身近なリキュールを買取してくれるお店がある
近年お酒の買取が話題になっています。買取の対象になっているのは高級ウイスキーやブランデー、ワインなどがメインですが、カクテルやお菓子作りに欠かせないリキュールを買取対象にしているお店も多くあります。好みに合わない、もしくはもらったけれど飲まないというリキュールは自宅にありませんか?そのようなリキュールはぜひ買取査定をしてもらいましょう。バーや居酒屋でおなじみのリキュールに思わぬ値段がつくこともあるのです。
そもそもリキュールとは?
スピリッツ(蒸溜酒)に花や薬草、果実などの香味を移した酒のことです。また、それに砂糖などの甘味料を加えたものもリキュールと呼びます。日本においては梅酒が代表的なリキュールの一種です。
リキュールが生まれたのは13世紀ごろのこと。ローマ教皇の医師ラモン・リュイとアルナルドゥス・デ・ビラ・ノバがスピリッツに薬草を溶かせば効能が高まると考えて、現在のリキュールにあたるものを開発しました。現在のリキュールの詳しい定義については国ごとに定められています。
・EU諸国
糖分が1リットルあたり100グラム以上含まれているアルコール飲料をリキュールとしています。1リットルあたり250グラム以上のものは『クレーム・ド』と呼ばれることもあります。フランスの場合は、リキュールの製造手順に則り、アルコールが15%以上のもののみを『リキュール』として分類をしています。
・アメリカ合衆国
アルコールやブランデー、スピリッツなどに果実やハーブなどを加えて製造され、砂糖を2.5%以上含むものをリキュールとしています。
・日本
『リキュール』の定義は酒税法で定められています。
酒類と糖類その他の物品(酒類を含む)を原料とした酒類でエキス分が2度以上のもの(清酒、合成焼酎、しょうちゅう、みりん、ビール、果実酒類、ウイスキー類、発泡酒、粉末酒を除く。)『酒税法』より
この定義の場合、スーパーで売っているようなチューハイ、サワー、第三のビールの一部を含むこととなります。
買取店で『リキュール』と表記されているものは、EU諸国の基準に則っています。
実際に買取をしてもらえるリキュール
では実際、買取をしてもらえるリキュールにはどのようなものがあるのでしょうか。リキュールの種類ごとにわけて人気のものを紹介していきます。なお店舗によって買取対象は異なります。
香草・薬草系
香草や薬草、スパイス、花などを用いたリキュールは、リキュールの原型と言われており、苦味や甘味が強いことが特徴です。中には滋養強壮などの効果を持つものも。何十種類ものハーブを調合して作るものや、歴史が長いためにレシピが現代にまで伝わっていないものも存在します。
photo by Rob Ireton
「リキュールの女王」とも呼ばれて根強い人気を持つシャルトリューズ(Chartreuse)は、今でもシャルトリューズ修道院の修道士2人以外は配合を知らないと言われています。そのため市場に出回っている数が少なく、高額で買い取ってもらえる可能性が高いです。
他にも、
- カンパリ(Campari)
- リカール (RICARD)
- ウニクム (UNICUM)
- ペルノー(PERNOD)
など、香草・薬草系は希少価値が高いものが多いため、沢山の種類が買取対象になっています。
果実系
果実系は、果実の果肉や果汁、果皮を原料にしているリキュールです。製菓だけでなくソーダ割りやカクテル、ストレートでの飲用に向いていて、需要が高いため買取価格も高めに設定されています。
photo by Cayobo
果実系リキュールの代表のグランマルニエ(Grand Marnierc)はフランス原産のオレンジを原材料としたリキュールです。菓子作りやカクテル「レッド・ライオン」や「マルガリータ」を作る際に不可欠で、バーテンダーに非常に人気のため市場では品薄になっています。100周年記念ボトルや150周年記念ボトル、オールドボトル(古いボトル)などは高く取引されており、物によっては8000円で買取されることもあります。
他にも
- リクール・ド・カシス(Liqueur de Cassis)
- クレーム・ド・カシス(Creme de Cassis)
- キュラソー(Curacao)
など、カクテルによく使用されるものが買取対象になります。
ナッツ・種子系
photo by phalenebdlv
ナッツ・種子系は、豆や果実の種子を用いたリキュールです。コーヒーやバニラを使用したものもここに分類されます。甘味が強く濃厚なものが多く、コーヒーが原材料のカルーアを使用したカクテル『カルーアミルク』などは甘い物が好きな女性にはとても親しまれています。海外では固定ファンが多く、商品によっては高額買取をしてもらえることがあります。
杏仁(アンズの核)を使用しているアマレット(Amaretto)は、甘くて苦いアーモンドに似た香のリキュールで、お菓子作りに使用されたり、カクテルの「イタリアン・スクリュー・ドライバー」「ゴッドファーザー」などに使用されたりします。カフェ・アマレットとしてコーヒーに入れることも。世界的にファンが多く、オールドボトルは特に高い値段で買取してもらえます。
他にも
- ゴディバ(GODIVA)
- ゴードン(GORDONS)
- カルーア(KAHLUA)
などが買取対象になります。
お酒買取のおすすめ店
ファイブニーズ
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お問い合わせ
店舗情報
店舗名 | ファイブニーズ |
営業時間 | 9:45〜19:00(問い合わせ) |
定休日 | 年中無休 |
買取方法 | 店頭、宅配、出張 |
会社名 | 株式会社ファイブニーズ |
古物商許可番号 | 東京都公安委員会 第307731104330号 |
査定士 | – |
その他特徴 | – |
査定に出す際の注意点
原則として未開封のものが買取の対象になります。酒の買取と聞くと、レアなお酒が取引されているのをイメージする方が多いと思います。しかしリキュールの場合、スーパーのアルコール売り場で見かけるほどの身近な商品でも買取対象となっている場合があります。
たとえば「クレーム ド カシス」などのカシス系のリキュールは果実酒コーナーに必ずと言っていいほど置かれていますが、居酒屋ドリンクの定番とも言える「カシスオレンジ」を作る際に不可欠。よく使用されるために需要がとても高く、買取をしてくれるお店が多いです。ぜひ一度査定に出してみましょう。
また、これはアルコール全般に言えることですが、あまり見かけない商品や古い商品はプレミアがつく傾向があるので、古いからといって買取を見送るのはよくありません。また、埃をふき取るのはよいのですが、ボロボロだからといってラベルをはがすと商品の価値が下がってしまいます。
お酒の買取の際の注意は以下の記事で詳しく解説されています。
お酒を売りたい時必見!出張買取を利用するメリットまとめ
1本だけ売りたい!そんな時にはお酒の店頭買取がおすすめ
いらないリキュールは査定に出しましょう
お酒の中では身近な存在で、スーパーで手に入る種類もあるリキュール。たくさん出回っているから買取はしてもらえないと諦めてしまう前に、まずは査定に出してみましょう。買取査定は無料で行ってくれる店舗がほとんどです。もしかすると捨てようと思っていたリキュールに思わぬ値段がつくかもしれません。