【国分寺市】粗大ゴミの出し方は?料金や申し込み方法など徹底解説

  • 2024年5月24日

東京都国分寺市で粗大ゴミを処分する際は、市が定めるルールに従って出す必要があります。とはいえ、どのように処分すべきかよくわからないという人もいるでしょう。

粗大ゴミは、一般ゴミのように収集日が設けられておらず、自分で収集を依頼したうえで出します。品目ごとに料金はかかるものの、予約日に家の前に出しておくだけで、立ち会いなど特別なことはありません。

ただし、大きさのあるものがすべて粗大ゴミとして捨てられるわけではなく、市では収集してもらえないものもあるため注意が必要です。

本記事では、国分寺市における粗大ゴミの種類や料金、申し込みから収集までの流れなどを詳しく解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

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国分寺市における粗大ゴミの定義

東京都国分寺市の公式HPによると、国分寺市における粗大ゴミの定義は大きく分けて2つあります。

1つ目は、もっとも長い1辺が30cm以上の電気製品、音響・映像機器・OA製品などの家電製品です。2つ目は、もっとも長い1辺が40cm以上の、家具・台所用品・趣味用品。

これよりも小さいものは、粗大ゴミの対象外なので注意が必要です。

【国分寺市】粗大ゴミの対象品目と料金

粗大ゴミを処分するうえで、費用がどれくらいかかるのかがもっとも気になることのひとつではないでしょうか。ここでは、国分寺市で粗大ゴミの対象としている代表的な品目の料金を、それぞれのカテゴリごとに表で紹介します。

カテゴリ品目料金
家電製品オーブントースター200円
オーブンレンジ500円
加湿器200円
家庭用ゲーム機200円
空気清浄機500円
家具類ごみ箱200円
つくえ2,000円
テレビ台500円
パイプ棚300円
ロールスクリーン・ロールカーテン300円
台所・洗面用品換気扇200円
キッチンワゴン400円
たらい200円
風呂釜1,600 円
風呂のふた200円
趣味用品キーボード(楽器)400円
ギター200円
クーラーボックス200円
サイクリングマシーン(室内健康器具)1,500円
そのほかアクリル板200円
旅行かばん・スーツケース200円
座布団(5枚まで)200円
自転車700円〜1,000円

出典:粗大ごみ処理手数料|国分寺市

【国分寺市】粗大ゴミ料金の支払い方法

国分寺市で粗大ゴミを収集してもらう際には、収集の申し込み、粗大ゴミ処理券の購入・貼り付け、粗大ゴミを出す、という手順が必要です。ここからは、これらの手順のなかの「粗大ゴミ処理券の購入」について詳しく解説します。

粗大ゴミ処理券の種類と使い方

粗大ゴミ処理券には、200円券・300円券・500円券・1,000円券の4種類があります。

ステッカータイプなので、貼り付けの際にテープやのりなどを用意する必要はありません。名前と申込日を記入し、収集してもらいたいものに処理手数料分の券を台紙から剥がして貼り付けます。

スムーズに収集してもらえるように、粗大ゴミ処理券はそれぞれの品目の目立つ場所に貼りましょう。

粗大ゴミ処理券の販売店

国分寺市の粗大ゴミ処理券は、市内のセブン-イレブン、ファミリーマート、ミニストップなどのコンビニエンスストアや、一部スーパーマーケット、たばこ屋さんや商店などで販売しています。

各販売店の住所・電話番号・営業日に関しては、国分寺市のHPにある「粗大ごみ処理券取扱店一覧表」より確認してください。

粗大ゴミ処理券に関する注意点

粗大ゴミ処理券を購入・使用する際の注意点は、全部で2つあります。

1つ目は、収集してほしい粗大ゴミの手数料をよく確認し、過不足なく券を貼り付けるという点です。一度購入した粗大ゴミ処理券は払い戻し不可のため、事前に国分寺市のHP上にある「粗大ごみ処理手数料」の表をよく確認してください。

2つ目は、領収書を収集が終わるまで取っておくという点です。粗大ゴミ処理券の裏面が領収書となっているので、誤って捨てないようにしましょう。

【国分寺市】粗大ゴミとして処分できないもの

国分寺市は粗大ゴミとして処分できないものについて詳しく定義しており、大きさ・種類・形状・そのゴミが発生した状況などさまざまです。

ここでは、粗大ゴミの対象外であるものについて解説します。

粗大ゴミの対象外のもの

軽易な調理、台所用品類フライパン、なべ、食器類、包丁、まな板など
かばん類ランドセル、ハンドバッグ(旅行かばん、スーツケースなどは除く)
軽易な日用品類ほうき、モップ類、ハンガー、かさ、ブーツ、杖など

出典:粗大ごみの出しかた|国分寺市

そもそも収集できないもの

国分寺市で収集処理できないもの備考
1事業活動に伴って出る粗大ゴミ商店・事業所・工場・病院などで発生する粗大ゴミ
2一般家庭から一時的に出る多量ゴミ引っ越しや庭木の刈り込みなどで出た大量のゴミ
3家電リサイクル法によるものブラウン管・液晶・プラズマテレビ(パソコンのモニター)・冷蔵庫・冷凍庫・洗濯機・エアコン ・衣類乾燥機など
4資源有効利用促進法によるものパソコンやモニターなど
5消化器エアゾールタイプを除く
6自動車・バイク本体のほか、タイヤやバッテリーなどの部品も収集不可
7家屋に付随する物・液体たたみ・ブロック・浴槽・ペンキ・廃油・ガソリン・消火器・建築資材・灯油・オイル・農薬など
8そのほかの処理困難物スプリング入りマットレス・ピアノ・電子オルガン・金庫・コンクリートガラ・ドラム缶・介護ベッド・ボウリングの球・木の根・仏壇・サーフボード・土・砂・石・粘土など

出典:市が収集処理できないもの|国分寺市

【国分寺市】粗大ゴミの申し込み方法

国分寺市で粗大ゴミの申し込みをする方法は、全部で3つあります。

電話での申し込み、ファックスでの申し込みのほか、平成29年からは国分寺市の公式HPから電子申請での申し込みも可能になりました。

電話での申し込み

電話は、月〜金曜日(祝日・年末年始除く)の8:30〜17:15の受付です。

その際に伝える内容は、住所・氏名・電話番号・粗大ゴミの品目・数量・サイズなので、事前に準備しておきましょう。担当者が、「品目ごとの金額」「収集日」「粗大ごみ処理券販売所」を教えてくれます。

ファックスでの申し込み

ファックスでの申し込みは、専用の申し込み用紙に記入してファックスする必要があります。市で配布しているごみ・リサイクルカレンダーの裏側が申し込み用紙になっているのでそれをコピーして使用するか、国分寺市の公式HPからダウンロードしてください。

ファックスの場合は、24時間申し込み可能です。

  • ファックス先:042-538-1150

電子申請での申し込み

電子申請の場合は、国分寺市の公式HP内にリンクが貼ってある、ごみ処理依頼電子申請専用サイトから申し込めます。

氏名・住所・電話番号といった基本情報のほか、粗大ゴミの品目詳細とゴミを出したい場所を入力し、送信しましょう。送信後、申し込み完了の連絡と、粗大ゴミ収集センターからの料金・収集日の連絡が2回に分けて来ます。

【国分寺市】粗大ゴミを出すときの流れ

国分寺市で粗大ゴミを出す際は、先に紹介した3つの方法のいずれかで受付センターへ申し込み、料金を確認したあとに処理券を購入・貼り付け、伝えられた収集日に出すという手順を踏みます。

以下で、それぞれの手順の詳細を確認しましょう。

1. 粗大ゴミ受付センターに申し込む

粗大ゴミ受付センターへの申し込みは、先述した通り、電話ファックス電子申請の3通りです。いずれの方法でも、申し込みの時点で品目や数量を伝える必要があるため、出したい粗大ゴミをあらかじめ把握しておきましょう。

2. 粗大ゴミ処理券を購入・貼付する

粗大ゴミ処理券は市内に複数の販売店があるので、わざわざ遠くへ足を運ばずに最寄りの店舗で購入できて便利です。国分寺市の公式HP上にある「粗大ごみ処理券取扱店一覧表」で、営業時間などを確認できます。

申し込み時に伝えられた料金分の券を購入し、名前と申込日を記入のうえ、粗大ゴミの目立つところに台紙から剥がして貼り付けてください。券の裏面は領収書なので、収集が終わるまで控えとして保管しておきましょう。

3. 収集日に適切な場所へ出す

申し込み時に伝えられた収集日の朝8時半までに、敷地内の目立つ場所に粗大ゴミを出します。収集は雨天でも行われ、立ち会いは不要です。なお、屋内にあるゴミは収集できないため注意してください。

マンションやアパートなどの集合住宅の場合は、その建物専用の集積場や、敷地内の広いスペースで住民の邪魔にならないような場所に置きます。収集の際に搬出しやすい場所かどうかも、あわせて考慮しましょう。

国分寺市では粗大ゴミの持ち込みはできる?

国分寺市では、自分で粗大ゴミを持ち込みして処理してもらうことはできません

先に解説したように、家庭で発生した粗大ゴミは、事前に電話・ファックス・電子申請での申し込み、粗大ゴミ処理券の購入をして収集してもらう方法で処分しましょう。

【国分寺市】粗大ゴミ収集のポイントまとめ

国分寺市では、ファックスや電子申請で申し込めるので、平日の昼間は仕事でなかなか電話ができないという人に便利です。

申し込みの際に注意したいポイントは、「出したい粗大ゴミが、国分寺市での粗大ゴミの定義に当てはまるかどうかを確認すること」「粗大ゴミ処理券を過不足なく購入すること」「収集当日にゴミを置く場所を決めておくこと」。

これらのポイントに気をつければ、トラブルなくスムーズに粗大ゴミを処分できるでしょう。

木暮康雄

木暮康雄 (監修者)

ウリドキ株式会社代表取締役CEO。ウリドキプラスの発行人でもある。
リユース業界での起業・事業運営の経験が豊富でリユースの専門家としてのメディア出演歴も多数。
著書に「リユース革命」(幻冬舎)がある。

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