チケット売買で悩んでいる人必見!安全な取引方法や注意点を紹介

  • 2020年10月28日
チケット 売買

「どうしても行きたかったコンサートのチケットが外れた…」「せっかけコンサートのチケットが当たったけど行けなくなってしまった…」など、チケットが欲しい人、チケットを手放したい人の両方がいらっしゃるでしょう。

チケットを売買したいところですが、転売になるのかならないのかデリケートな事柄です。ルールを間違えて捉えていると、せっかく売買したチケットが無効になってしまうかもしれません。

そこで今回は、チケットの売買について、売買方法や売買サイト・店舗の選び方、注意点、そもそも違反なのかまで詳しく解説していきます。

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チケットの売買方法

チケットを売買する方法には、主に以下の3つがあります。

  • 売買サイト
  • オークション・アプリ
  • 売買を行う店舗

それぞれからさらに枝分かれしたサービスがあり、特徴も様々です。どのようにチケットを売買したいかをイメージしながら、方法ごとに特徴をおさえていきましょう。

売買サイト

インターネットには、チケットの売買ができるサイトがあります。サイトの種類は二次販売サイトと個人間の取次サイトの2つに分けることができます。

二次販売サイト

二次販売サイトは、チケットの応募に外れた人でもチケットを探して購入できるサイトです。不要になったチケットが出品されており、買い手は欲しいチケットを検索することによって購入することができます。

販売されているチケットによっては、定価よりも高く購入できる場合もあります。

個人間の取次サイト

個人間の取次サイトでは、チケットを売りたい人と買いたい人の間に入り、売買をサポートしています。会員登録や本人確認などを行い、安全な取引ができる体制が整っているサイトがほとんどです。

チケットが届かないときの返金サービスなどを用意しているサイトもあります。売買を仲介する手数料がかかる店舗が多いので、どのくらい手数料がかかるかをあらかじめ確認しておきましょう。

オークション・アプリ

ヤフオクといったオークションやメルカリといったアプリでも、チケットを購入・出品することができます。自分で決めた値段で出品できるので、人気のチケットは値段を吊り上げている可能性があり、定価よりも何倍も高い価格で買うことになるかもしれません。

個人間で直接取引を行うため、売買サイトよりも安全性は低く、トラブルが起こる可能性にも注意が必要です。

転売禁止チケットは売らない

チケットによっては、あらかじめ転売を禁止しているものも多くあります。

チケットに転売禁止と記載されていたり、氏名や連絡先など個人情報が印字され証明に使われたりするものは出品されていて購入できたとしても、無効なチケットです。

また、転売が禁止されているチケットは売ってはいけません。オークション・アプリでは出品情報をチェックしており、違法行為に該当する可能性があります。今後オークション・アプリを利用できなくなることになるので、絶対違法なチケットは販売してはいけません。

定価を超えるチケットは買わない

オークション・アプリでは、欲しいチケットが定価よりもはるかに高い価格で売られていることがあります。

定価以上の価格での出品は違反行為に該当するため、買うのも売るのもNGです。どうしても欲しい、できるだけ高値で手放したいからといって、定価以上のチケットを売買してはいけません。

利用サイトの規約を守る

オークション・アプリでは、チケット売買についてルールを設定しています。規約を違反するチケットの売買を行うと、アカウントの停止や退会処分など然るべき処分が行われるので注意が必要です。

例として、メルカリとヤフオクのチケット売買の規約を確認しておきましょう。メルカリでは、以下のようなチケットの売買を違反としています。

  • 転売目的で得たとみなされるチケット
  • 記名式チケットや、個人情報の登録のあるチケット
  • 記名式の航空券
  • 使用が利用者本人に限られているもの
  • 出品者の手元にない、まだ発券されていない状態のチケット類(予約番号のみも含む)
  • 代金支払い証明書・引換票・別途支払いが必要となるチケット
  • その他、上記と同等とみなされるもの

出典:メルカリ


一方、ヤフオクでは、チケット売買のルールを規定しており、以下のガイドラインから逸脱すると違反行為に該当します。

  • 1枚あたりの定価を商品画像もしくは商品説明で明示すること
  • 発券手数料等を出品価格に含める場合は、その金額の内訳を明記してください

出典:ヤフオク

売買を行う店舗

売買サイトやオークション・アプリでのチケット売買が一般的ですが、チケット売買を行う店舗もあります。店舗スタッフと対面でやりとりできるので、安心してチケットを売買できるのが特徴です。

インターネットでは、コンサートや試合観戦などイベントチケットが多いですが、店舗では交通チケットなど身近で使用できるチケットも取り扱っている傾向があります。

売買サイト(店舗)選びのコツ

売買サイト・店舗は限られたものではなく、どちらもサイト・店舗があります。取り扱い範囲、実績、サポートサービスなどはサイト・店舗によって異なるので慎重に選ぶことが大切です。売買サイト・店舗選びでおさえたい4つのコツをご紹介します。

  • 自分の欲しいチケットの売買ができるか
  • 売却実績があるか
  • 利用者が多いか
  • 安全に関するサポートが充実しているか

自分の欲しいチケットの売買ができるか

売買サイト・店舗によって、取り扱っているチケットの種類が異なり、それぞれに強みがあります。

コンサートチケットに強いサイトがあれば、試合観戦チケットに強いサイトもあるので、自分の欲しいチケットに強いサイト・店舗を選ぶのがポイントです。

売却実績があるか

チケットを安心して売買できるかどうかを判断するときは、売却実績が参考になります。売却実績が多ければ、多くのユーザーがしっかり売買を完結できていることやサービスが信頼されていることがわかるでしょう。

実績を掲載していないサイト・店舗は判断基準がありません。できるだけ目に見えた売却実績を確認できるサイト・店舗を選ぶと安心です。

利用者が多いか

利用者が多いサイト・店舗は、サービスの使いやすさや安心感などから信頼されていると言えるでしょう。

反対に、利用者の少ないサイト・店舗は何らかの問題があって、利用者が離れた可能性もあります。安心感だけでなく、利用者が多いほど買い手がつきやすく、スムーズに売買できるのもメリットです。

安全に関するサポートが充実しているか

チケット売買では、チケットが届かない、違うチケットが届いたといったトラブルが全くないとは限りません。

もしもの場合、サイト・店舗が返金サービスに対応していれば、損をすることがなくなります。万が一に備えて、安全に関するサポートが充実しているサイト・店舗を選びましょう。

チケット売買の注意点

チケット売買を行う際には、いくつかの注意点があります。注意点を知らないと、思わぬ出費が発生したり、キャンセルできずに困ったりするかもしれません。4つの注意点をおさえておきましょう。

  • 送料や手数料は必要か
  • 万が一のキャンセルは可能か
  • チケットの受け取り方
  • 詐欺に注意

送料や手数料は必要か

チケットサイトなどを利用すると、チケット売買に伴う送料・手数料がかかるのが一般的です。送料・手数料がないサイトであればお得に利用できますが、そうではない場合はどの程度送料・手数料がかかるかを確認しましょう。

手数料は一律料金を設定している場合と代金の数%を設定している場合があります。具体的に計算をしておかないと、思わぬ出費が発生する可能性があるので注意が必要です。

万が一のキャンセルは可能か

チケットを購入したものの、仕事などの都合でキャンセルが必要になることもあるでしょう。

キャンセルについては各サイトで規定されており、キャンセルができなかったり、取引中止手数料が発生したりするなど取り扱いは様々です。あらかじめキャンセル規定を確認しましょう。

チケットの受け取り方

個人間取引でチケットを売買する際は、チケットの受け取り方もチェックしたいポイントです。

直接の受け渡しを希望しているのか、住所を教えて郵送してもらうのかなど、都合や情報保護などの観点をしっかり考慮して、自分に合った方法を選びましょう。

詐欺に注意

SNSなどでの個人間取引は、詐欺に巻き込まれる可能性があります。

過剰にお得感をアピールしたり、銀行振込を促したり、連絡が急に途絶えたりする場合は、詐欺であることが多いです。価格や謳い文句に騙されずに、本当に信頼できるのかどうかを慎重に判断しましょう。

チケットの売買は違法なのか

チケットの転売が問題になったことがあり、今では転売を禁止している興業が多いです。オークション・アプリの規制も強まっていますが、そもそもチケットの売買は違法なのでしょうか?3つのポイントでチケット売買が違法なのかどうかを解説します。

  • 定価より1円でも高い売却は禁止
  • 罰金や懲役などの罰則もある
  • 売買を禁止している興行もある

定価より1円でも高い売却は禁止

チケット売買において、定価より1円でも高い売却・高額売却は禁止されています。

転売を狙った買い占めや値段の釣り上げによって購入できない人が増えることなどから、定価を超えた売買は行ってはいけません。

罰金や懲役などの罰則もある

違法なチケット売買を行ったら、そのチケットが無効になる、オークション・アプリを使えなくなるというだけではありません。

違反が発覚した場合には、1年以下の懲役もしくは100万円以下の罰金またはその両方が科されます。チケットの1枚の売買で前科がつき、時間やお金を無駄にしないようにしましょう。

売買を禁止している興行もある

チケットの売買を原則禁止としている興業もあります。

売買によって手に入れたチケットを利用できないので、無駄な費用を売り手に支払うことになってしまいます。売買をする前に、売買を許容している興業なのかどうかを確認しましょう。

売買可能か調べることが重要

チケットを売買する際は、そのチケットが売買できるものなのかをまず確認しましょう。売買できる場合は、定価より1円も高くせずに売買サイトやオークション・アプリなどで出品するのが違法にならないポイントです。

チケットを売買するサイト・店舗を選ぶときは、売却実績や利用者の多さなどに注目しましょう。不要なチケットがある方やどうしても欲しいチケットがある方は、正しい方法でチケットの売買を行ってください。

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