鍔を高額買取してくれるオススメ店2選と高く売るコツ

  • 2024年5月29日
日本刀

安土桃山時代から江戸時代にかけて、実用的な刀装具からファッション性の高いパーツへと急成長した鍔。

現在そんな鍔が骨董品として、高価買取が期待できるものであることをご存知でしょうか。

今回は、そんな鍔のおすすめ買取店や高価買取のコツなどをご紹介します。

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おすすめの買取店

神田藤古堂

神田藤古堂

《ウリドキ編集部おすすめ買取店》

特徴

  • 在銘・無名いずれの鍔も取り扱い
  • 小柄や目貫などの刀装具買取にも対応
  • 場合によっては出張買取も可能

店舗紹介

在銘・無名問わず様々な鍔を取り扱っており、山城国藤原金定など有名作家のものの買取実績もあります。よってお手持ちの鍔の価値も的確に鑑定してくれることが期待できると言えます。

また鍔以外にも、小柄や目貫などの刀装具なども扱っているのでお持ちの方はまとめ売りをしてみてもいいでしょう。

こちらの買取店は査定料無料で、仮に買取成立しなかった場合でもお金はかかりません。「まずはいくらで売れるのか知りたい」という方にも利用しやすいサービスですね。

買取方法は、店頭持込・郵送買取・出張買取に対応しているのでお好きな方法を選ぶといいでしょう。

店舗情報

鋼月堂

鋼月堂
出典:鋼月堂

特徴

  • 日本刀・刀装具の専門店
  • 刀剣商が集まる委託販売に参加できる
  • 宅配・出張買取ともに手数料無料

店舗紹介

同店は東京と大阪に店舗を構える刀剣・刀装具の買取専門店です。

後藤宗家(家彫)や一条派の鍔などを強化買取しているので、お持ちの方は査定に出してみると高価買取が期待できるでしょう。

査定の際は、売りたい鍔の画像を送信するだけでOKの「LINE査定」がおすすめです。24時間受付をしているので、お好きなタイミングで査定してもらうことが可能です。

買取方法は宅配・出張・持込に対応しています。また時間がかかって良いのなら、刀剣商が集まるオークションなどに委託販売することも可能です。

売り上げ代金から一定の手数料を支払うことでこのオークションには参加できるので、興味があれば問い合わせてみてはいかがでしょうか。

店舗情報

  • 店舗名:鋼月堂
  • 住所:〒542-0083
    大阪府大阪市中央区東心斎橋1-9-19

高価買取のコツ

鍔は芸術品としての観賞用や、居合刀のカスタムパーツとして中古市場でも人気を集めています。

この項では、そんな鍔を高価買取してもらうためのコツをお伝えいたします。

銘の入った鍔を売る

鍔自体に銘が入ったものは、著名な人気作家の鍔であれば買取強化している買取店が多く高値で売れる可能性が高いです。

鍔の銘は表か裏のどちらかに、文字で記されているので査定前にあるかどうか確認しておきましょう。

人気な作家の例は以下の通りです。

  • 鉄の力強さを上手に引き出したデザインが魅力の正阿弥
  • 鍔に絵画的なデザインを用いた金家
  • 親しみやすい題材がテーマで一般市民に人気のあった奈良派

上記の作家の鍔をお持ちの方は高価買取が期待できるので、まずは査定に出してみることをおすすめします。

絵柄や透かしの入った鍔を売る

柄を握る手の平を守るという実用的な役割を果たしていた鍔も、江戸時代に入ると様々な装飾が施されデザイン性が重視されるようになってきました。

中でも高価買取の対象となるのは、動植物や故事成語に由来した物語の一幕が描写されている鍔、模様を浮き上がらせるようにくり抜いた透かしと呼ばれる技法によってつくられた鍔です。

特にユニークで珍しい絵柄の鍔や、華奢で芸術作品として鑑賞価値が高い鍔は高価買取してもらえます。

もしご自宅に該当するような鍔が眠っているようであれば、買取店で査定してもらうようにしましょう。

彫金細工の鍔を売る

安土桃山時代から江戸時代へと移り変わる頃には、鍔の装飾性がますます高まり、華やかな彫金細工があしらわれるようになっていきました。

金だけでなく、銀や赤銅など色のついた金属も用いて、鍔はさらに工芸品としてパワーアップしたのです。

金を施した豪華で鮮やかな鍔はコレクターにも人気があるため、高価買取への期待が膨らみます。

特に、著名な作家による彫金細工の鍔なら、驚くような買取額となることも夢ではありません。

買取の注意点

骨董品やアンティークとしても注目されつつある鍔。

しかし、不要になった鍔を買取してもらう際にはいくつかの注意点があります。買取店へ査定申込をする前に、しっかり目を通しておきましょう。

サビがあってもそのまま査定に出す

自宅の倉庫や蔵などから思いがけず発見された鍔。

保管状況によっては、鍔の裏表がサビだらけになってしまっていることも。こうしたサビは気になってしまいがちですが、そのままにしておくことをおすすめします。

サビ落としの薬剤や研磨剤などを専門知識もないままに使ってしまうと、傷や金属の変色を招いてしまう恐れがあるからです。

サビがついていても価値がある鍔なら買取対象になります。思い切って、サビはそのままにして買取店で査定してもらいましょう。

取り扱いに気をつける

使用感のある鍔よりも、購入時の状態に近いものの方がやはり高値が期待できます。

鍔の大敵は高温多湿の環境や、汗などに含まれる塩分です。

主に酸化しやすい鉄を始めとする金属で作られた鍔は、サビがつきはじめるとあっという間に広がってしまいます。

また、場合によっては使用されている金属にサビがついてしまうことも。

そこで風通しが良く、湿気のこもらない涼しい場所に置いておくようにしましょう。

鍔を触るときも、素手よりは綿の手袋などを装着してから持つことをおすすめします。

まとめ

近年鍔は、ゲーム『刀剣乱舞』の大ヒットなどが影響して、若い世代からも熱い視線が注がれるようになってきました。

銘・絵柄や透かし・彫金細工が入った鍔は、特に高価買取が期待できるケースもあるので、査定に出してみることをおすすめします。

お手持ちの鍔が少しでも高く売れることを願っています。

木暮康雄

木暮康雄 (監修者)

ウリドキ株式会社代表取締役CEO。ウリドキプラスの発行人でもある。
リユース業界での起業・事業運営の経験が豊富でリユースの専門家としてのメディア出演歴も多数。
著書に「リユース革命」(幻冬舎)がある。

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