本格的なオーディオセットは、音楽ファンならだれしも一度は持ってみたいアイテムですよね。でも時間の経過とともに使わなくなってしまったオーディオが家に眠ってはいませんか？
そこで今回は、人気音響機器メーカー「アカイ」のオーディオに焦点をあてて、お得に買取してもらうためのポイントや買取の際の注意点などについてご紹介したいと思います。
アカイとは？
AKAI（アカイ）は、もとは赤井電機といってテープデッキを中心に展開していた音響・映像機器の製造メーカーです。
1946年に日本で創業しましたが、2000年に倒産しました。黒字部門であった赤井電機の電子楽器部門が分離・独立して設立されたメーカーとして「AKAI professional」が設立されましたが、こちらも2005年に経営破綻となっています。現在はニュマークジャパンコーポレーションによって引き継がれています。
このような経過をたどってはいるものの、日本初のテープデッキの開発など、日本の音楽業界における功績は数知れません。TEACと共にオープンリールデッキの新規格「EEポジション」を提案し、対応製品を発売するなど一時代を築いてきました。
現在でもキーボードやDJコントローラ、ヘッドフォン、モニター・スピーカー、ターンテーブルなどの音響機器を発表し続けており、国内のDJやアーティストを中心に根強い人気を保持しています。
アカイ：オーディオ製品の高く売れるモデルとは？
アカイ製品のなかでも中古市場でよく流通しているのがプロも愛用するオープンリールデッキやサンプラーですね。日本製品で質が高いことが認められているため、年数が経過していても比較的高値で買取してもらえるケースがあります。
たとえばAKAI最後のオープンリールデッキとなった「GX-747dbx」は７万円の買取値がついたケースが紹介されています。「PRO1000」になると８万円台でも買取してくれるショップがありますね。
またDJ機器のサンプラー「AKAI MPC4000」は４万円前後で買取されたケースがありますね。「AKAI MPC4000BL PLUS」では５万円前後とさらに高額になります。定価の高いものほど高額で買取してもらえる傾向にありますが、コンディションによっても査定額は大きく影響されるようです。
詳しくは後の項目の高価買取のポイントでご紹介します。
アカイのオーディオ製品の査定基準とは？
では買取をしてもらう前に、どのような点を査定されるのか、チェックポイントをおさえておきましょう。最初に「年式・モデル」についてです。中古市場でも人気の高いデッキやサンプラーなどに該当する場合、プラスポイントとしてチェックしてくれる場合があります。
つぎは「正常に動作する」という点です。なかには故障していても買取してくれるショップもありますがごく稀ですし、高額査定は期待できません。また「外観のきれいさ」も重要なポイントです。大きな汚れや傷がないかどうかをスタッフはチェックしていますよ。
高く売れる時期や売り時とは？
では、アカイのオーディを売る際のおすすめの時期ってあるのでしょうか？オーディオは比較的季節関係なく中古市場での需要があります。
とくにアカイの本格的なオーディオ機器は、音楽好きやプロのDJなどが買い手となることがほとんどです。
なので季節によって査定額が大幅に上がったり下がったりすることは少ないでしょう。ただし、査定基準の項目でもご紹介したように、「きれいな状態」で査定へ出すことが高額査定へつながります。
高価買取のポイント
ではアカイのオーディオを買取に出す際に、自分でできる高価買取へのポイントをいくつかご紹介したいと思います。
早い時期に査定へ出す
さきほどもご説明したように、家電製品は年式が新しいもの、製造から年数が経過していないものほどコンディションが良く、中古市場でも人気を集めます。そのため、年式が新しいものほど査定額UPのポイントとしてカウントしてくれるショップが多いですね。
もう使わなくなったと感じたら、早めに査定へ出すのが買取額UPへの賢い方法なんです。
付属品をそろえる
アカイのオーディオを購入した際に付属していた取扱説明書や保証書、コードなどの付属品があればかならずセットで査定へ出すようにしましょう。これらの付属品がない場合でも買取はしてくれますが、付属品があったほうがより査定金額UPが期待できます。
もし外箱などを保管してある場合は、こちらの査定額UPの対象アイテムですので忘れずにそろえてくださいね。
きれいな状態をキープする
査定基準のところでも説明したように、外観がきれいだと査定金額はUPする傾向にあります。自分では落とせない汚れや傷は無理に修復しないほうがベターですが、埃を落としたり柔らかい布で磨く程度のケアはしておきたいですね。
日頃の使い方でコンディションは大きく変わってくるので、できるだけきれいに使っておくのが高額査定への近道です。
減額ポイントや注意点
出典：pixabay
ではオーディオを売る際に気を付けたいポイントと減額対象となる項目はなんでしょうか？減額となってしまうのでは、動作が正常に動かなかったり、あまりにも製品の傷や汚れがひどい場合です。そのほか、改造されてしまったオーディオも減額対象となるようですね。
もしオーディオにシールなどを貼ってある場合は、シール剥がしなどで取っておくだけでも減額を防げるかもしれません。またアカイのオーディオを売る際、買取ショップ選びも重要になってきます。
アカイのブランド価値や中古相場をしっかり把握しているショップやスタッフを選ばなければ、過小評価されて少ない査定額を提示されてしまうかもしれません。音響機器の専門店や、過去にアカイのオーディオ機器を取り扱ったことのあるショップであれば、信頼できるといえるでしょう。
ホームページでも買取実績を紹介しているショップは多数あるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
アカイのオーディオ、お得に買取してもらいましょう！
以上、アカイのオーディオ機器の買取をお考えの方に知っておいてもらいたい情報をまとめてみました。参考になりましたでしょうか。
いまでも一般の音楽ファンからプロにまで愛されているアカイのオーディオ機器。もう使っていないものがあれば、物置にしまっているのはもったいないですよね。きっとあなたのオーディオを再び復活させたいと願うオーナーはいるはずです！
いくつかのショップで無料査定をしてもらって、ぜひ納得の買取ショップを探してみてください。アカイのオーディオなら、きっと高額査定が期待できますよ！
