ネットフリマをやってみた

  • 2019年11月19日
ネットフリマをやってみた

ここ数年でネットフリマのユーザーがかなり増えてきました。スマホひとつで簡単に登録ができ、しかも会費もかかりません。売れたら代金の10%が手数料としてかかりますが、簡単に出品できることもあって人気です。

私自身はずっとネットオークションをしてきたのですが、1、2年くらい前にネットフリマに参入しました。はじめて売ったのが化粧品です。出品したその日の内に購入されたこともあって、スピード感に圧倒されたのを憶えています。

オークションなら終了日まで待つ必要がありますが、ネットフリマはいつ売れるかわかりません。出品した瞬間に購入者が現れ送料ることもありますし、ずっと現れないこともあります。

あなたの売りたいものの
\一番高い買取価格がわかる/

「売りたい価格」≠「売れる価格」

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私が出品しているのは家の中の不用品です。これはオークションと同じスタンス。ただ、ネットオークションと違ってネットフリマは出品者が送料を負担する文化なので、この点を考慮して値段をつけないといけません。

提示した価格で売れてしまうわけなので、相場観が必要になってくると思います。とはいえなかなか身につけるのは難しいので、他の出品物を見たり、すでに取引されている商品を見て値段を決めるといいと思います。

よくやりがちなのが「売りたい価格」で値段をつけてしまうことです。経験上、これでは売れずに残ることが多いです。やはりユーザーは少しでも安く買いたいと思っているので、出品者と他のユーザーでは価格に関する感覚が違ってしまうのです。その溝を埋めるためにも、相場を客観的に見る必要があるというわけです。

写真撮影の基本はオークションと同じ

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ネットフリマでも写真はとても重要な情報となります。ネットオークションのときと同じで、全体が写っている写真、傷や汚れ(洋服の場合袖口に注意)、特徴的な柄(ワンポイントになる刺繍やバックプリント)などを掲載していきます。

ダメージと特徴的な柄のどちらを優先するのか迷うときがありますが、物によって違います。クレームを受けそうなダメージがあるときにはそちらを。ウリになる特徴ならこれを掲載します。

ただ、ネットフリマ最大手のメルカリは写真を4枚まで掲載できるので、けっこう余裕があるなと感じています。ヤフオク!は基本3枚であることを考えると、最後の1枚の存在はかなり大きいと思います。

マナーを守って楽しく取引

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今のところ、大きなトラブルもなくネットフリマを続けている私。取引相手にも恵まれたのか、非常に快適なリユース生活を送っています。でも、ネット上ではトラブルの報告もあります。商品が届かないとか、お金を払ってくれないとか。やはり個人間取引ということでトラブルゼロは難しいのかもしれません。

でも、こういったトラブルはネットフリマ運営会社が間に入ることで解決できることが多そうです。支払った代金もいったん運営会社が預かる形をとり、出品者の口座に直接振り込むということはありません。その点は安全性が高いと感じます。

あとは出品者は商品を出した以上、最後までしっかり商品を管理するとか、購入者は勢いで購入ボタンを押して後からキャンセルなんてことがないように最低限もマナーは守るべきでしょう。

ネットフリマはとても役立つリユースのツールなのは間違いないのだから、それを有効活用して欲しいと思います。

木暮康雄

木暮康雄 (監修者)

ウリドキ株式会社代表取締役CEO。ウリドキプラスの発行人でもある。
リユース業界での起業・事業運営の経験が豊富でリユースの専門家としてのメディア出演歴も多数。
著書に「リユース革命」(幻冬舎)がある。

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