AIBOを売るなら買取店がオススメの理由と高価買取のコツ3つ

  • 2020年8月24日
【徹底比較】AIBOを売るならオークション・買取店どっち?

かつて社会現象にもなった犬型ペットロボット「AIBO」を覚えていますか?1999年に初代が発売されて以来、6代にわたって改良が進められてきました。すでに販売は終了し、2014年にはソニーによる修理対応も打ち切られてしまいましたが、今なおAIBOは人々に愛されています。

そんなAIBOとのお別れを考えている方は、処分の前にぜひ買取を検討してみてください。実は修理対応が終わった今だからこそ、故障しているAIBOも買取対象になっているのです。気になる理由と、AIBO買取にまつわる情報をまとめました。

あなたの売りたいものの
\一番高い買取価格がわかる/

そもそもAIBOとは何か

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AIBOとはソニーがかつて販売していたペットロボットのことです。AIBOという名称は、 Artificial Intelligence roBOt の略で、AI(人工知能)、EYE(目、視覚)そして「相棒」 (aibou) にちなんでいます。1999年に販売され一躍人気となり、その後毎年アップデートされてきましたが、業績や時代の流れとともに2005年に生産終了となりました。

まだAIBOは人気なの?

はい、AIBOは今でも人気があります!しかし1999年当初と今では、購買層がすこし変わってきているようです。かつては子どもや、事情があってペットを持てない年配の方などを中心に人気がありました。それにたいして現在AIBOに親しんでいるのは、おもにプログラミングを得意とする方やロボット好きの方です。なぜでしょうか?

プログラマの心をくすぐる「追加プログラム」

その理由の一つに、「追加プログラム」が挙げられます。これは、インターネットから新しいプログラムをダウンロードしたり、自分でプログラムを作ることができるという機能です。カスタマイズの幅が広がっているので、エンジニアやプログラマを中心とするロボット好きの方々の心をくすぐるのですね。

買取店とオークション、どちらが高く売れるのか?

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AIBOは今でも人気があり、まだまだ需要があるということが分かりましたよね。ではさっそく買取に出そうと思ったあなた、ちょっと待って下さい!せっかく売るならできるだけ高く売りたくないですか?ここでは、買取店とネットオークションを比較して、どちらがAIBOの買取に適しているかを分析していきます。

ネットオークションの場合

ヤフオクを例に、ネットオークションでAIBOを売った際の落札価格を見ていきましょう。機種や状態にもよりますが、美品で動作に問題のないERS-7M3では最高279,000円で落札されているものがあります。その時の入札件数は57件であり、開始時の価格より100,000円近く高い価格で落札されていることから見ても、高くても良いから長く愛せるAIBOが欲しいと考える層は一定数存在すると考えてよいでしょう。

買取店の場合

同じERS-7M3の買取業者の買取価格を調べたところ、65,000円(2016/09/06時点)を上限価格として提示しているショップを見つけました。ネットオークションに比べるとずいぶん下がりましたね。もちろん、タイミングや買取価格を公表していないショップには、もっと高く買取しているところもあるでしょう。しかしネットオークションよりも高く買取してくれるショップを探すのはどうやら難しそうです。

美品であればネットオークションに軍配

結論としては、動作に問題のない美品をお持ちであれば、ネットオークションで売りに出すほうがお得と言えるでしょう。買取店に売りに出すより手数料や手間はかかりますが、これだけ買取価格に差があればネットオークションを利用しない手はないように思います。

しかし中には、動作に問題がある、美品ではない、故障して動かない、という状態のAIBOをお持ちの方もいらっしゃるでしょう。その場合もやはりネットオークションのほうが良いのでしょうか?実はそうとも言えないのです。次の項目で詳しくご説明します。

故障しているAIBOは売れるのか?

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故障していても売れます

AIBOにはたくさんのモデルがありますが、どのモデルにも需要があり、修理を望んでいる方は多いです。高値で取引されている高級モデルであれば、故障しているにも関わらず高額で買取ってもらえることもあり得ます。

冒頭で説明したとおり、AIBOは機械に詳しい方に人気がある商品なため、故障していたとしても修復できる可能性がある場合には、買取ってもらえる場合が多いです。実際に故障しているものであっても、ジャンク品としてしばしばオークションで買取られています。

オークションより買取店がおすすめ

しかしその場合、適正価格が分からないという問題がありますよね。また故障したAIBOをお持ちの方の中には、どんな部品が売れるのかどうか判断がつかない、ということもあり得るでしょう。そんなときは無理してネットオークションに出すより、買取店に持ち込む方が良いかもしれません。

AIBOにはAIBO専門の買取業者があり、そこでは故障しているAIBOについても買取してもらえます。なぜ故障している場合であっても買取してもらえるのかというと、破損している部品があったとしても、他の部品が使えるケースがあるためです。

AIBOの修理サポートサービスは終わってしまっているため、もう修理ができないと考えている方は多いと思いますが、AIBO専門の買取業者では修理サービスも行っています。豊富な知識を持つ方々が集まり、今でもなお修理が行われています。そのため故障しているAIBOであっても、使用できる部品が残っているため需要があります。大きく破損していない限り買取してもらえることが多いです。

故障しているために売ることができないと諦めて、処分を検討している方も、AIBO専門の買取業者であれば売ることができる業者はあります。部品を望んでいる方のためにもぜひ査定に出してみてはいかがでしょうか。

オークションでAIBOを高く売る方法

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AIBOをネットオークションで高く売るポイントは、落札を検討している人の不安をなくしてあげることです。AIBOをおもちゃのように考えている人もいますが、まぎれもない精密機器です。ここでは、買取りたいと考えている人の不安をなくすためにに何をすればよいかまとめました。

付属品をつける

まず原則として、新品に近い状態であればあるほど高く売れるということを覚えておきましょう。

よって、AIBO購入時に付属していた付属品についても、多ければ多いほど良いです。取扱説明書や保証書については無くさないようにしっかり保管しておきましょう。付属品の中でも重要なのが、AIBO専用のメモリースティック「AIBOマインド」です。AIBO専用の特殊なメモリースティックであるため、市販のメモリースティックではAIBOマインドとしては使用することができません。そのため、このメモリースティックが無ければ、買取価格にかなりの影響がでてしまいます。

その他にも、充電するためのエナジーステーションやACアダプター、アイボーン、ピンクボール、AIBOカード、ユーザーガイドなどが付属品としてあります。買取って貰う際にはこれらの付属品を忘れずに準備しておきましょう。

状態を詳しく説明する

説明文は、見た人が正しくイメージできるよう、できるだけ詳しく記載しましょう。落札者側は、写真と文章で商品を判断し、実際の商品を見ないで購入します。精密機器の場合、一番不安に感じるのが動作です。写真からはわからない部分なので、文章で補ってあげましょう。隠し立てせず、正直に書くことがトラブル回避にもつながります。故障歴や修理歴、部品の交換歴なども分かる範囲で出来る限り詳しく記載してください。

鮮明な写真をつける

写真は、想像以上に落札に影響を与えます。事実を歪めるような写真はもちろんダメですが、商品を最大限きれいに写す努力はするべきです。また、正面の写真だけでなく、裏側や付属品を並べた写真などもとっておきましょう。もし目立った傷などがあれば、その部分だけ写真にとって注意書きに加えます。そうすることで、落札者からの信頼も得ることができます。

写真を撮る前に、見た目を新品に近づけるためにも掃除をしっかり行いましょう。清掃ができる箇所はまんべんなく清掃することで、買取価格アップにつながります。電気機器であるため、内部のほこりにも気をつけましょう。腕や足の付根は特にほこりが溜まていることが多いので忘れずに掃除することが大事です。

細かい部分については、取り扱いに不安がある方は無理に掃除せずそのままにしておいたほうが良いです。もしも故障させてしまえば、買取ってもらえない可能性もあるため、慎重に行いましょう。

まとめ

いかがでしたか?AIBOは高額買取のポイントを抑えていれば、予想以上の高額で買取ってもらえる商品です。

少しでも高額で買取ってもらいたいと考えている方は、AIBOのお手入れや細かい部分の掃除、付属品の確認をすることも大事です。付属品の中でも特に「AIBOマインド」は重要な付属品であるため、しっかり保管しておきましょう。また、もし故障していたとしても、部品自体に需要があるため、買取ってもらえる可能性は高いです。

自分のAIBOの状態を今一度確認して、どの方法で買取りに出すのが最もAIBOにとってもあなたにとっても良い選択か、じっくり考えてみてください。この記事を参考に、AIBOと最高のお別れができると良いですね。

木暮康雄

木暮康雄 (監修者)

ウリドキ株式会社代表取締役CEO。ウリドキプラスの発行人でもある。
リユース業界での起業・事業運営の経験が豊富でリユースの専門家としてのメディア出演歴も多数。
著書に「リユース革命」(幻冬舎)がある。

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