オレンジカードを換金する前に!知っておくべき買取事情まとめ

  • 2023年10月25日
オレンジカードを換金する前に!知っておくべき買取事情まとめ
あなたの売りたいものの
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オレンジカードとは?

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オレンジカードの概要

オレンジカード(通称オレカ)は、1985年に当時の国鉄から発売されたプリペイドカードです。国鉄の解体・民営化を経てJR各社でも引き続き取り扱われていました。後発のイオカードなどとは異なり、直接自動改札機に入れて精算することはできず、自動券売機に投入して切符を購入する形のプリペイドカードです。

発売後しばらくは大きく売り上げを伸ばし、ピーク時には年間300億円を超える売り上げがありましたが、自動改札に直接投入できるイオカードの発売、さらには現在広く使われているSuicaカードの発売にともない、売り上げは年々減少していき、ついには平成25年の3月末をもって販売が終了してしまいました。

ただし、現在でもオレンジカード対応の自動券売機であればオレンジカードを使用することは可能です。残念ながら、対応券売機の数もだんだん減ってしまっているのが実情ですが……。

オレンジカードの種類

オレンジカードは発売当初、

  • ¥500
  • ¥1,000
  • ¥3,000
  • ¥5,000
  • ¥10,000

の5種類がありました。ただし、¥500のオレンジカードはオリジナルカード限定です。オリジナルカードというのは、オーダーメイドカードとレディーメイドカードの2種類があり、オーダーメイドカードは絵柄を完全に自由に決められ、レディーメイドカードはあらかじめある絵柄の中から一つを選択し、表面に自分の好きな画像や文字を配置できるというオレンジカードです。

ここだけ聞くと非常に面白いサービスなのですが、このオリジナルカード、¥1,000で¥500分のオレンジカードになってしまうため、その料金の高さからかあまり流行りませんでした。

¥5,000・¥10,000の額のオレンジカードは、オレンジカードの販売が終了する遥か前、1997年3月をもって販売終了してしまい、翌1998年1月には使用自体も不可能という状況になりました。テレホンカードなど他のプリペイドカードと同様、偽造カードが大量に出回ってしまったためです。これらのオレンジカードは、一部の駅で¥1,000・¥3,000のオレンジカードに交換してもらうことが可能です。

オレンジカードの価値は

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一時はオレンジカードの蒐集ブームも起こり、特に企業のオーダーメイドなど一部の特殊なオレンジカードについてはプレミアが付いて非常に高い値段で取引されていました。もちろん今でも蒐集家は存在しているでしょうし、そういった人たちからすると非常に価値あるカードも数多くあるのでしょうが、残念ながら現在ではほとんどの金券ショップなどではプレミア付きの買取を行ってはおらず、ネットオークションなど一部の手段を除いては通常の金券として換金するほかありません。

加えて、オレンジカードの払い戻しはJR各社では行っていません。つまり、オレンジカードを現金化するなら、オレンジカードそのものの額面以下にならざるを得ないのです。
ですから、もしもオレンジカードを使い切る当てがあるのなら、換金するよりもそのまま使用してしまう方が損をしないと言えるでしょう。

オレンジカードの換金率

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オレンジカードの換金率は、だいたい90%~95%程といったところでしょう。換金率は他の金券とそう違いはありません。
が、なかには使い勝手の悪化にともなって買い叩いてくる業者も存在します。酷いと60%程の値段を提示してくることもあるので、そういった所の言い値で売ってしまっては大損です。

少なくとも90%は超える換金率のお店に売りたいところです。

オレンジカードを買取している店は

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オレンジカードの換金・買取は、大手金券ショップを始め多くの金券ショップが取り扱っています。販売終了という背景故に買取りを拒否される場合ももしかするとあるかもしれませんが、少なくとも「どこも買取してくれない!」という事態には陥らないでしょう。
ただし、先ほどもお話ししましたが買い叩いてくる業者も存在しますから、そこだけは注意が必要です。

オススメの買取店

さて、それでは実際にオレンジカードを取り扱っているお店の中でも良い換金率を誇るお店を3店ご紹介しましょう。

大黒屋

言わずと知れた大手金券ショップです。換金率は¥500、¥1,000、¥3,000すべて95%となっています。
店舗に出向くための交通費などを無視すれば、ロスはほぼないと言っても良いでしょう。

アクセスチケット

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出典:アクセスチケット

こちらも大手金券ショップ。しかも店名からして交通関係をメインにしており、こちらも換金率は¥500と¥1,000は95%となっています。
しかし、¥3,000に関しては90%となってしまっています。

Tickety

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出典:Tickety

上記2店にはやや劣りますが、¥500は換金率95%と同じで、ほかは90%となっています。
ただ、同店では上記2店で買取していない¥5,000と¥10,000にも対応していて、どちらも90%の換金率となっています。

バイセル

バイセル
▶バイセルのサイトはこちら

オレンジカードの買取ならテレビCMでもお馴染みのバイセルにお任せ。
バイセルといえば着物や切手、ブランド品買取のイメージが強いと思いますが、オレンジカードのような金券も取扱っています。

様々な買取方法がありますが特におすすめなのは出張買取です。
家まで査定員が来てくれるので、品物を持ち運ぶ必要がないですし、梱包をする手間も省けます。
また、依頼日から最短で即日査定に来てもらえるスピード感も人気の1つ。

買取前に注意しておくべきこと

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オレンジカードを買取店に持って行く前に、いくつか気をつけておくべきことがあります。
まず、汚れていたりほこりをかぶってしまったりしている場合は、濡れ拭きするなどして綺麗にしてから持って行きましょう。蒐集品としての価値で換金するわけではないですが、やはり汚いとそれだけ買い叩かれてしまう可能性が増えてしまいますから、ある程度は綺麗にしてから店に持ち込むようにするのが無難です。

買取できないオレンジカード

また、買取して貰えないカードも存在します。
切れたり欠けたりしてしまっているカードはもちろん、折れ曲がってしまっているカードもアウトです。要は自働券売機が認識してくれないと話にならないわけですから、状態の悪いカードを買取して貰える道理はないわけです。

また、基本的に一度でも使用して穴の開いてしまっているカードも買取して貰うことができません。個人経営の金券ショップなどであれば望みもあるかもしれませんが、残念ながらまず無理だと考えていてください。

まとめ

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もしあなたが持っているオレンジカードが希少価値のあるものならネットオークションなどに出品するのをオススメしますが、そうでなければ先ほど挙げた買取店に持ち込むことをオススメします。

既に販売終了してしまっているものですから、今後さらに価値が下がる可能性も考えられます。お持ちのオレンジカードは早い内に処分してしまいましょう。
以上、オレンジカードの買取についてでした。

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