お食い初めの食器は必要?選び方のポイントとその後の利用・処分方法

  • 2024年5月31日
お食い初めの食器は必要?選び方のポイントとその後の利用・処分方法

子供を授かった夫婦の重要な儀式の1つに「お食い初め」があります。

お食い初めに向けて準備を進めている方は多いと思いますが、それと同時にどのような食器を用意すればいいのかわからない方も多いですよね。
そこで本記事では、お食い初め用の食器の選び方やポイント、利用方法から処分方法までまとめて紹介します。
お食い初めの準備で戸惑っている方は、ぜひ参考にしてください。

あなたの売りたいものの
\一番高い買取価格がわかる/

お食い初めについておさらい

まずはお食い初めについておさらいしましょう。お食い初めとはどんな儀式なのか、儀式の流れや準備するものを紹介します。

お食い初めとは?

お食い初めとは、赤ちゃんの生後100日をお祝いする儀式のことです。

「百日祝い」や「100日祝い」と呼ばれることもあり、”食べ物に困ることなく健やかに育つように”という願いが込められています。

お食い初めの起源は平安時代。とても歴史のある行事であり、赤ちゃんにとっても両親にとっても重要な儀式です。

一般的な儀式の流れ

ここからは、一般的な儀式の流れを2ステップで紹介します。

養い親を決める

まずは赤ちゃんに食べさせる真似をする「養い親」を決めましょう。

食べさせる真似というのは、料理を赤ちゃんの口元まで持っていく行為のことを指します。養い親は赤ちゃんと同姓で、最年長の近親者が行うのが基本です。

ただ、近年は祖父母や父母が行うことも多くなっており、厳密なルールがあるわけではないため、同姓であれば誰が養い親になっても問題ないでしょう。

養い親が食べさせる真似をする

養い親を決めたら、赤ちゃんに食べさせる真似をします。
料理は「ご飯」「吸い物」「ご飯」「焼き魚」「ご飯」「吸い物」の順番で口元まで持っていきましょう。

歯固めの儀を行う

歯固めの儀とは、子供に丈夫な歯が生えてくるよう願うことを指します。
歯固め石を箸で触ってから、箸を赤ちゃんの歯茎に軽く当てれば歯固めの儀が完了です。

準備するもの

「一般的な儀式の流れ」を振り返りつつ、お食い初め前に準備するものを紹介します。
準備するものは、以下の3つです。

  • 食事
  • 食器
  • 歯固め石

食事

お食い初めの食事は一汁三菜を基本としており、赤飯や焼き魚などを用意し、料理の盛り付けは魚介類や野菜を使って全体の彩りを意識しましょう。

また、お食い初めは健康祈願の儀式なので、バランスの取れたメニューも重要です。気になるのは「誰が用意するか」ということですが、両親と祖父母が用意するケースがほとんどです。

食器

料理を盛り付けるための食器も必要です。
お食い初め用の食器は漆塗りのものが利用され、男の子は朱色で統一します。対して女の子は内側が朱色で、外側が黒色の食器が利用されるため、事前に違いを把握しておきましょう。

歯固め石

歯固め石は、一部の神社から提供してもらえます。
大きさは1~2cmほどなので、河原などで手ごろな石を拾ってくることで代用も可能です。

ご自身が納得できる方法で、歯固め石を入手しましょう。

お食い初めの食器はどうする?

お食い初め用の食器は漆塗りのものを利用しますが、どのように用意するか悩んでいる方は多いのではないでしょうか?

ここからは、お食い初めの食器はどうするべきなのか解説します。主な選択肢としては、以下の3つが挙げられます。

  • お食い初め用の食器を買う
  • 普段使いできるものを買う
  • 家にあるもので代用する

お食い初め用の食器を買う

生後100日をお祝いする1度限りの大事な儀式なので、お食い初め専用の食器を購入するのもオススメです。

素焼きした食器や漆器など、儀式にふさわしい食器を選ぶと、お食い初めの儀式をより有意義に実施できるでしょう。

購入した食器は記念として保管して置くことで、子供が大きくなったときに当時の思い出を振り返ることもできます。

普段使いできるものを買う

もし食器を使用する機会を増やしたいのであれば、普段使いできる食器を購入するのも良いでしょう。

お食い初めは、絶対に漆塗りの食器を利用しなければならないというルールはありません。そのため、離乳食用の食器を購入してお食い初めに利用することも可能です。

家にあるもので代用する

食器に対してこだわるポイントがない場合は、家にある食器で代用するのもオススメです。食器の購入コストをかけずにお食い初めを実施できますし、準備に手間もかかりません。

普段使用しない食器等もあるはずですので、この機会に良い食器がないか確認しましょう。

お食い初め用食器の選び方

ここからは、お食い初め用食器の選び方について紹介します。
選ぶ際は以下の3つを意識し、何を優先して選ぶべきかを決めましょう。

  • 伝統か実用性かで選ぶ
  • 素材で選ぶ
  • 色やデザインで選ぶ

伝統か実用性かで選ぶ

1つ目のポイントは「伝統か実用性かで選ぶ」ということです。

伝統のあるお食い初め食器には壺椀や高杯、汁椀などの種類があるので、料理に合わせて食器を選びましょう。

ただし、伝統のある食器は実用性が高いとは言えず、使うシーンが限定されます。気になる方は実用性を重視して食器を選びましょう。

実用性の観点から選ぶ場合は、離乳食に移行してからも長く使用できる離乳食食器がオススメです。

素材で選ぶ

前述したように、お食い初めの食器は漆塗りのものが基本です。しかし、お食い初めで使用する食器は明確な決まりがないため、素材を選ぶというのも1つのポイントですね。

食器には漆器製や木製、竹製から陶磁器まで様々な種類があります。素材によって質感や耐久性が異なるので、使い勝手を意識しつつ食器を選びましょう。

色やデザインで選ぶ

男の子は朱色、女の子は朱色・黒色の食器が利用されますが、その他の色やデザインで選ぶことも可能です。近年は豊富なデザインの食器が販売されており、非常に選択肢が広くなっています。
子供が物心付いてから喜びそうなキャラクターがプリントされた食器、名入れが可能な食器などもあるので、赤ちゃんの性別を加味しつつ決めていきましょう。

オススメのお食い初め食器

ここからは、実際におすすめのお食い初め食器を紹介します。
どんなものにしようか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

漆塗り お食い初め食器セット

漆器製の平椀、飯椀、汁椀、つぼ椀などがセットになっており、歯固めの儀に必要な歯固め石も付属しています。

お食い初めに必要なものがすべて揃っているため、1つひとつ食器を購入する手間をかけたくない方にオススメです。ただし、食器の色は朱色で統一されています。男の子のお食い初めに適したセットと言えるでしょう。

藤代工芸 木製お食い初め子ども食器セット

熊のイラストが施されたキッズプレートとキッズボウル、キッズスプーン・フォークがセットになった商品。素材は木材で統一されており、ナチュラルで可愛らしいデザインが特徴ですね。

伝統的なデザインではありませんが、お食い初め後も長く使用できるのが魅力です。

金正陶器 マイファースト ミッフィー ベビー食器セット

ミッフィーのイラストが施された食器セットで、離乳食に移行しても使用できる点が魅力の商品です。

付属しているスプーン・フォークは子供が持ちやすい形状に加工されており、自分で食事ができるようサポートしてくれます。ただ、お食い初めに必要な箸が付属していない点には注意しましょう。

agney お食い初め 6点セット

ベビー食器を取り扱うagneyが販売している食器セットで、竹木で作られているのが特徴です。お食い初めや離乳食用はもちろん、大人の普段使いとしても利用できます。

「竹のようにまっすぐ健やかに」をテーマに販売している商品であるため、お食い初め用にピッタリな食器と言えるでしょう。

Reale レアーレ フルセット

抗菌・抗カビ効果の高いバイオマスプラスチックを使用した食器セットです。白色とピンク色を基調としたデザインで、清潔感があるのが最大の特徴ですね。

見た目に高級感もあるため、誕生日などプレゼントとして選ぶのも良いでしょう。

お食い初め用食器が不要になったら売却しよう

お食い初め用食器が不要になったときは、売却するのがオススメです。食器を手放すときは、以下の方法を参考にしてください。

  • フリマアプリ・ネットオークションで売却
  • 買取店やリサイクルショップで売却

フリマアプリ・ネットオークションで売却

メルカリやラクマなどのフリマアプリ、ネットオークションに出品することで、食器を納得のいく価格で売却できます。

メルカリは主婦の方が利用していることが多く、適正範囲内の価格で出品すれば1日以内に売れることも珍しくありません。

ネットオークションは1円から出品することで、落札者が競り合うシステムになっています。そのため、メルカリで出品するよりも高値で売却できる可能性があるのが魅力的です。

買取店やリサイクルショップで売却

所有している食器がブランド品であれば、買取店やリサイクルショップでも売却できます。買取店ではプロの査定士が食器の価値を見定め、見積もりを出します。
フリマアプリやネットオークションと違い、自分のさじ加減で金額を決める訳ではないので、適正価格で現金化してもらえるでしょう。

また、お店に持ち込んだり出張買取を利用すれば、発送手続きも不要。スピード感を持って売却したい方にピッタリです。

「ウリドキ」では不要なアイテムの情報を一度登録するだけで、最大10社から査定結果が届きます。少ない手間で簡単に高価買取してくれるお店が見つけられるので、お食い初めの食器を所有している方は、利用を検討してみてください。

納得のいく食器で思い出に残るお食い初めを

お食い初めでは、料理を盛り付けるための食器が必要不可欠です。

伝統的な漆器製の食器も捨てがたいですが、現在はバリエーション豊富な食器が販売されているので、よく検討したうえで購入しましょう。

1度しか使用しなかったり、押し入れにお食い初め用の食器が眠っている場合は、売却することも視野に入れてみてはいかがでしょうか?売却する予定がありましたら、簡単で安心の買取サービス「ウリドキ」をご利用ください。

木暮康雄

木暮康雄 (監修者)

ウリドキ株式会社代表取締役CEO。ウリドキプラスの発行人でもある。
リユース業界での起業・事業運営の経験が豊富でリユースの専門家としてのメディア出演歴も多数。
著書に「リユース革命」(幻冬舎)がある。

無料

60秒

一括査定で最高額を調べる