スマホ・ガラケー問わず中古の携帯電話を買取してもらう時に覚えておきたい「赤ロム」白ロムは聞いたことあるけど赤ロムって何?という人が多いと思います。
そんな気になる「赤ロム」ですが、知っているか知らないかで買取価格は大きく変わります!
中古の携帯を売る前に「赤ロム」について学んでおきましょう。自分の携帯は白ロム?赤ロム?買取価格を大きく分ける、2つの違いを解説していきます。
i+Remaker(アイリメーカー) 板垣さんiPhoneをはじめスマホの修理・買取・販売・レンタル店「i+Remaker(アイリメーカー)」を運営する、レディオブック株式会社代表取締役。「i+Remaker」とはiPhoneをはじめ、全てのスマートフォンライフを快適にリメイクするためのサービスです。
2019年3月に幻冬舎からビジネス人生論『やりたくないことはやらなくていい』を出版。初版1万部!Amazonビジネス書新着ランキング1位獲得。
2019年12月から楽天銀行との連携し、口座を持つ個人・法人の両方を対象に、銀行が窓口となりスマホの修理・買取・レンタルの取引がスムーズに行えるようになりました。
精密機械を取り扱う職人としてスマホを修理するスタッフを「リメーカー」と呼ぶなどと「かっこいいスマホ修理屋さん」を目指しています。
赤ロムとは
中古の携帯を売る時に、覚えておきたいキーワード「赤ロム」
早速赤ロムについて説明していきます。
ざっくり言うと、赤ロムとは携帯電話として使えない状態を指す言葉です。
最近の携帯は端末代金を分割払いで購入するのが一般的です。
例えば、ドコモのiPhone6なら3,510円を24回に分けて購入します。
もちろんその端末代金を支払い終わるまでは、端末の所有権は携帯会社にあります。
その間に携帯代金を支払えなかったりすると、端末は携帯会社から止められてしまいます。
そして、電波を止められて使えない状態になってしまった携帯端末の事を「赤ロム」と呼びます。
つまり、勝手に売ったり買ったりしてはいけないということです。
ネットワーク利用制限をかけられた端末が赤ロム
「ネットワーク利用制限」という言葉を聞いたことがありますか?
ネットワーク利用制限とは、代金未払いなどで携帯会社がその端末をロックしてしまう事を言います。
携帯会社のホームページで、自分の携帯端末の製造番号を入力すると確認することができます。
これは、ドコモ・au・ソフトバンクがホームページ上で提供しているものです。
○:ネットワーク利用制限ではございません
盗難や不正契約などによる入手では無いと判明したものです。今度、ネットワーク利用制限を対象となることはありません。
△:ネットワーク利用制限ではございません
ご利用に問題はなく、特段の手続きの必要はありません。今後、盗難や不正契約などが判明した場合には、ネットワーク利用制限の対象となる可能性があります。
×:ネットワーク利用制限制限中です
ドコモのホームページではこのように解説されています。
端末代金を一括で支払ってあり、すでに端末が自分のものになっている人はここの表示が「○」となります。
売ったり買ったりするのも自由です。一般的に、この状態を「白ロム」と呼びます。
分割払いで購入して、現在も端末代金を支払い続けている場合はここの表示が「△」となります。
売ったり買ったりするには端末代金を一括で精算する必要があります。
そこで端末代金を支払わなかったりした場合、表示が「×」となり「赤ロム」となってしまいます。
売ったり買ったりはもちろんできなく、今後も一切携帯電話として使えなくなってしまいます。
赤ロムの条件
そんな携帯電話として使用できなくなってしまうのが赤ロムです。
それでは、どういう条件を満たすと赤ロムになってしまうのでしょうか。
- 盗難品
- 不正契約
- 端末代不払い
何らかの事情があり、盗難された端末は赤ロムとなります。警察に被害届が出されていたり、携帯会社が盗難された事を把握しているとロックされます。
偽造の身分証を使ったり、嘘の申告で契約された端末はロックされ赤ロムとなります。
一番多い原因が端末代不払いです。24回払いで購入した端末の支払いが滞り、携帯会社がロックをかけたものも赤ロムとなります。
上記の条件に当てはまってしまうと、携帯会社からロックをかけられてしまい赤ロムとなってしまいます。
盗難や不正契約で購入された事を知らない人が、中古品として購入後突然赤ロムとなり利用不可となってしまうこともあるそうです。
気になる赤ロムの買取
そこで気になるのは赤ロムの買取価格です。
赤ロム=不正が発覚した携帯端末であることから、買取は不可な場合が多いです。
ネットワーク利用制限は一度かけられてしまうと解除されることがないのも1つの原因と考えられます。
ネットワーク利用制限がかかり赤ロムとなってしまうと、通話はもちろん全ての通信機能が使えなくなります。
一度ネットワーク利用制限を実施した携帯電話機の利用制限解除はいたしませんので、オークションや中古市場でご購入いただく場合は、ご注意ください。
このように、一度赤ロムになってしまうと二度と普通に使うことができないと公式ホームページでも紹介されています。
買取ももちろん不可になってしまうので、ほぼ買取価格は0円になってしまうのは避けられないでしょう。
赤ロムを買い取ってもらえる買取店は?
i+Remaker(アイリメーカー)
特徴
- 赤ロムなどジャンク品も買取可能
- 宅配買取は商品が到着した翌日に査定額の振り込みとスピード対応
買取店紹介
i+Remakerは、スマホの修理・買取店です。
豊富な販路を持っていることや修理を可能としていることから、赤ロムや画面割れがあるスマホも買い取ってもらえます。
依頼は、店頭買取と宅配買取を受け付けています。店頭での査定は5分、宅配買取は商品が到着した最短翌日に査定額を振り込んでくれるので、すぐに現金化したいお急ぎの方も安心です。
状態が気になるスマホも、まずは査定から始めてみてはいかがでしょうか。
iPhoneの買取価格
赤ロムはジャンク品の価格になります。
あくまでも最大買取価格なので、減額となるケースもあります。
機種 | 新品 | 中古 | ジャンク品 |
---|---|---|---|
iPhone 6 | 9,000円 | 2,000円〜4,000円 | 1,000円 |
iPhone 6plus | 11,000円 | 3,000円〜8,000円 | 2,000円 |
iPhone 6s | 13,000円 | 3,600円〜9,000円 | 2,000円 |
iPhone 6s plus | 18,000円 | 4,000円〜11,000円 | 3,000円 |
iPhone SE | 13,000円 | 4,000円〜9,000円 | 3,000円 |
iPhone 7 | 35,000円 | 8,000円〜27,000円 | 5,000円 |
iPhone 7plus | 45,000円 | 10,000円〜35,000円 | 8,000円 |
iPhone 8 | 43,000円 | 16,000円〜33,000円 | 10,000円 |
iPhone 8plus | 58,000円 | 19,000円〜45,000円 | 10,000円 |
iPhone Ⅹ | 71,000円 | 28,000円〜52,000円 | 12,000円 |
iPhone ⅩR | 60,000円 | 20,000円〜50,000円 | 10,000円 |
iPhone ⅩS | 81,000円 | 38,000円〜75,000円 | 13,000円 |
iPhone ⅩS Max | 92,000円 | 40,000円〜70,000円 | 15,000円 |
※ 2019年11月時点の買取価格です。
店舗情報
店舗名 | i+Remaker |
電話番号 | 0120-810-084(受付時間11:00~20:00) |
住所 | 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷3丁目18-10 大野ビル 2号館8階 |
アクセス | 各線渋谷駅から徒歩3分 |
駐車場 | – |
営業時間 | 11:00~19:00 |
定休日 | 年中無休 |
主な買取ジャンル | iPhone、Android、ガラケー など |
買取方法 | 店頭買取・宅配買取 |
会社名 | レディオブック株式会社 |
古物商許可番号 | 東京都公安委員会許可 / 第303311408905号 |
店舗ページ | 公式サイト |
買取してもらうときは白ロムにしよう
赤ロムになってしまう条件は上記で解説しました。
手持ちの携帯電話が赤ロムになってしまっては買取価格も期待できません。
買取価格が最も高いのは「白ロム」です。
では、次に赤ロムにしない方法、白ロムとして買取してもらう方法を紹介していきます!
残りの端末代金を全て支払う
分割払い中の携帯電話は、支払いが止まってしまうとネットワーク利用制限がかかり赤ロムになってしまいます。
上記のネットワーク利用制限確認サイトで表示が「△」になっているものが分割払い中の端末です。
一括払いをすることで表示が「○」となり、今後ネットワーク利用制限がかかる心配のない白ロムとなります。
買取店としても、今後ネットワーク利用制限がかかる心配のない白ロムを一番高価買取しています。
信頼できるショップで購入する
最近、中古で携帯端末を購入する人が増えています。
ネットオークションやリサイクルショップでも気軽に購入できるのですが、赤ロムになってしまう可能性もあります。
前の所有者が代金を支払わない場合、すぐに中古で買った端末は使えなくなってしまいます。
そのためにも、ネットオークションで購入証明が無い端末や、保証書が付いていない端末の購入はやめたほうが良さそうでう。
最近では事前に製造番号を公開しているショップが大半なので、事前にホームページでネットワーク利用制限がかかる心配がない事を確認してから購入しましょう。
白ロムとして購入した端末は、自分が売るときにも白ロムとして買い取ってもらえるので安心です。
まとめ
今回は、中古携帯電話を売買する時によく聞く「赤ロム」についてまとめてみました。
赤ロムとはネットワーク利用制限がかかってしまった携帯端末の事を指します。
一度赤ロムになってしまうと今後解除されることはなく、携帯電話としては使えなくなってしまいます。
もちろん携帯電話として使えなくなってしまうと買取も不可となり、せっかく買った携帯電話も意味のないものになってしまいます。
不正契約、盗難品、代金未払いの可能性が高い赤ロムは、売るのも買うのもリスクが高まります。
一方、端末代金を全て支払った状態の端末は「白ロム」として高価買取されます。
白ロムは今後ネットワーク利用制限がかかる心配がないためです。
せっかく売るなら、少しでも高く買取してもらいたいですよね。手持ちの携帯は売る前にきちんと代金を全て支払い、白ロムとして高価買取してもらいましょう!