チケットぴあは音楽や映画、スポーツなど様々なチケットを購入できるサービスです。
チケットのショッピングサイトとして非常に有名ですが、「Cloak」というサービスを展開しているのをご存知でしょうか?
本記事では、チケットぴあのリセールサービス「Cloak」の特徴や使い方について紹介します。利用するメリットについても紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
チケットぴあのリセールサービス「Cloak」とは?
リセールサービス「Cloak」とは、自身が所有するチケットを定価で再販できるサービスです。
急遽公演に行けなくなった場合、友人・知人に分配することもでき、チケットを無駄なく活用できる画期的なサービスといえますね。
ただし、一部の公演や申込可能期間を過ぎるとリセールできません。リセールする前に、必ずチケットぴあ公式サイトを確認しておきましょう。
Cloakを利用するメリット
ここからは、Cloakを利用するメリットを紹介します。
Cloakを利用するメリットは以下の3つです。
- 1枚単位からリセールできる
- リセールチケットの座席がわかったうえで購入できる
- 転売防止に繋がる
一つずつ見ていきましょう。
1枚単位からリセールできる
「Cloak」では1枚単位からリセールできます。
自身が公演に行けなくなったときはもちろん、友人が行けなくなったときに1枚だけリセ―することも可能です。
リセールはチケットを購入したときの”定価”で行えるため、再販で損をすることはありません。
所有するチケットを無駄に消費せず、誰かに利用してもらえる点はCloakならではの魅力といえますね。
リセールチケットの座席がわかったうえで購入できる
リセールチケットには座席番号が表示されているため、どんな座席なのか分かったうえで購入できます。購入してから視界の悪い座席だったり、公演から離れた座席であることが発覚することはありません。
多くの人は公演の座席に対して、何かしらのこだわりがあるのではないでしょうか?
公演を近くで見たいという人や少し離れて見たい人、中央の座席で見たい人などニーズは様々です。
Cloakであれば、自分の満足できる座席のチケットを購入できます。
転売防止に繋がる
リセールは「チケットぴあ」でチケットを購入し、Cloakに保管しているものが対象です。
つまり、他のサイトで購入したチケットはリセールできないため、転売防止に繋がるということですね。
またCloakを利用したリセールは定価で取引されるので、チケット転売で不正に利益を得ようとする人の防止にも繋がるでしょう。
リセールできるチケットは?
前述したように「チケットぴあ」でチケットを購入し、Cloakに保管しているものであればリセールできます。
申し込み履歴はサイト内の「リセール申込履歴」から確認でき、チケットの状況もいつでも把握可能です。リセールの申し込みで、取引中のチケットがわからなくなることはありません。
Cloakの使用方法
ここまでCloakを利用するメリットを紹介しましたが、肝心の利用方法が分からない方も多いですよね。
ここでは、Cloakの使用方法を「リセールする側」と「購入者側」に分けて紹介します。
リセールする側
リセ―ルする側の使用方法を3ステップで紹介します。
- リセールするチケットを選択
- 銀行口座を登録
- 申し込みの確定
リセールするチケットを選択
まずはリセールしたいチケットを選択しましょう。
チケット一覧で「リセール可」と表示されているものは、リセールに申し込むことができます。
銀行口座を登録
チケットのリセール代金を受ける銀行口座を登録しましょう。
すでにリセールしたことがあり、銀行口座が登録されている場合は、口座一覧から希望する口座を選択してください。
しかし、一部銀行口座は返金に対応していない場合があります。対応していない銀行口座を登録するとエラーが表示されるため、他の口座を登録しましょう。
申し込みの確定
最後に「リセール申込内容確認」の画面が表示されますので、不備がなければ「この内容で申し込む」をクリックして確定します。
購入者側
購入者側の使用方法を3ステップで紹介します。
- 購入を希望するリセールチケットを選択
- 決済方法を選択
- 購入の確定
購入を希望するリセールチケットを選択
まずは購入を希望するリセールチケットを選択します。
チケットには座席情報を含めた様々な情報が記載されているため、必ず目を通しておきましょう。
決済方法を選択
決済方法はクレジットカードのみ対応しています。クレジットカードを登録して決済に進みましょう。
購入の確定
最後に「購入内容確認画面」が表示されるので、不備がなければ「購入する」をクリックして確定します。
リセール利用時の手数料
リセール利用時は、手数料としてチケット代金の10%が引き落とされます。さらに口座送金事務手数料として275円かかるため、チケットの購入代金よりも返金額の方が少なくなります。
購入代金のすべてが戻ってくるわけではないので、リセールするときは念頭に置いておきましょう。
Cloakを利用するうえでの注意点
ここからは、Cloakを利用するうえでの注意点について紹介します。
利用するときは注意点を踏まえて、行動に移しましょう。
売れないこともある
リセールを申し込んだとしても、絶対に売れるとは限りません。
座席の位置が極端に悪かったり、チケットがまだ販売を続けている場合は売れないことがあります。
当然ですが、購入者がいなければチケットの代金は戻ってきませんので、売れない可能性を考慮してリセールしましょう。
リセールできないチケットもある
一部のチケットは主催者の意向により、リセールできない場合があります。
また、申込可能期間である公演日を過ぎた場合もリセールできないため、チケットの公演日を事前に確認しておきましょう。
リセール以外に「分配」という方法もある
Cloakでは、リセール以外に「分配」という方法もあります。
自身が所有するチケットを「分配」することで、別のぴあ会員に引き渡すことができます。リセールとの違いは金銭的やり取りが発生しないという点です。
リセールはチケットの購入代金を回収したいときに行い、分配はそのチケットを欲しがっている友人に対して行うのが良いでしょう。友人がぴあ会員であれば、スムーズにチケットの分配を行えるはずです。
ただし、入場資格者が指定されているチケットの分配は行えない点、一度確定した分配は取り消すことができない点に注意が必要です。
不要なチケットはリセールしよう
不要なチケットがある場合は、公演日を迎える前に「チケットぴあ」の「Cloak」でリセールしましょう。
購入代金が戻ってくるだけでなく、不要なチケットを有効活用してもらえます。手数料はかかるものの、転売目的と疑われることなくチケットを手放せるため、いざというときに利用してみてくださいね。