かねやまとは？
かねやまは泡盛のブランド名で、沖縄県にある有限会社山川酒造が製造しています。
有限会社山川酒造は、終戦の翌年1946年に創業された老舗で、誕生以来沖縄に古くから伝わる古酒を作り続けています。1972年に起きた焼酎ブームで、かねやまなど沖縄の泡盛もにわかに注目を集めるようになりました。しかしメーカーは大量生産に走らず、寝かせれば寝かせるほどまろやかな味わいになる泡盛の特徴を大切にし、作ってはその半分以上を寝かせてまた作る、を繰り返してきたのです。
そのこだわりが、かねやまを泡盛の逸品とまで言わしめるようになったのです。かねやまはアルコール度が30～40度前後と高い割には味がまろやかで、すっきりとした飲み口が特徴。フルーティな香りもかねやまの魅力で、普通の泡盛とのギャップがたまらないというファンが続出。ある程度の貯蔵期間を要するため発売されるかねやまは常に限定品で、高額で販売される傾向にあります。
貯蔵期間15年・18年は当たり前で、2011年には100本限定で40年ものが発売されました。貯蔵期間100年ものをめざすということなので、ますます高額で取引されることが予想されます。ネットオークションなどにも出品されたり、買取店で販売されるなど、中古品（未開封）でも高額で取引されているようです。
かねやまの買取価格
かねやまには本物の証として製造年や限定認定番号などが1本1本に押されていて、古酒に対する山川酒造の愛情と情熱が伝わってきます。貯蔵期間の長いものは限定秘蔵酒として販売されるため市場に出回る本数が少なく、手に入れにくいのが現状で、泡盛にしてはかなり高額で販売されています。希少価値が高く需要のあるかねやまの買い取りを強化している買取業者も多く、売りやすいお酒と言えます。
かねやまの買い取り価格は貯蔵期間の長さやレア度で買い取り価格は変わってきますが、いくら位で売れるのか、買取相場を調べてみたのでご紹介します。相場は常に変動するので目安の数字にとして見ておくといいでしょう。
- 15年：3,500円
- 18年：3,500円
- 20年：10,000円
- 25年：12,000円
- 30年：25,000円
- 40年：80,000円
以上が買取相場です。
貯蔵期間が長ければ長いほど買値が高い傾向にあり、40年貯蔵となると販売価格何十万という値段がつきます。
焼酎でこの値段はびっくりするかもしれませんが、2011年に販売された40年もののかねやまは限定100本。それだけ人気のある泡盛ということがわかりますが、そうした貴重なかねやまの買取価格は必然的に高くなります。
おすすめの買取店3選
かねやまの買い取りを受け付けているお店はたくさんあるので、買取店を探すことは難しくないでしょう。
ですが、すべてのお店が同じ査定基準を持ち、査定額を提示してくれるわけではありません。業者によって買い取り額も違えば提供するサービスも違います。
高値で売れる可能性を持っているかねやまを売却するなら、お店選びが大事ですが、選ぶならお酒の専門店で、できればかねやま買取実績が豊富なところがいいでしょう。専門店には酒類を鑑定するプロが査定する場合がほとんどですし、かねやまを積極的に買い取るお店は、高い買い取り価格を提示してくれる可能性が高くなるからです。
かねやま買取強化している買取店を3つ選んでご紹介します。
ネオプライス
買取店紹介
大阪に本社を構える、酒の買い取りと販売を手がける専門店です。
ワインやブランデー、日本酒や中国酒など幅広い酒類を取り扱っています。自社で買い取った商品はネットオークションや海外輸入など、独自の販路を持つことで高額買取を実現させているという特徴も。古酒やヴィンテージもののお酒買い取りに力を入れていて、かねやまの買取実績も豊富です。
しかも買い取り価格は他の買取店より高めの傾向があります。買取方法は店頭・出張・宅配の3つに対応、査定方法も店舗をはじめメールやLINEなど複数の方法から選べます。
店舗情報
- 店舗：ネオプライス
- 住所：〒572-0084 大阪府寝屋川市香里南之町21-9 ノアールメゾン香里1Ｆ
大黒屋
買取店紹介
大黒屋：大手買取業者の大黒屋は、良心的に買い取ってくれるという一定の評判があります。さまざまな品物を幅広く買い取っていますが、酒の買い取りにも力を入れています。かねやまの買取実績も豊富で、お店のサイトでは買い取り価格を掲載、相場に見合った価格で買い取っていることが良くわかります。東京や大阪など主要都市に店舗を構え、各店舗では店頭買取が可能。出張または宅配での買い取りにも対応しています。
店舗情報
- 店舗：大黒屋 質渋谷店
- 住所：〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町23-11 リ・エムビル3F
Baron（バロン）
買取店紹介
東京都にあるお酒の買取専門店。
地域一番の高額買い取りを目指し、コールセンターを集中させたり独自の販売ルートを持つなどコストを抑えた営業を展開しています。店頭買取は東京都の店舗のみ受け付けていますが、出張買取は全国地域をカバー（一部地域を除く）、宅配での買い取りも可能です。定期的にキャンペーンを実施しているので、上手に利用すれば普段より高額で買い取ってもらえる可能性が高くなります。
店舗情報
- 店舗：バロン 大森山王本店
- 住所：〒143-0023 東京都大田区山王3-18-2
売る際の注意点
焼酎には賞味期限がありませんし、かねやまは古酒なのでずっと保存していても問題はありません。ですが、焼酎を良く保存する条件は温度10度前後の冷暗所なので、自宅で長期間その状態を保つには難しい場合があります。保存状態が悪いと、たとえ古酒であっても味が落ちてしまうことがあるので、売ろうと決めたら出来るだけ早く売ることをおすすめします。
状態に注意
人気の高いかねやまですが、買い取ってもらえないこともあります。それは、一度開けてしまったり、ひび割れ等ボトルの一部が破損している、液漏れしてるといった場合です。自分の名前が刻まれたラベルも買い取りして貰う可能性が低くなりますので、売る際はこうした点をよく確認してみるといいでしょう。
その商品の見た目は査定基準に含まれています。長期間保存してホコリが付いているなど、瓶が汚れていたら査定前にきれいにしておきます。柔らかい乾いた布などで軽く拭いて汚れやホコリを取り除きますが、もし取れない汚れがついてしまっていたら無理に取らないように気をつけましょう。掃除の時はラベルにできるだけ触らないようにすることも掃除のポイントになります。
梱包はしっかりと
宅配買取を選択した時、お店に品物を郵送しますが、その時瓶が割れたり傷つかないように細心の注意を払います。箱は新聞紙などを敷き詰め、商品は緩衝材を巻いて衝撃から保護します。もし複数の商品を同じ箱に入れて郵送するなら、緩衝材を1本1本巻き、間に新聞紙を入れます。
付属品も揃える
購入時に一緒についてきた付属品も一緒に査定に出すと評価が高くなります。かねやまを包んだ月桃紙や木箱が付属品にあたりますので、ホコリが付いていたらそれを取り除き、忘れずに査定に出しましょう。
複数社見積もりに出す
買取店1社だけに見積もりを依頼すると、それが本当に適正価格なのかよくわからなくなります。ほとんどの買取業者では無料査定を実施しているので、できるだけ納得の行く金額で商品を売りたかったら、複数のお店から見積もりを取るようにしましょう。どの店が一番高値を出してくれるかということがわかり、売却先を選びやすくなります。
まとめ
希少価値の高い泡盛・かねやまは、高額で売られる傾向があります。かねやまの人気は中古市場でも同じで、品物の貯蔵期間や状態によって高額で取引されています。かねやまをできるだけ高く買い取り業者に買い取って貰う場合は、お店選びから注意する必要があります。おすすめはかねやまの買取強化をしているお酒買取専門店で、プロによる査定を受け納得の行く買い取り価格を出してくれる可能性が高いというのが理由です。商品を売る時は、きれいに掃除をし、できるだけ購入時に近づけることがポイントになります。宅配買取を選ぶ場合は、郵送する時に注意しましょう。
