IWCは機能性や見た目にも優れていて、ファンが多くいるスイスの高級時計ブランドの1つになります。
IWCの中でも人気があるのが、「マークシリーズ」です。
ここではIWC「マークシリーズ」の人気の理由を解説していきます。
また買取相場や高く売るコツについても解説していくので、購入を検討している方や売却を考えている方は、ぜひ参考にしてください。
IWCマークとは
IWCは1868年に創業されたスイス時計ブランドです。正式名称は、インターナショナル・ウォッチ・カンパニーになります。
スイス時計の中で、華やかさよりも機能性に優れた時計ブランドであることが特徴の1つです。
またIWCには永久保証制度があります。1868年の創業以来に製造された時計は、永久的に修理やメンテナンスを行ってもらえるのです。
永久保証制度がある時計は珍しく、まさに一生モノの時計といえます。
そんなIWCの中でも人気があるのが「マークシリーズ」です。
「マークシリーズ」は、パイロットウォッチの中のクラシックのモデルになります。
文字盤の12時部分に三角形のマークがあることが特徴です。
この三角形のマークには意味があり、英国軍が使用する軍用時計であることを表しています。
軍のパイロットが便利に使えるような機能を搭載した腕時計というのが、シリーズの始まりです。
IWC定番のパイロットウォッチ
「マークシリーズ」はパイロットウォッチになります。IWCのシリーズの中でもパイロットウォッチは人気です。
パイロットウォッチは飛行機のパイロット用に作られた時計で、温度や気圧の急な変化にも耐えられるように作られています。
また一目で時間が分かるように、針が大きくデザインされていることが特徴です。
「マークシリーズ」のパイロットウォッチは名の通り、耐磁性や耐震性が優れています。
また文字盤もシンプルで見やすく、人気のあるデザインです。1948年から様々なモデルが発売され、現在でも人気がある時計になります。
IWCマークシリーズの歴史
マークシリーズは1948年から、様々なモデルが発売されています。歴代のモデルの特徴についてみていきましょう。
マーク11
1948年に発売された「マークシリーズ」初代のモデルが「マーク11」です。
当時「マーク11」は最先端の時計で、タフさが認められて軍に正式に採用された初めてのモデルでもあります。
文字盤のデザインは非常にシンプルで、「マークシリーズ」の基本デザインとなっており、針が短いことも特徴です。
夜光塗料には、トリチウムが使用され話題にもなりました。
ムーブメントには手巻き式の「Cal.89」が使用され、精度が高いことでも有名です。
今ではなかなか目にすることは難しく、購入価格は100万円以上と予想されます。
マーク12
1993年より発売されたのが、「マーク12」です。「マーク11」を発売後約45年経ってからの発表でした。
「マーク11」は主に軍用向けに作られた時計ですが、「マーク12」は民間向けに作られた時計です。
IWCの創立125年を記念して作られたモデルになります。
文字盤は「マーク11」が基本となり、3時の部分にデイトが採用されました。
また6時の部分に「MARK XII AUTOMATIC」と刻印されていることも特徴的です。
ムーブメントはジャガー・ルクルト製の「Cal.889」がベースとなり、IWCの独自チューニングされた構造が採用されています。
1,000時間の耐久テストに合格し、耐久性や機能性が優れているモデルです。
「マーク11」はベルトだけでしたが、ブレスレットも追加され、レディースも展開し豊富なバリエーションとなりました。
マーク15
1999年より発売されたのが、「マーク15」です。文字盤のデザインは「マーク12」が基本となっています。
「マーク12」より大きく変わった点が、ムーブメントです。
ETA製の「2892A2」をベースとして、IWCのチューニングが施され、さらに耐久性に優れた「Cal.37524」が搭載されました。
ケースサイズは38mmで、「マーク12」より約1mm大きくなっています。
また2003年には、「マーク15」から「スピットファイア」のモデルが追加されました。
「マーク15」の基本のモデルと「スピットファイア」の異なる点は、針の形です。
針の形がひし形となり立体的に見えるようになっています。より華やかさが増していることが特徴です。
「マーク15」は洗練されたデザインや機能性から、幅広く人気を集めたモデルとなりました。
マーク16
2006年に発売されたのが、「マーク16」です。「マーク15」と比べると、文字盤に関わる部分が大きく変わりました。
まず、ケースサイズです。39mmと大きくなり、文字盤の存在感が増しました。
針はひし形が採用され、華やかさが増しています。
3時のデイト部分は変わらず、6時と9時のインデックスがバーの形となりました。「マーク15」と比べると、上品なモデルとなっています。
マーク17
2012年より発売されたのが、「マーク17」です。「マーク17」ではケースサイズが41mmとなりました。
「マークシリーズ」は今まで小ぶりのイメージでしたが、ケースサイズが40mmを超え、イメージが変わったモデルでもあります。
またデイト部分に、3日分の日付が表示されるようになったのも特徴です。
「マークシリーズ」の中で、3日分のデイト表示は「マーク17」だけになります。
文字盤には、無反射コーティングが施されており、日差しの下でも時間が見やすくなっていることが嬉しいポイントです。
今までのモデルと文字盤の印象が変わる形となり、幅広く注目されたモデルといえるでしょう。
マーク18
2016年より発売されたのが、「マーク18」です。
「マーク17」ではケースサイズが41mmでしたが、1mm小さくなり40mmとなりました。文字盤にもいくつか変更点があります。
6時と9時部分のインデックスのバーが短くなり、数字が大きく見え、時間表記が見やすくなっている点です。
また12時部分のバーも短くなり、三角のマークがより内側に表示され、見た目がスタイリッシュになりました。
デイト部分の表示は、3日分から1日分へと変更されています。
「マーク18」のレザーベルトには、イタリアのサントーニ製の高級革が使用されており、快適な着け心地となっている点が人気のポイントです。
全体的に高級感が増し、スーツやプライベートでも使いやすいモデルになったといえるでしょう。
IWCマークシリーズの人気の理由
IWCの「マークシリーズ」はモデルごとに特徴があり、どのモデルにも良さがあります。
そして今でも人気があるシリーズです。どのような点に人気があるのかご紹介していきます。
衝撃に強い丈夫な作り
「マークシリーズ」は、衝撃に強い丈夫な作りとなっていることが人気の理由の1つです。
軍に採用された時計ということもあり、文字盤が丈夫に作られ、強い衝撃にも耐えられる仕組みとなっています。
また気温や気圧の急な変化にも耐えられるよう何度もテストされ、耐磁性が高いものとなり評判が良いのです。
手の届きやすい価格
手の届きやすい価格であることも人気の理由です。
IWCはスイスの高級時計ということもあり、100万円以上する価格帯の時計もあります。
「マークシリーズ」は新品であれば平均で40万〜50万円程度、中古であればもっと価格を抑えることが可能です。
「マークシリーズ」はIWCの中でも、比較的に手に届きやすい価格といえるでしょう。
シンプルなデザイン
「マークシリーズ」はパイロットウォッチであるため、一目で時間が分かるような文字盤となっています。
過度に装飾されている訳ではないので、見た目がとてもシンプルです。
そのシンプルなデザインが、「マークシリーズ」の人気の理由でもあります。
シンプルであるため、使う場所を選ぶことなく、ビジネスやプライベートのどの場面でも使いやすいです。
IWCマークシリーズの買取相場
IWC「マークシリーズ」の売却を考えている方は、買取相場が気になるところです。
「マークシリーズ」の買取相場は、約20〜30万円前後となっています。
ベルトの種類でも買取相場が変わり、ステンレスベルトの方が比較的買取価格が高く付きやすい傾向です。
買取価格の相場を調べる場合は、一括で複数の価格を比較できるウリドキを活用してみてください。
買取相場を調べておくことで、売却する際に買取価格が低いのか高いのか判断することができます。
買取店によっては、相場よりも低く価格を提示される場合もあるのです。高値で売りたい場合には、相場を把握しておくようにしましょう。
IWCマークシリーズを高値で売るコツ
IWC「マークシリーズ」を高値で売る場合のコツについてご紹介します。売却を考えている方は、ぜひ参考にしてください。
購入時の備品や書類を保管しておく
購入時の備品や書類は保管しておくようにしましょう。
売却する際に、購入時に付いてくる付属品の有無は買取価格に差が出てきます。
保証書は、本物である証となるのでとても重要な書類です。
ブレスレットのコマや、替えベルトの有無も買取価格が上がるポイントになります。
備品や書類も劣化しないように、日差しが当たらない場所や湿気が少ない場所など、保管状態を良くしておきましょう。
複数の店舗で査定する
売却する際は、複数の店舗で査定するようにしましょう。1社だけの査定で売却を判断してしまうのはおすすめできません。
複数の店舗で査定をし見積もりを取ることで、買取価格を比較できます。
高値で売却できる店舗を見つけるようにしましょう。
IWCマークシリーズ買取店の選び方
IWC「マークシリーズ」の売却を検討している方は、買取店選びを慎重に行いましょう。
納得できる価格で売却するためにも買取店選びは重要です。
先程お伝えしたように、複数の店舗で査定をし比較することが高値で売るためのポイントでもあります。
しかし店舗を1つ1つ探し、店舗に査定し見積もりを取りに行くのは大変です。
そんな時にぜひ活用していただきたいのがウリドキのサービスになります。
ウリドキは、複数の店舗の買取価格を一括で比較することが可能です。
商品の情報を写真や文章で送り、査定を申し込むだけで、複数の見積もりを受け取ることができます。
家にいる状態でも、ネットで簡単に査定を申し込めるので、売却を検討している方はぜひ活用してみてください。
IWCマークシリーズを高値で売りたい時は専門の買取業者で査定しよう
IWC「マークシリーズ」を高値で売る場合には、専門の買取業者で査定しましょう。
売却するお店は、リサイクルショップやフリーマーケットなど色々な種類があります。
高値で売りたい場合は、時計に詳しい専門の買取業者がおすすめです。
時計に詳しい買取業者であれば、適正な価格を付けてくれます。専門店でないと、買取価格が下がってしまうかもしれません。
買取店選びは慎重に行うようにしましょう。