freetelってどんなスマホメーカーなの?
一部のスマホ好きの間で注目されているfreetel。CMなども流しているため、ゆっくりと知名度は高くなっているものの、ソニーやシャープに比べて「よくわからない」という人のほうがまだまだ多いのではないでしょうか。
freetelは日本のMVNO事業者で、通信回線の契約だけでなく独自のスマホを販売しているメーカーでもあります。2012年にできた会社ですが、すでに10種類以上のスマホの製造を手がけています。
発売当初は「安かろ悪かろう」の評価を受けていましたが、最近の高級機路線への移行で、「安くて高性能」というイメージに変わりつつあります。freetelなら大丈夫、そういう評価を受けているスマホメーカーです。
ただし、知名度が低いfreetelのようなメーカーの商品は中古市場ではなかなか扱いづらいのが現状です。しかもfreetelのスマホは元々の価格が安いため、中古市場でも高価買取とまではなりにくい傾向にあります。
それでも知名度はゆっくりと上がり続けていますので、中古市場での価値が高まるのも今後に期待です。
freetelの人気モデルと買取価格相場
freetelのスマホは新品の販売価格が安すぎるため、例えば2015年11月に販売されたKATANA 01などは、まだ発売から1年も経過していないにも関わらず、買取店によっては買取不可になっているところもあります。
ここではまず、freetelの人気モデルとその買取相場が、いったいどれくらいなのかをチェックしてみましょう。
FREETEL SAMURAI REI SIMフリー
freetelの2016年モデルで、ボディにアルミを使うなど「高級モデル」の位置づけになっていますが、価格は税別で29,900円とかなり格安になっています。さまざまな独自機能を盛り込んだスマホで、freetelがただのMVNO業者だけではいなことを象徴する1台になります。
キャリア:SIMフリー(nano-SIM/micro-SIM)
OS:Android 6.0
画面サイズ:5.2インチ
内蔵メモリ:ROM 32GB RAM 2GB
CPUコア数:オクタコア
LTE対応:◯
新品定価:29,900円(税別)
買取上限相場:17,000円(2016年7月現在)
FREETEL Priori3S LTE SIMフリー
4000mAhの大容量バッテリーを搭載していることで話題になったモデルです。スペックはそこそこで、スペックに対する価格は格安ですので、買取価格も残念ながら低めになっています。それでも大容量バッテリーのおかげで、長時間充電をしたくない人に人気モデルとなっています。
キャリア:SIMフリー(nano-SIM/micro-SIM)
OS:Android 5.1
画面サイズ:5インチ
内蔵メモリ:ROM 16GB RAM 2GB
CPUコア数:クアッドコア
LTE対応:◯
新品定価:17,000円(税別)
買取上限相場:8,000円(2016年7月現在)
FREETEL SAMURAI KIWAMI SIMフリー
freetelのフラグシップモデルになります。それでも新品価格は税別4万円以下というのがfreetelのスマホの安さを象徴しています。それでも発売当初「ちょっと高いな」と思った人が、中古で買い増ししているケースがあるため、中古でも人気の高いモデルになります。
キャリア:SIMフリー(nano-SIM/micro-SIM)
OS:Android 5.1
画面サイズ:6インチ
内蔵メモリ:ROM 32GB RAM 3GB
CPUコア数:オクタコア
LTE対応:◯
新品定価:39,800円(税別)
買取上限相場:17,000円(2016年7月現在)
FREETEL KATANA 02 FTJ152F-katana02 SIMフリー
税別2万円以下で買える、SIMフリーWindows 10 Mobile採用ということで、注目されたKATANA 02ですが、評価が見事に2分されてしまった機種です。おもちゃと考えれば最高ですが、ビジネスでは使えないといったところですが、やはりこの安さは魅力的です。
キャリア:SIMフリー(micro-SIM)
OS:Windows 10 Mobile
画面サイズ:6インチ
内蔵メモリ:ROM 16GB RAM 2GB
CPUコア数:クアッドコア
LTE対応:◯
新品定価:19,800円(税別)
買取上限相場:6,000円(2016年7月現在)
freetelのスマホを高価買取してもらうポイント
freetelのスマホはまだ認知度が高くないとはいえ、きちんとした買取店ではスペックに見合った金額で買取をしてもらえます。そんな買取依頼時に抑えておきたいポイントがいくつかあります。
ここではfreetelのスマホを1円でも高く買取してもらうためのポイントについて紹介します。
ケーブルなどの付属品をすべてつけて査定してもらう
スマホの買取で重要なのは、付属品完備ということです。実際は本体さえあればなんとでもなりますし、海外の中古市場では付属品がついていることのほうが珍しいくらいです。それでも日本では新品に近い付属品完備品のほうが、中古市場では人気があります。
ケーブルだけでなく充電器や外箱、保証書など購入時にあったものはすべてつけるようにしてください。足りなければそれだけ買取価格が下がりますので気をつけましょう。
きれいに掃除してから買取してもらう
スマホの買取で気をつけたいのは汚れなどを可能な限り落としておくということです。最終的には買取店で掃除しますが、査定時には落とせる汚れか落とせない汚れかの判断が難しいケースがあります。この場合、査定では汚れありと判断されてしまいます。
スマホをきれいにしておく。このちょっとした違いで買取価格に差がでることもありますので、買取前にひと手間かけるようにしてください。
複数のお店で買取査定をしてもらう
基本的にスマホは買取店によって買取価格の違いがあるのですが、freetelのスマホは特に買取価格に差がでます。ひとつの買取店で買取不可になるのに、別のお店では6000円の値段がつくようなこともあります。
ブランド名ではなくスペックに高い評価をつけてくれるお店ほど買取価格が高くなる傾向にありますが、どこがそのお店なのかわかりませんよね。ですので、3〜4店舗で買取査定を依頼しましょう。その中で一番高く評価してくれる買取店で買取してもらいましょう。
freetelのスマホ買取依頼時の注意点
freetelに限ったことではありませんが、スマホの買取を依頼するときは、必ず本体の初期化を行って工場出荷時の状態に戻しましょう。その後買取店で再度消去をしてくれることがほとんどですが、査定時に個人情報を見れる状態では査定してもらえないことが多くなります。
また、ほとんどの人がディスプレイに保護シールを貼っていると思いますが、この保護シールは外さないとディスプレイの傷のチェックができません、外して持って行く必要はありませんが、査定時に外されることがあることは覚えておきましょう。
まとめ
freetelはこれから知名度が高まっていくことが予想される通信業者であり、スマホメーカーでもあります。安くて高性能なスマホを出しているため、買取価格はどうしても全体的に低めになってしまいます。
それでも1円でも高く買ってもらうためにできることがいくつかあります。ここで紹介したポイントを参考にして、freetelのスマホを少しでも高く買取してもらうようにしてください。