が豊富でリユースの専門家としてのメディア出演歴も多数。
著書に「リユース革命」(幻冬舎)がある。

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