色やボトルによって買取価格が大きく化けるブランデー、ラーセン。損のない価格で売るには、お酒に特化した専門店での査定が必須です。
この記事では、ラーセンの買取について紹介します。お手持ちのボトルはいくらで売れるのか、また、どこで売れば高値が期待できるのか、買取を検討している方はぜひ参考にしてください。
ラーセンとは？
ラーセンは1926年に創業したコニャックの酒造メーカーで、ノルウェー生まれのイェンス・レインダール・ラーセンが創立しました。
24歳の時に海を出発してアメリカに向かい、その途中で船の修理の為にフランスのボルドーに停泊します。そこでコニャックの魅力を知り、以降はコニャック一筋でお酒を造り続けることになります。
ジョセフ・ゴーティエというコニャック会社を買収したのを機に、自信の名前を冠したブランド、ラーセンを立ち上げました。
ラーセンは出身地に対して積極的に輸出を行い、創業から30年が過ぎた1960年には、コニャックの売上No1に輝きます。
特徴
畑を所有しないいわゆるネゴシアンとして、買いつけたブドウでコニャックを生産しているのがラーセンの特徴です。
元々は北欧で好まれる重厚感のあるお酒を造っていましたが、近年は好みの変化を受けてか、素材の良さを活かした軽い飲み口に変化しています。コニャックの質が評価されますが、凝った形の容器も人気で、ボトルによっては高値で取り引きされます。
色の違いも需要に関係していて、特に希少性の高い色は流通量が極端に少なく、見掛けること自体が珍しいといえます。
ブランドとしては比較的若いですが、独自の方向性を持つ完成されたブランドなので、評価が高く安定しています。
買取価格
ラーセンの買取価格はボトルによるところが大きく、種類によって価格差があります。
- ラーセン VSOP：200〜400円
- XO：1,000円〜
- ナポレオン：200〜400円
- ヴァイキングシップ：800円
- ヴァイキングシップ ゴールド：2,000円
- ヴァイキングシップ ホワイト/ブルー/ブラック/シルバー：3,000円
- ヴァイキングシップ グリーン/レッド：5,000円〜
- ホースボトル：2,000円
- バカラ クリスタルボトル：〜15,000円
ボトルは2万円以上で買取されるレアなものもありますが、買取店のプロでも見た人が限られる超レア物なので、発見したらラッキーです。ボトルの形が明らかに他のラーセンとは異なる上に、日本語でふじ丸と書かれていますから、特別感が強い商品となっています。
このようにラーセンはヴァイキングシップが人気で、色によって買取価格帯が分かれます。バカラやそれ以上にレアなボトルも存在するので、お酒だけでなく容器でも楽しませてくれます。
おすすめの買取店3選
ライフバケーション
特徴
- 高額買取が期待できる
- ラベルが剥がれも買取OK
買取店紹介
ライフバケーションはお酒買取の専門店で、高額査定に力を入れているおすすめのお店です。ラーセンについて詳しく、これまでの査定実績が多数ありますから、信頼して任せられることができます。
お酒の買取は全国対応の宅配サービスが中心で、送料無料で利用できる点が魅力となっています。
買取前の査定はサイトのフォームかメールで申し込めますから、簡単に結果が分かって買取がスムーズに進められます。
取り扱いカテゴリはブランデーやウイスキーにワインと、シャンパンと焼酎や日本酒など、実に多種多様なラインナップです。つまりまとめて売るのに適していますから、ラーセンの他に飲まないお酒を売却するのにも役立ちます。
それに、ラベルが剥がれていたり年代が古い、もしくは査定額が低いお酒も1本から買取ってもらえるのが嬉しいポイントです。
店舗情報
- 店舗名：ライフバケーション
- 本社所在地：〒221-0062 神奈川県横浜市神奈川区浦島丘2-35
お酒買取王
特徴
- お酒買取専門店
- 経験豊富なスタッフが査定
買取店紹介
お酒買取王はその名の通り、お酒の買取りに特化しているお店で、ラーセンを含めた高額査定が行われています。
飲まないで保管したまま困っている、今後も開ける予定がない場合など、まとめて高値で買取ってくれることが魅力です。
神奈川県を始めとして、東京や千葉に埼玉と茨城に静岡や長野まで、広範囲に出張買取サービスを提供できるのが強みです。しかも山梨と栃木や群馬まで出張しますから、依頼があれば何処にでも向かう買取店の姿勢が分かります。
本拠地のある神奈川なら店頭買取が可能ですし、出張対象地域以外であっても、宅配で同様の査定や買取が受けられます。
お酒専門の買取店だけあって、査定は経験豊富な熟練のスタッフが請け負いますし、査定に費用は発生しないので安心です。
電話窓口やLINE査定が提供されているので、お店が近くになくても身近に感じられる専門店です。
店舗情報
- 店舗名：お酒買取王
- 本社所在地：〒130-0012 東京都墨田区太平4-13-2 太平サクラビル3F
ストックラボ
特徴
- 年間1万点のお酒買取実績
- LINE査定の受け付け
買取店紹介
気軽に高額査定結果を期待したいなら、お酒買取業界No1を誇るストックラボがおすすめで、業界最高水準の査定額を出してもらえます。
過去の買取成約率は92%と圧倒的な数字で、年間1万点ものお酒を査定したり買取を行っています。ラーセンもまた各種の取り扱いがありますし、買取実績が写真や説明つきで公開されているので、売却先を検討する時の参考になります。
高額査定の期待値は非常に高く買取価格が上昇傾向にありますから、査定だけでも依頼してみる価値ありです。
査定は手続きが簡単なLINEで直ぐに依頼できますし、結果が分かるのが早いので、買取店の比較検討材料が手軽に手に入ります。
買取サービスは新宿や麻布十番の東京か、横浜の店舗で受けられますから、近くに住んでいる場合は何時でも足を運べます。それ以外の地域でも無料の宅配サービスが利用できるので、全国何処からでも頼りになります。
店舗情報
- 店舗名：ストックラボ
- 本社所在地：東京都新宿区新宿２丁目１２-１６ セントフォービル203
売る際の注意点
保管場所
ラーセンは保管によって劣化具合が変化しますから、涼しめで日光の入らない場所での保管が理想です。コニャック地方は平均15～20℃の気候なので、これ以上の環境で保管を行うと少々心配です。
また、不安定な場所も落下と転倒によるボトルの破損に繋がりますから、安心できるところに置いておくのがベストです。
できるだけ綺麗な状態で査定へ
大切に保管してあるラーセンは、やはりベストな状態で査定を受けて、売却する買取店を選択することが重要です。ベストとはつまり、ボトルに問題がなく中身も良好で、ラベルや栓にも異常が見られないことを指します。
多少の傷や汚れは問題ありませんが、ボトルの劣化を嫌う買取店もありますから、確実な買取を実現するなら綺麗な状態が一番です。
もし傷汚れに気になる部分が存在する場合は、そういう状態でも買取っているか、お店に確認して見るのが良いでしょう。確認してOKなら安心ですし、駄目であれば他のお店を探す切っ掛けになります。
拭いて落ちる汚れは、拭き取ってボトルを綺麗にするのが賢明です。あまり念入りに行う必要はありませんが、埃はあるよりない方が理想的ですし、何より査定を担当する鑑定士の心証がプラスに働きます。
複数店舗で買取価格をチェック
取り敢えず査定して、買取価格の基準を手に入れてから外でも査定してもらう、これが高価買取の結果に結びつく売却時の要点です。
査定は商品価値や買取価格を知る重要なヒントで、買取店ごとの評価の違いを相対的に知ったり、最も高く売れるお店が分かる方法です。
査定なしで売却を決めるのは損をする原因ですから、簡易査定でも良いので必ず複数の買取店で商品を評価してもらい、その結果を相対比較をすることをおすすめします。お酒は価値ある商品ですし、ラーセンほどのブランドであれば、思った以上に高く売れることもありますよ。
お酒買取に強みを持つ専門店なら、ラーセンの価値を良く知っているので、こういうお店で見てもらうのが理想的です。宅配買取を活用すると、地域に関係なく買取店のサービスが利用できますから、査定を受けたいお店が遠方にある場合に狙い目です。
まとめ
ノルウェー生まれの創業者がフランスで創業したラーセンは、1926年から現代に至るまで、優れたコニャックのブランドと評価され続けます。
日本における買取価格は種類によって違うものの、下は数百円で上は2万円超となります。ヴァイキングシップはボトルの色で買取価格が異なり、グリーンとレッドの希少価値がやや高いです。
ラーセンは知名度が高く評価も良好なので、お酒の買取店なら問題なく、高価買取で査定したり引き取ってくれるでしょう。
