厚木市の粗大ごみ回収方法は?料金や申し込み方法も解説

  • 2023年7月27日
厚木市の粗大ごみ回収方法

「神奈川県厚木市で粗大ごみを捨てたい」と思っても、回収方法がわからないという人もいるのではないでしょうか。

厚木市では、戸別回収持ち込みの2つの方法で粗大ごみを回収しています。

しかし、粗大ごみの回収方法はほかのごみとは異なるため、手順をよく理解してから回収に出す必要が。間違えてしまうとごみを回収してもらえなかったり、希望の日程に間に合わなかったりすることもあるでしょう。

本記事では、厚木市での粗大ごみの回収方法や申し込み方法を解説します。流れをきちんと頭に入れたうえで、回収を申し込んでみてくださいね。

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厚木市で粗大ごみに出せるもの

厚木市で粗大ごみとして出せるものは、厚木市内の各家庭から出たものだけです。粗大ごみのほか、特定粗大ごみの区分に当てはまるものも粗大ごみとして出せます。

具体的には、次の表の説明に当てはまるものです。

粗大ごみ一辺の長さが50cm以上のもの
特定粗大ごみ各辺の長さの合計(高さ+横幅+奥行)が300cm以上の次のもの
※たんす・ベッド枠・ベッドマット・棚類・物置・ソファー・マッサージチェア・テーブル

出典:粗大ごみ(大型のごみ)の出し方|厚木市

ごみの大きさによって区分が変わるので、出す前に忘れずに大きさを測るようにしましょう。また、物置は解体された状態のスチール製市販品のみ特定粗大ごみとなることには注意が必要です。

厚木市で粗大ごみに出せないもの

ここからは、厚木市では粗大ごみとして出せないものの紹介です。

粗大ごみに出せないものとして、「家電リサイクル法で定められた家電」「パソコン」「市の処理能力を超えるもの」「事業系のごみ」「ごみ出しのルールに違反しているもの」があります。順番に見ていきましょう。

家電リサイクル法で定められた家電

家電リサイクル法で定められた家電は、厚木市では粗大ごみとして回収してもらえません。具体的には、テレビ・冷蔵庫・冷凍庫・洗濯機・衣類乾燥機・エアコンの6種類が家電リサイクル法で定められた家電です。

購入した家電小売店か買い替える家電小売店に引き渡し、家電メーカーがリサイクルを行います。

また、指定引取場所に持ち込んで廃棄することも可能です。指定引取場所への持ち込みができない場合には、家電小売店(協力店)に引き取りを依頼できます。

パソコン

パソコンやその周辺機器も粗大ごみとして回収してもらえないので、特定の事業者やメーカーに回収・リサイクルしてもらう必要があります。

市と協定を結んだ国の認定事業者が宅配便で回収を行っており、費用はかかりません。また、メーカーが一部有料の自主回収を行っています。

リサイクルの対象となるかは、次の表を参考にしてください。

リサイクルの対象となる機器パソコン・ディスプレイ・標準添付品(キーボード・マウス・ケーブルなど)
リサイクルの対象とならない機器プリンターやスキャナーなどの周辺機器・標準添付品単体・ワープロなど

出典:パソコンのリサイクル|厚木市

リサイクルの対象とならないプリンターやワープロなどは、もえないごみ(金属類)または粗大ごみとして出すことになるので注意しましょう。

市の処理能力を超えるもの

有害なものや医療系のごみなど、市の処理能力を超えるものも粗大ごみとして出せません。具体的には、有害なものとして除草剤や農薬など、医療系のごみとして注射器や使用済みガーゼなどが該当します。

ガスボンベや廃油など爆発の危険があるもの、ミニバイクを含むオートバイやピアノなど処理が困難なものも対象外です。

この他該当するものは、厚木市のホームページに掲載されているので、事前に確認してみてください。また、これらを処分したい場合は、専門業者に依頼しましょう。

事業系のごみ

事業活動により発生した資源とごみも粗大ごみの回収対象ではなく、一般家庭用のごみ集積所に出してはいけません。事業所から出た事業系のごみは、一般廃棄物と産業廃棄物に該当するものがあるため、それぞれに適正な処理をする必要があります。

適正な処理方法については、厚木市のホームページをご覧ください。

ごみ出しのルールに違反しているもの

ごみ出しのルールに違反している場合、粗大ごみとして回収してもらえません。たとえば、収集当日の朝9時までにごみを出していない場合や粗大ごみシールを貼っていない場合です。

また、ごみを出す場所が回収に適していない場合もルール違反にあたります。回収に適した場所は、戸建てでは門の前や道路に面した車庫など、集合住宅では1階の分かりやすい場所や敷地内の集積所などです。

厚木市の粗大ごみの回収方法

厚木市では、直接持ち込みと戸別回収の2通りで粗大ごみを処分可能です。

直接持ち込みでは事前に申し込み、予約した時間帯にごみを持ち込みます。5点以上の粗大ごみを持ち込めることがメリットです。

一方、戸別回収では事前に収集の申し込み、自宅まで回収に来てもらいます。ただし、1回につき5点までの回収で、収集時間帯の指定ができないことに注意しましょう。

厚木市の粗大ごみ回収の申し込み方法

先ほど紹介したように、粗大ごみを直接持ち込む場合も戸別回収してもらう場合も、事前に申し込む必要があります。

事前の申し込みの方法は、インターネットと電話の2通りが可能です。

インターネットで申し込む

インターネットで申し込む場合の手順は以下の通りです。

  1. 厚木市粗大ごみインターネット受付」にアクセス
  2. ページ下部の「個人情報の取扱いについて」の項目にある「同意して申し込みに進む」をクリック
  3. 表示されたボタンのうち、希望する申し込み内容を選択し、画面の案内に従って手続きを進める

インターネット申し込み方法が変更に

2023年1月から、インターネットでの申し込み方法が変更になりました。2022年以前にインターネットで申し込みをしたことがある方は、申し込み方法が変わっていることに注意したうえで手続きをしてください。

24時間いつでも申し込めるようになり、非常に便利です。

電話で申し込む

電話番号046-225-2790
受付時間8:30〜17:15
休館日日曜日
第1・第3土曜日(4月・12月・3月を除く)
年末年始
施設点検日

出典:環境センター|厚木市

電話で申し込む場合には、上記の電話番号に連絡してください。住所・氏名・電話番号・品目・点数・ごみを出す場所など、必要事項を伝えます。

受付時間の8時30分から17時15分までの間に連絡しましょう。休館日には電話による申し込みができないので、インターネット申し込みの利用を検討してみてくださいね。

粗大ごみを直接持ち込む方法

インターネットまたは電話での事前の申し込みが終わったら、粗大ごみを直接持ち込む準備をしましょう。なお、粗大ごみと一緒にほかのごみや資源ごみ(せん定枝以外)の持ち込みはできないので注意してください。

1. 予約日に厚木市環境センターへ行く

事前の申し込み時に持ち込みができる日時を指定されるので、時間通りに厚木市環境センターに持ち込みましょう。

搬入時には、市内在住を証明できる免許証などを提示します。本人の代わりに別の人が搬入する場合、委任状と対応者の身分証明書が必須です。

ケースに応じた必要書類を忘れないように気を付けましょう。

2. 自力で荷下ろしをする

搬入に使う車を傷つけないために、持ち込んだ粗大ごみの荷下ろしは基本的に自力で行う必要があります。

重たい粗大ごみの荷下ろしは複数人で行うなど、怪我をしないように注意しましょう。軍手を用意しておくと、荷下ろしの際の思わぬ怪我を防止できるのでおすすめです。

3. 手数料を支払う

最後に、処理手数料を支払います。現金またはキャッシュレス決済で支払いが可能です。

キャッシュレス決済は、クレジットカードや電子マネー、コード決済を選択できて便利。厚木市のホームページを事前に確認し、使いたいキャッシュレス決済が対応しているか確認しておきましょう。

戸別回収の方法

インターネットまたは電話での事前の申し込みが済んだあと、戸別回収してもらう場合にも準備が必要です。申し込んだ住所・氏名・電話番号・品目・点数・ごみを出す場所に誤りがないか、よく確認しましょう。

1. 回収日までにシールを購入する

戸別回収では手数料を支払うために、粗大ごみシールを購入する必要があります。粗大ごみシールは1枚500円の1種類のみなので、必要な枚数を購入しましょう。

シールの購入場所

粗大ごみシールは、厚木市内の粗大ごみ収集処理申込券取扱店で購入が可能です。厚木市のホームページに粗大ごみ収集処理申込券取扱店の一覧が掲載されています。

コンビニなど身近な場所でも取り扱いがあるので、一度確認してみてください。

2. 回収場所にごみを出す

粗大ごみシールを貼り付け、指定の回収場所に粗大ごみを出します。粗大ごみシールには、名前(イニシャルも可)や収集日を忘れずに記載しましょう。

雨天でも収集され、夕方までに収集が完了します。粗大ごみシールの貼り付けがない粗大ごみや、電話などで申し込みのない粗大ごみは収集できないので気を付けましょう。

厚木市の粗大ごみ処理手数料・料金

処理手数料は、粗大ごみは1点500円、特定粗大ごみは1点1,000円です。

粗大ごみとして処理しようとしているごみの手数料を個別に確認したい場合は、厚木市のホームページで品目一覧表を活用しましょう。

五十音順やキーワードで検索できるだけでなく、その品目が粗大ごみに該当するか、手数料がいくらであるかも確認できて非常に便利です。

廃棄物処理手数料の減免対象者

厚木市には廃棄物処理手数料の減免制度があります。生活保護受給中の方や天災その他大規模災害を受けた方、火災などの災害を受けた方が対象です。

廃棄物処理手数料の減免制度について詳しく知りたい方は、厚木市環境センターに問い合わせてみてください。

市の回収以外の粗大ごみの処分方法

ここまで厚木市による粗大ごみ回収を紹介しましたが、厚木市以外で粗大ごみを処分する方法もあります。具体的には、買取業者や不用品回収業者、フリマアプリ・オークションを利用する方法です。ひとつずつ見ていきましょう。

買取業者に買取ってもらう

粗大ごみとして処分したいものがまだ使える場合は、買取業者の利用がおすすめです。まだ使える状態のものを買取してもらうと、処理手数料がかからず、買取金額が手に入りお得です。

業者ごとの買取金額を比較するサービスもあるので、興味のある方はチェックしてみてください。

不用品回収業者へ依頼する

粗大ごみとして処分を考えているものの量が多いときは、不用品回収業者へ依頼しましょう。

市では一度に回収しきれない場合は、不用品回収業者に自宅へ回収に来てもらうことで余計な手間が省けます。重たいものなど自力で運び出せないときも、自宅に回収に来てもらうことでスムーズな処理が可能です。

フリマアプリやオークションで売る

トレンドやきれいなもの、発送しやすいものの場合は、フリマアプリやオークションで売りましょう。こういったものは買取より高く売れる可能性があります

対象になるものは限られますが、少しでも高く売りたい方はフリマアプリやオークションの利用がおすすめです。

厚木市の粗大ごみ回収手順を理解して、きちんと粗大ごみを回収してもらおう

ここまで、厚木市の粗大ごみの回収方法や申し込み方法を中心に解説しました。

戸別回収と持ち込みの2つの回収方法を状況に応じて使い分けることで、スムーズな粗大ごみの処理が可能です。粗大ごみはほかのごみと異なる回収方法ですが、手順よく理解して申し込むことで、きちんと粗大ごみを回収してもらえます。

本記事を参考に、厚木市の粗大ごみの回収を申し込んでみてくださいね。

木暮康雄

木暮康雄 (監修者)

ウリドキ株式会社代表取締役CEO。ウリドキプラスの発行人でもある。
リユース業界での起業・事業運営の経験が豊富でリユースの専門家としてのメディア出演歴も多数。
著書に「リユース革命」(幻冬舎)がある。

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