プリメインアンプは、値段もそれなりにするので、買い替える時はかなり慎重になってしまいますよね
ハイレゾ対応製品が増えている中、2018年の今どのようなプリメインアンプに注目が集まっているのでしょうか?
今回は、今人気のおすすめモデルを10種類厳選しました。ランキング形式で特徴をご紹介するので、次のモデルの購入に役立ててください。
また、古い製品に関しては買取してもらうことも可能です。おすすめのショップと、買い替えるとどれくらいの値になるのか、参考価格もまとめてご紹介したいと思います。
※本記事内でご紹介している価格は2018年4月12日時点のものです。
選ぶときのコツ
必要機能が搭載されているモデルを選ぶ
1台でオーディオ環境をコントロールすることが可能なプリメインアンプ。
最近はPCやスマートフォンなどのデジタル音源にも対応しているだけでなく、無線機能も充実しています。
まずは希望する機能が搭載されたモデルであるかどうかを確認しておくと、購入する候補になるかどうかが絞れるのでおすすめです。
ハイレゾ
原音をCDよりも細かくデジタル化した高解像度の音源のことをハイレゾと呼びます。
近年ではハイレゾ対応製品が増えていることもあり、最も注目されている機能でもあります。
情報量はCDの約6.5倍にもなるため、クオリティが忠実に再現されるメリットがあります。
DAC
音声信号をデジタルからアナログへ変換する機能のことをDACと呼びます。
PCなどに保存しているハイレゾ音源のなどのデジタル信号を受け取って、アナログ信号に変換。スピーカーで再生することを可能にする機能を果たします。
できます。デジタル音源をアンプを経由しスピーカーでも楽しみたいという方には必須の機能です。
出力端子をチェック
プリアンプの出力をカセットデッキへ録音したり、他のメインアンプを使いたいという時には「プリアウト」など、アナログ出力可能な端子が必要です。
出力先として必要な端子もチェックしておきましょう。
ヘッドホン出力
ヘッドホンを接続するための専用端子です。
高級な機種になると、専用のヘッドホンアンプが内蔵されているものもあるため、気に入ったヘッドホン専用のプリアンプがあれば、そちらを選ぶのもおすすめです。
プリアウト
プリアンプの音声信号をアナログで出力するための端子。
プリアンプの音声信号をメインインを通じて、本体に内蔵しているメインアンプに接続したり、外部のメインアンプで再生する時に使います。
プリメインアンプおすすめランキング
10位 PMA-30
製品情報
- メーカー名:DENON
- 製造年月:2017年8月
- 対応インピーダンス:4Ω/16Ω
- DAC機能:あり
- ヘッドホン出力:可能
- プリアウト:可能
- ハイレゾ:対応
おすすめポイント
DENON PMA-30はコンパクトタイプのHi-Fiプリメインアンプです。
1チャンネルで2つのパワーアンプを使用することにより、スピーカーをパワフルに駆動することができる4ΩのClass Dパワーアンプを搭載。
価格帯も手ごろで、50,000円以内でプリメインアンプの購入が可能です。
9位 PM7005
製品情報
- メーカー名:マランツ
- 製造年月:2014年7月
- 対応インピーダンス:8Ω/4Ω
- DAC機能:あり
- ヘッドホン出力:可能
- プリアウト:不可
- ハイレゾ:対応
おすすめポイント
マランツ PM7005はハイレゾ音源に対応したプリメインアンプです。
DSD再生に対応したUSB-DAC機能を搭載しているため、ASIOドライバーによるネイティブ再生やDoP方式によりPCからのDSD信号の転送も可能と高機能。
TVやAppleTVともダイレクトにデジタル接続可能という点で、使いやすくおすすめです。
8位 PMA-390RE
製品情報
- メーカー名:DENON
- 製造年月:2012年6月
- 対応インピーダンス:8Ω/4Ω
- DAC機能:あり
- ヘッドホン出力:可能
- プリアウト:可能
- ハイレゾ:対応
おすすめポイント
DENON PMA-390REはHi-Fiエントリーモデルが新世代のREシリーズに生まれ変わり登場したプリメインアンプ。
50W+50Wのパワーを持っているため、シンプルな信号経路の追求と電源供給能力によってハイパワーと豊かな表現力を持つプリメインアンプです。
カラーの選択肢にブラックとシルバーあり。お好みのカラーを選ぶのがおすすめです。
7位 PM8006
製品情報
- メーカー名:DENON
- 製造年月:2017年10月
- 対応インピーダンス:4Ω/16Ω
- DAC機能:あり
- ヘッドホン出力:可能
- プリアウト:可能
- ハイレゾ:対応
おすすめポイント
マランツ PM8006はPM8005の後継モデルとして登場したプリアンプ回路を搭載したプリメインアンプです。
高精度電子ボリュームを採用したプリアンプと、新開発のNF-CR型フォノイコライザー「Marantz Music Phono EQ」を搭載し高音質を実現しています。
上級機と同様の高品位パーツを採用している点も押さえておきたいおすすめポイントでしょう。
6位 インテグレーテッドアンプ A-50DA
製品情報
- メーカー名:パイオニア
- 製造年月:2015年9月
- 対応インピーダンス:4Ω/32Ω
- DAC機能:あり
- ヘッドホン出力:可能
- プリアウト:可能
- ハイレゾ:対応
おすすめポイント
パイオニア インテグレーテッドアンプ A-50DAはアナログレコードの再生にも対応したプリメインアンプです。
アナログファンのレコードのコレクション再生にも配慮したPHONO端子を装備しているため、古い音源も楽しむことができるモデルとしておすすめ。
最新のクラスDアンプを採用していることにより、さまざまな楽器が持つ本来のリズミカルな音の響きや広がりを豊かに再現する力を持ったプリメインアンプです。
5位 FOSTEX AP20d
製品情報
メーカー名:パイオニア
製造年月:2017年4月
対応インピーダンス:4Ω/8Ω
DAC機能:あり
ヘッドホン出力:可能
プリアウト:可能
ハイレゾ:対応
おすすめポイント
FOSTEX AP20dはハイレゾに対応した小型のプリメインアンプです。
小型パーソナル・パワーアンプのラインナップを充実させ、出力は20W+20W(4Ω)と音質を大幅に向上したモデル。
ステレオミニ端子、リアパネルにRCAピンも装備。CDプレーヤーなどの入力ソースを常時接続しておく場合などに便利な機能が揃っています。
4位 PM6006
製品情報
- メーカー名:マランツ
- 製造年月:2016年5月
- 対応インピーダンス:8Ω/4Ω
- DAC機能:あり
- ヘッドホン出力:可能
- プリアウト:可能
- ハイレゾ:対応
おすすめポイント
マランツ PM6006は前作であるPM6005で搭載されたハイレゾ対応デジタル入力をさらに拡充したプリメインアンプです。
同軸1系統、光デジタル2系統の3入力を可能とし、最大192kHz/24bitのPCM入力ができるようになりました。
デジタル入力が選択されていない時は、デジタル入力回路への電源供給を停止させることにより、アナログ入力の音質に影響を与えない設計が魅力です。
3位 PMA-1600NE
製品情報
- メーカー名:DENON
- 製造年月:2016年9月
- 対応インピーダンス:4Ω/16Ω
- DAC機能:あり
- ヘッドホン出力:可能
- プリアウト:可能
- ハイレゾ:対応
おすすめポイント
DENON PMA-1600NEは多彩なUSB-DACを搭載したプリメインアンプです。
最大11.2MHz、32bit DSD、384kHz 32bit PCMに対応しており、限りなく原音に近い補間処理を行う力を発揮します。
強力な電源回路が搭載されているので、安定度を増した音楽を楽しみたいという方におすすめでしょう。
2位 PMA-60
製品情報
- メーカー名:DENON
- 製造年月:2017年8月
- 対応インピーダンス:4Ω/16Ω
- DAC機能:あり
- ヘッドホン出力:可能
- プリアウト:可能
- ハイレゾ:対応
おすすめポイント
DENON PMA-60はハイレゾ音源をさらに原音に近づけることに徹したプリメインアンプです。
「Advanced AL32 Processing Plus」を搭載しているため、より満足度の高い再現性に期待できるでしょう。
Bluetooth & NFC対応なので、iOSデバイスやAndroidスマートフォンなどから気軽に音楽が楽しめるモデルとしておすすめです。
1位 SX-S30
製品情報
- メーカー名:パイオニア
- 製造年月:2016年10月
- 対応インピーダンス:4Ω
- DAC機能:あり
- ヘッドホン出力:可能
- プリアウト:可能
- ハイレゾ:対応
おすすめポイント
パイオニア SX-S30はスリムなボディに長年培ったノウハウを凝縮したプリメインアンプです。
今まで展開してきた上級機のノウハウでチューニングしたクラスDアンプを搭載。コンパクトな筐体に、85W/chのハイパワーを実現しています。
Wi-Fi機能とBluetoothの無線技術を内蔵しているという点からも、人気が高く1位となりました。
おすすめ買取店と価格を紹介
ここまでは、2018年時点でおすすめしたいプリメインアンプについてご紹介してきました。以下からは、買い替えにおすすめの買取店にをご紹介していきます。
元々別のプリメインアンプを使用していたため、新しく購入するにあたって使用しなくなるモデルがあるという方は、買取に出して次のモデルをお得に購入しましょう。
フジヤエービック
フジヤエービックはオーディオに関連する製品を専門的に取り扱っているショップです。
買取サービスも充実しており、専門知識がある査定員が揃っているため、高価査定が期待できる人気店です。
プリメインアンプを始めとするさまざまなオーディオ製品がまとめ売りできるので、プリメインアンプ以外にもスピーカーやDACなどをまとめて売るのもおすすめでしょう。
下取りに出すと、通常買取してもらうよりも断然お得に売ることが可能です。
次の購入モデルが決まっている方は、下取りサービスの相談もしてみてはいかがでしょうか。取引方法は、宅配が便利でおすすめです。
参考買取価格
プリメインアンプ
- DENON DRA-100
価 格:¥33,000 - DENEN PMA-2500NE
価 格:¥99,000 - マランツ HD-AMP1
価 格:¥44,000 - マランツ PM-14S1SE
価 格:¥80,000 - パイオニア A-30
価 格:¥5,000 - パイオニア A-70A
価 格:¥46,200
高価買取のコツ
下取りという方法もある
プリメインアンプの買い替えを検討している方であれば、「下取り」というサービスの申し込みもおすすめです。
下取りとは次に購入するモデルが決まっている状態で申し込むことにより、次のモデルの購入価格との差額分を支払うという取引のことを指します。
通常通り買取してもらうよりは下取りしてもらう方がお得になることが多いため、覚えておくとお得です。
次に購入する予定であるモデルがホームページ上に掲載されていない場合でも、欲しいプリメインアンプは取り寄せしてもらえることもあるため、連絡を取って見てはいかがでしょうか。
購入した時の状態に近づけ査定へ
購入した時の状態が、最も高く売れる状態です。使用したプリメインアンプは、適度に綺麗にしてから査定してもらいましょう。
あまりにもホコリがついているなど、汚れていると減額になります。プリメインアンプは電気製品ということもあり、水拭きはできませんが、できる範囲内で綺麗にしておくことをおすすめします。
また、説明書など付属品があった場合は、付属品も忘れず査定に出すことで、高価査定に近付きます。
まとめ
プリメインアンプのおすすめランキングはいかがでしたか?
最近の人気モデルの傾向や、人気メーカーの傾向も少し把握できたのではないでしょうか。
数年前に比べると、人気メーカーにもやや変化が見られます。今まで試したことが無いメーカーのプリメインアンプに挑戦してみるのもおすすめです。
また、古いプリメインアンプは査定をしてもらうと思いがけない買取値がつくこともあります。
今後使用しないというのであれば、プリメインアンプを買取してもらうというサービスについても検討してみてください。