サーヴェロの人気のモデル、そして買取価格は?

サーヴェロのラインナップは5種類
サーヴェロのラインナップは以下の5種類となっており、数字が大きい方が高価な製品を表しています。つまり「S5」と「S2」ならばS5の方が上級モデル、現行のS5はフレームセットの定価で67万円、S2は37万円となっています。
そんなエアロロードの「Sシリーズ」、空力を充分に考慮したフレームの形状が特長、各ブランドが力を入れているラインです。
本格的なロードバイクならば「Rシリーズ」、人気マンガ「弱虫ペダル」の登場人物、箱根学園3年、新開隼人の愛車が「R3」という設定です。
ある程度の汎用性を持ち使いやすいのはエンデュランスロードの「Cシリーズ」、そしてトラック競技用の「Tシリーズ」。これがサーヴェロの全ラインナップです。
オールラウンドの「C」かコテコテの「R」か
人気があるのは「Cシリーズ」、ロードといえばやっぱり「Rシリーズ」この2つが売れ筋で、高価買取が期待できるでしょう。特殊なタイヤのおかげで、なれるのに時間がかかるのがロードバイクですが、Cシリーズならばある程度オールラウンドを前提に設計してありますから、日常使いの延長として自転車を楽しめます。
また、本格的なロードレーサーを楽しみたいと思うならコテコテのRシリーズ択一、その入り口としての中古車の需要は、それぞれ高いものがあります。
初心者向き?買取価格は高めに出ます!!
ですから、発売2~3年の比較的新しいモデルで状態が良い場合、買取相場は完成車の場合それぞれ購入価格の50%ぐらいから。
しかし、フレームセットの買取価格になると購入者は限られてきますから、購入価格の30%程度まで下がってしまいます。
やはり、すぐ乗れるという魅力は特に初心者にとって大きいですから、完成車の方が高く買取ってもらえます。
TTバイクの需要は低いのか?
また、オークションでよく見かけるのがなぜか「P」、タイムトラアルバイクの特性でしょうか、アップダウンに弱いとか街乗りに適さないとか、トライアスロンをそもそも始めようとは思わないなどが裏目に出ているとしか思えません。
供給と需要のバランスが悪そうで、買取価格も完成車で30~40%とCシリーズやRシリーズと比べても弱めです。
サーヴェロの自転車を高く売るためのポイント

良好な状態で高価買取
サーヴェロなど高級・本格的な自転車のフレームは最近もっぱらカーボン製。軽くてメンテナンスが楽だと評判ですが、変形せずに裂ける、意外と劣化するという側面を持っています。
高価買取には状態の良さが絶対条件、カーボンのメンテナンスについての基礎知識が高価買取につながるのです。
カーボンの劣化を避けるには
炭素だけに劣化しないというのは説得力がある意見ですが、一方で表面をコーティングしてるクリア塗料は日光に弱いとされています。塗装を保護するためにワックスは必須。保管は直射日光の当たらない場所でおこなう、盗難を避ける上でも屋外での保管は避けるべきでしょう。
またカーボンを結合させているエポキシ樹脂は非常に熱に弱いとされています。この点から考えても直射日光は避けるべきです。
ネジ類のトルク管理は厳密に
締めすぎてもフレームの劣化が早まり、ゆるすぎるとガタツキが起こり危険になるネジ類。サドルクランプやステムの固定については上級者ほどトルクレンチを使っています。
トルクレンチとは締め付けの強さが調節できるレンチのことで、これがあれば適正な強さでネジ類を固定できるのです。ちょっと高価な工具ですがフレームを痛めてしまうことを考えれば安価なものでしょう。
まとめ

以上、サーヴェロの人気の車種や買取価格の動向、高く売るためのメンテナンスの基本、ショップ選びについて書いてきました。すでにサーヴェロを所有している人、もしくはこれから購入しようとしている人の役に立てればと思っています。
これから、自転車が気持ちの良いシーズンです。ハードに乗りたい人も、楽しみのためだけの人でも、中古ならばハードルがぐっと下がります。高級自転車のサーヴェロ、中古を検討している人はたくさんいますよ!!
本記事の画像・買取実績・価格・口コミなどの出典
出典:東商会
