佐藤とは?
「佐藤」とは、明治39年創業の鹿児島県霧島市牧園町に蔵を構える「佐藤酒造有限会社」が製造する焼酎です。
佐藤酒造は昭和の一時期に協業組合に加盟していたため自社ブランドの焼酎は製造していませんでしたが、昭和59年に組合を脱退したことにより「佐藤」ブランドの焼酎が復活しました。
佐藤は焼酎界において高い知名度がある焼酎ですが、佐藤酒造自体は非常に小さな蔵元で、職人が手間暇かけて丁寧に作るため、蔵を代表する焼酎である佐藤の他に「さつま」と「あらあらざけ」の合計3種類しか製造しておらず、その何れもが限定生産となっていることから簡単に入手することが困難で「幻の焼酎」とも呼ばれています。
佐藤の銘柄には、芋焼酎の「白麹仕込」と「黒麹仕込」の他、麦焼酎の「佐藤・麦」の3種類があり、その何れもが霧島山系の清らかな水を使っていることが特徴です。
霧島の水はバナジウムやシリカといったミネラルを豊富に含む国内でも有数の天然水で、この水を仕込みに使っていることで原料のさつまいも「黄金千貫」の甘みと香りを見事に表現しています。
佐藤はお湯割りや水割り、ロックなどどのような飲み方でも美味しいですが、重厚で柔らかな甘みを感じることができる「お湯割り」が特におすすめです。
佐藤の買取価格
佐藤酒造では製品の販売を行っていないため、佐藤を購入するには特約店に指定された小売店で入手する必要があります。
しかし、元々の生産量が少ないため需要に対する供給ができないことから、全ての特約店に対して安定して供給するために年間を通して出荷数量調整を行っているため、入手自体が大変困難となっています。
そのため買取価格は焼酎としては高額な分類に入ることが特徴で、特にさつまいもを力強く感じさせる一番人気の「黒麹仕込」は白麹や麦よりもやや高めの価格設定となっており1800mlで2,000円、720mlで1,000円前後です。
「白麹仕込」は1800mlで1,500円、720mlで800円前後で、「麦」は同じ佐藤の銘柄ですが芋と比較すると買取価格は低めに設定されており、1800mlが1,000円、720mlが400円前後が相場となっています。
また、佐藤ブランドでは「佐藤・杜の響」という銘柄の芋焼酎も過去に製造されていました。数量・地域限定で発売されていた上に、すでに1999年に終売となっている大変希少価値の高い焼酎で、オークションなどでも高値で取引されていることから、買取価格は10,000円前後が相場となっています。
おすすめの買取店4選
ファイブニーズ
大変迅速かつ丁寧にご対応くださりありがとうございました!また、当日までのメールでの対応も大変気持ちよく進めていただきとても助かりました。ありがとうございます。また今後ご縁がありましたらどうぞ
特徴
- お酒買取の専門店!
- 経験豊富なプロが査定
- 宅配・出張買取にも対応
店舗紹介
ファイブニーズは、全国12の都道府県に店舗を展開しているお酒買取の専門店です。専門店として確かな実績を誇り、有名銘柄のお酒はもちろんのこと、価値がわからないものに関しても経験豊富な査定士が確かな目利き力で、相場に合わせた価値を提示してくれます。
また、幅広いサービスに対応していることもファイブニーズの特徴です。LINEや電話で気軽に相談可能なので、お酒の買取依頼を考えている方はぜひ候補に入れてみてください。
ファイブニーズは全国12都道府県にしか店舗はありませんが、宅配・出張での買取依頼にも対応しています。送料やキャンセル料などは不要なうえ、宅配・出張ともに全国どこからでも申し込みが可能です。「近くにお酒の買取店がない」という方も利用しやすいでしょう。
お酒は未開封品であっても、経年劣化などで買取してもらえない可能性があります。また、お酒の価値は日々変動しているので、タイミングを逃すと大きな損をしてしまうかもしれません。
ファイブニーズの査定は無料で、ネット申し込みなら24時間以内に概算の査定額を教えてもらえます。お酒の買取で失敗しないためにも、まずは気軽に相談してみてはいかがでしょう。
買取実績
- 村尾 かめ壺焼酎 1800ml 25% 村尾酒造 2023.11.29:6,500円
- 森伊蔵 1800ml 25% 森伊蔵酒造:12,000円
- 魔王 名門の粋 1800ml:5,000円
お問い合わせ
店舗情報
店舗名 | ファイブニーズ |
営業時間 | 9:45〜19:00(問い合わせ) |
定休日 | 年中無休 |
買取方法 | 店頭、宅配、出張 |
会社名 | 株式会社ファイブニーズ |
古物商許可番号 | 東京都公安委員会 第307731104330号 |
査定士 | – |
その他特徴 | – |
大黒屋
買取店紹介
オレンジ色の看板が印象的な「大黒屋」は、1981年に創業の老舗の買取店です。
元々はチケットなど金券の売買がメインでしたが、現在は金券以外にもブランド品の時計や宝石などを始めとした幅広いアイテムを取り扱っています。
全国に210店舗以上を展開しており、年間買取数も150万件以上と多くの人々に利用されています。
豊富な販売ルートを独自で持っているため高価買取が可能で、査定方法も店頭はもちろんのこと宅配や出張にも対応していることに加え、メールで画像を送るだけでも概算の査定金額を知ることができます。宅配の場合もキットや往復の送料と査定料、買取になった場合の振込手数料やキャンセル時の返送料が全て無料となっています。
焼酎に関しても佐藤を始めとした各種プレミア焼酎買取を強化しており、公式サイトでは銘柄別の参考価格を確認することが可能です。佐藤に関しては1800mlの黒麹が2,000円で白麹が1,500円となっており、3升や5升のサーバーの買取にも対応しています。
店舗情報
- 店舗:大黒屋 質渋谷店
- 住所:〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町23-11 リ・エムビル3F
レッドバッカス
買取店紹介
創業100年以上の実績を誇るお酒買取専門店「レッドバッカス」は、お酒を専門に扱っているため専門知識が豊富で高価買取が期待できます。
査定してもらうだけなら公式サイトに用意されたフォームに画像を添付して送るだけと簡単で、それも面倒な場合は電話でも参考価格を教えてもらうことが可能です。
レッドバッカスは店頭買取は全国に2店舗、出張も東京を中心とした首都圏のみに対応しているため宅配がメインですが、査定金額が20000円以上にならないと利用できませんので、佐藤を複数本所有している場合におすすめです。
佐藤に関しては買取強化中となっており、他店よりも1円でも安い場合は再査定を行い高く買取ってくれることが特徴です。
店舗情報
- 店舗:松戸買取センター(千葉県)
- 住所:〒271-0091 千葉県松戸市本町17-23 太陽歯科ビル3F
買取リカーズ
買取店紹介
その名前の通り「買取リカーズ」はお酒を専門に扱う買取専門店です。
プロの酒鑑定士が在籍しており、お酒に関するどんな細かい疑問にも回答してくれるので安心して依頼することができます。
実店舗を持たないため査定方法は宅配か出張買取の2種類で、梱包キットを始め全てが無料で商品の保証も最大30万円まで付いているため、万が一配送時に割れてしまった場合でも安心です。
専門店だけに幅広い焼酎の買取に対応しており、特にプレミア焼酎には力を入れているので佐藤も高額買取が期待できます。公式サイトに参考価格は記載されていませんが、サイトのフォームか24時間対応の電話で確認することが可能です。
売る際の注意点
佐藤を売る際には査定を受けなければなりませんが、あらかじめ注意点を押さえておくことでより高額査定を得ることが可能になります。
ボトルはきれいにしておく
まず一番大切なことは「清掃をしてボトルをきれいにしておく」ことで、見た目のコンディションが査定に大きく影響するため、ボトルのホコリを落として拭き掃除をしっかりと済ませておきましょう。
なお、ラベルが汚れている場合ですが、ラベルはとても重要な部分であるため、無理に汚れを落とそうとして破けてしまったり擦れてしまうと査定額が大きく下がってしまう可能性があります。
汚れている場合でも、濡れた布や洗剤など決して使用せず、ラベルが傷まないように気を付けながら可能な限り汚れを落とすまでに止めておくように注意しましょう。
箱などの付属品は取っておく
次の注意点としては「購入時の箱を含めて付属品があれば一緒に査定してもらう」ことがあります。
佐藤を購入した際、ほとんどは商品名入りの紙の箱か場合によっては桐の箱に入っていますし、限定品などで焼酎用のグラスやおちょこが付いている場合もあります。開封していなくても買取に出すということは中古品扱いになるためなるべく新品に近い形に戻すことが大切で、それらの箱や付属品があれば一緒に査定してもらうことで査定額アップが望めます。
複数点に見積もりを出す
最後のポイントとしては「買取店をひとつに絞らずに、複数店で査定してもらう」ことがあります。どの買取店も専門の鑑定士が在籍し店独自の買取基準を設けていますが、最終的な判断は担当した鑑定士個人に大きく影響するため、同じ佐藤でも店によって査定額が異なるケースがほとんどです。特に焼酎は、ワインやウイスキーなどの洋酒に比べて専門に鑑定できる人が少ないため、買取店によって大きな価格差が出やすいタイプのお酒と言われています。最近ではSNSを使用した簡易鑑定や、電話でも概算を教えてくれる買取店が増えてきましたので、宅配や出張査定を申し込む前におおよその買取額を把握しておくことが大切です。
まとめ
1990年代後半に始まった第三次焼酎ブームによって佐藤は一気に人気が高まり、需要と供給バランスが追い付かなくなったことからプレミア焼酎の仲間入りをしました。現在でも気軽に飲むことができないレアな焼酎で、中古市場でも数が少ないため多くの買取店で強化対象になっています。購入しても飲まずに飾っているコレクターも多いですが、佐藤は飲んでもらうために蔵元が一生懸命造った焼酎です。保管状態が悪ければ開封していなくても劣化のリスクは高まるので、飲むつもりがないお酒ならば早めに査定してもらうことが大切です。