大阪府和泉市で粗大ごみを捨てようと思っても、普段のごみの捨て方と異なるため、よくわからなくて面倒に感じることがあるでしょう。
和泉市の粗大ごみの回収方法は、自宅前までの回収と直接持ち込みの2通りです。
きちんと手順を調べておかないと、回収してほしい日に回収してもらえなかったり、市では回収できないゴミだったりして、思うように廃棄できないこともあるかもしれません。
本記事では、和泉市の粗大ごみの回収方法や手数料などを紹介します。事前に確認してから、申し込みをするようにしましょう。
和泉市の粗大ごみの回収方法は2通り
大阪府和泉市の粗大ごみ回収方法は、自宅前までの回収と直接持ち込みの2通りです。それぞれメリットがあるので、比較してみましょう。
自宅前までの回収
自宅前までの回収は収集車が粗大ごみを家の前まで取りに来てくれる方法で、自身で持ち運ばなくてよい点がメリットです。
回収の上限は6点いないということを確認し、予約が必要であることと、粗大ごみ処理券の購入といった手順があるので確認しておきましょう。
直接持ち込み
和泉市では、「泉北クリーンセンター」が指定の持ち込み施設です。
事前予約が不要なことや、処分料金が自宅前までの回収に比べて安く済むことがメリット。一般廃棄物搬入申請書と身分証明書が必要なので、和泉市のホームページを確認してみましょう。
粗大ごみの量や搬入の方法など、自身に合った方法を選択することが重要です。
和泉市の粗大ごみ戸別回収の流れ
粗大ごみの回収は、ごみの減量化を目的に平成17年10月より有料化されています。ここでは、粗大ごみ戸別回収の流れを見ていきましょう。
「粗大ごみを処分したいけど、処分までの流れが分からない」という人は多いのではないでしょうか。電話の仕方や、そろえなければならないもの、料金や日程の確認など手順があります。
スムーズな回収を行い、「処分できなかった」ということがないようにしていきましょう。
手順1:回収の申し込みをする
回収の申し込み方法には、電話での申し込みとインターネットでの申し込みの2通りあります。どちらの方法も、電話番号やホームページの確認を忘れず行うことが重要です。
電話とインターネット、それぞれの申し込み方法を見ていきましょう。
電話で申し込む
受付時間 | 月曜日~金曜日、午前9時~午後3時 |
電話番号 | 0800-300-5374 携帯電話:0725-45-3570 |
休み | 土曜日、日曜日、祝日、年末年始(12月29日~1月3日) |
電話で申し込む場合は、「粗大ごみ受付センター」に電話をしましょう。申し込みの時間や、電話の種類によってかける番号が変わる点に注意が必要です。
月曜日、祝日の翌日、特に午前中は込み合うことが多いので、タイミングを見ながら電話をしましょう。また、申し込み日時によっては収集まで時間を要する場合があります。出される品物や数量を答えられるように準備し、できるだけ早めの申し込みを心がけましょう。
インターネットで申し込む
- 手続き選択をする
- メールアドレスの確認
- 内容を入力する
- 申し込みをする
手順2:手数料を確認し、粗大ごみ処理券を購入
住所・氏名・電話番号・出される品物や数量を聞かれます。その後、手数料・収集日・受付番号が通達されるので確認しましょう。手数料は、品物の大きさによって異なり、300円、600円、900円、1,200円、1,500円に分かれています。
手数料を確認してから、「粗大ごみ処理券」を購入しましょう。粗大ごみ処理券は、300円のもの1種類です。購入後の払い戻し・交換・再発行はできないので、手数料が確定してから購入することをおすすめします。
粗大ごみ処理券の購入場所
「粗大ごみ処理券」の購入場所は、以下の通りです。
- 薬剤師会会員の薬局(薬店)
- 商店連合会
- JAいずみの
- コンビニエンスストア
- 米穀店
- スーパー
など
最寄りの購入場所を確認して行きましょう。市役所生活環境課での販売は、平成27年3月31日をもって終了しているため注意が必要です。
手順3:収集日当日の朝にゴミを出す
収集日当日は、朝6時までに回収場所に粗大ごみを出します。
「粗大ごみ処理券」はシールになっているため、受付番号・収集日を記入して品物ごとに目につくように貼りましょう。粗大ごみ処理券が確認できない場合、回収されないことがあります。
和泉市で粗大ごみを直接持ち込む流れ
ここでは、粗大ごみを直接持ち込んで処分する流れを見ていきましょう。和泉市では、泉北環境整備施設組合が運営する「泉北クリーンセンター」が持ち込み場所です。
正しい直接持ち込みの流れを確認し、粗大ごみを処分できるようになりましょう。
手順1:回収の申し込みをする
自宅前までの回収と同じく、回収の申し込み方法には電話での申し込みとインターネットでの申し込みの2通りあります。どちらの方法も、電話番号やホームページの確認を忘れず行うことが重要です。
電話とインターネット、それぞれの申し込み方法を見ていきましょう。
電話で申し込む
電話番号 | 0725-90-7844 |
受付時間 | 月曜日~金曜日(平日のみ):9時~16時30分 第2土曜日:9時~16時30分 |
土曜日に電話をする場合は、開場日のみが予約可能です。
インターネットで申し込む
インターネットで申し込む場合、手順があります。以下で操作の手順を紹介するので、参考にしながら進めていきましょう。
- 持ち込み予約受付をクリック
- 家庭系・事業系の選択
- 持ち込み日の選択
- 時間帯の選択
- 確認・同意のうえ各項目をタップ
- 確認・同意後に予約受付番号の発行をタップ
- 予約番号の発行
搬入日に予約受付番号を記入した「一般 廃棄物申請書」が必要なので、 メモまたは画面の保存を忘れずに行いましょう。 予約受付番号のない一般廃棄物申請書では、ごみの搬入ができないことも注意が必要です。
手順2:予約日時に直接持ち込む
インターネット申し込みで予約が取れたあとは、予約日時に直接粗大ごみを持ち込みましょう。
持ち込み場所は、泉北環境整備施設組合が運営する「泉北クリーンセンター」に行きましょう。受付時間は、平日9時~16時30分、第2土曜日は9時~16時30分です。
搬入方法は、予約受付番号を記入した一般廃棄物搬入申請書と粗大ごみを、車で持ち込みます。
手順3:手数料を支払う
粗大ごみの搬入・受け渡しが完了したあとは、泉北クリーンセンターの計量棟に戻りましょう。
計量棟では、車の重さを計量します。最後に処分手数料を支払い完了です。粗大ごみの数量や重さによって手数料が変わるので、事前に手数料がどれくらいかかるかを確認しておきましょう。
申し込みのキャンセル・変更方法
粗大ごみの処分を申し込んだものの、予定が合わなかったり処分をやめたりする場合のキャンセル・変更方法はどうなっているのでしょう。
インターネット申し込みの場合は、それぞれのホームページでキャンセル・変更が可能です。自身の予約状況を確認したうえで、予約のキャンセル・変更を行うようにしましょう。
電話での申し込みの場合は、同じく電話でキャンセル・変更の相談をすることが可能です。電話先は、申し込み時の粗大ごみ受付センターなので確認しておきましょう。
和泉市の粗大ごみ処分手数料
粗大ごみの処分手数料について詳しく知ることで、処分にかかる料金を計算できます。手数料は、回収の場合と直接持ち込みの場合で異なるので、確認しましょう。
回収を依頼した場合
オーブンレンジ | 600円 |
炊飯器 | 300円 |
掃除機 | 300円 |
ソファ | 600~1,200円 |
ベッド | 900~1,500円 |
回収の場合の手数料は、粗大ごみの大きさによって変わります。金額は、300の倍数で変動することを覚えておきましょう。ソファの長さ、シングルベッド、ダブルベッドなどでも手数料が変わるので、要確認です。
直接持ち込んだ場合
直接持ち込みでは、粗大ごみの重さによって手数料が変わります。10kgごとに150円増えていくので、自身で重さを量れる場合は、確認しておきましょう。
和泉市で粗大ごみに出せないもの
処分をしたいと考えていても、粗大ごみとして出すことのできないものも多く存在します。処分しようと申し込んだものの、回収を拒否されてしまったということがないように確認しましょう。
パソコン
パソコンには、PCマークのついている「家庭用パソコン」があります。販売時に、回収・再資源化料金が含まれているため、購入先のメーカーに料金を確認しましょう。
パソコンの廃棄方法は、「メーカーに回収してもらう」「パソコンリユース企業を利用する」「自治体の回収ボックスを利用する」などが挙げられます。
家電リサイクル法品目
家電リサイクル法は、大きく4品目が挙げられます。エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・乾燥機です。これらから、今後も使用できる部品や材料をリサイクルし、廃棄物を減らしていくとともに、資源の有効利用をすすめています。
廃棄方法は、「家電量販店に回収してもらう」「郵便局で振り込みを行い指定引き取り場所に持ち込む」などの方法です。また、回収には「家電リサイクル券」が必要なので、準備しておきましょう。
事業系廃棄物
市の廃棄では、家庭ごみしか廃棄に出せません。
では、事業系廃棄物はどうすればよいのでしょうか。一部の事業系一般廃棄物は、直接持ち込みのみ処理が可能です。泉北クリーンセンターが直接の持ち込み施設です。
手数料は、ごみの重量10kgごとに150円増えていきます。一般廃棄物搬入申請書・身分証明書・社員証・現金を準備しておくことで、スムーズに搬入できるでしょう。
そのほか
そのほか収集できないものとして、以下のものが挙げられます。
- 消火器
- バイク
- タイヤ、
- ドラム缶
- ガレキ
- コンクリート
出典:収集できないもの|和泉市
廃棄の際、サポーター制度が利用できる
一人暮らしの人や高齢者のみの世帯の場合、要支援1,2または事業対象者の場合は、サポーター制度として「おたがいさまサポーター事業」が利用できます。住民のちょっとした困りごとを、サポーター(ボランティア)で助け合う制度です。
注意点として、サポーターは家の中に入ることができないため、家の中のものは自分で動かす必要があります。
粗大ごみに出す前に買取を検討しよう
粗大ごみとして出してしまう前に、状態が良ければ買取に出すというのもひとつの選択肢です。
粗大ごみとして出してしまうと、手数料や処理の費用がかかります。買取に出せば少しでも現金化できる可能性があるので、ウリドキの買取サービスを検討してみてください。
粗大ごみの出し方を知り、査定依頼も検討しよう
和泉市での、粗大ごみの回収方法や手数料について見てきました。
粗大ごみの回収には2通りの方法があり、それぞれ手順や手数料の違いがあることが分かりました。自身の生活に合った粗大ごみの出し方を選ぶことで、無理のない処分を実現できます。
状態の良いものは、買取業者に依頼することも選択肢として持ちましょう。情報をもとに自身に合った買取店を探し、生活を快適に豊かにできます。