ロードバイクの買取をしてもらえることは知っていても、ロードバイクパーツまで売ることが出来るということを知らない人が少なくないようです。そのため使わなくなったロードバイクパーツはそのまま不燃ごみで捨ててしまうケースもあるようです。そんなロードバイクパーツを高価買取をしてもらうためのコツを紹介します。
売れるロードバイクパーツと売れないロードバイクパーツ
ロードバイクパーツが売れると言っても、ロードバイクパーツならなんでも売れるわけではありません。ここではまずどんなロードバイクパーツが売れて、どんなロードバイクパーツが売れないのかをチェックしていきましょう。
売れるロードバイクパーツ
基本的には傷が入っていても、機能上問題なければ、ほとんどのロードバイクパーツの買取が可能になります。もちろん買取店によってその基準は変わりますが、外観も重要ですが、ロードバイクパーツで重要なのは「きちんと機能しているか」ということになります。
ですので、消耗品の交換以外の部品交換で余ったロードバイクパーツは、基本的に売ることが出来る部品ということになります。
売ることができないロードバイクパーツ
売れないロードバイクパーツは売れるロードバイクパーツの反対で、単純にその機能を果たせなくなった部品になります。ただし、高級パーツの場合は部品取りとして買取してもらえるケースもあります。
ロードバイクパーツで破損をしていたり、ヒビが入っていたり、故障していたりするものは、売ることができないこともあります。ただし素人目には判断できませんので、どんな部品であってもまずは買取店に相談して見るようにしましょう。
高価買取が期待できるロードバイクパーツ
ロードバイクパーツには様々な種類がありますが、その中でも中古市場で人気の部品があります。もちろん人気部品は買取価格が高くなる傾向にあります。
ここではどんなロードバイクパーツの買取価格が高くなるのかをチェクしてみましょう。
ホイール
ノーブランドのホイールを買取してもらっても、二束三文にしかなりませんが、カンパニョーロやシマノ、マビックといったブランドホイールは、高価買取が期待できるロードバイクパーツのひとつになります。
その中でもカーボンホイールは、絶大な人気のあるパーツになりますので、買い替えで使わなくなったブランドのカーボンホイールがある場合は、使う予定がなければ、捨てるのではなく買取してもらうようにしましょう。
フレーム
フレームは高値で買取してもらえそうですが、実際の買取価格は圧倒的な高値になりにくいパーツのひとつです。フレームに求められるのは強度になりますが、目で見ただけではその強度がわからないことがよくあります。
それでもフレームこそ自転車の基本ということで、自分だけの1台を組むときのベースとなるパーツですので、高値でなくても中古市場で人気が高いロードバイクパーツのひとつになります。
コンポーネント
特に高値を期待できるのが、ギアやチェーン、そして変速機などのコンポーネントになります。フレームが自転車の骨なら、コンポーネントは自転車の心臓とも呼ばれているパーツになります。
コンポーネントはシマノやカンパニョーロがトップシェアになります。この両者のコンポーネントはニーズが高いために、高価買取を期待できる部品の一つになります。
ロードバイクパーツを高価買取してもらうときのコツ
ロードバイクパーツは、よほど機能的に問題がない限り、売ることが出来るアイテムですが、それでも売り手をしっかり把握し、高価買取のためのコツを把握しておけば、想定以上の買取につながります。
ここではロードバイクパーツを、少しでも高く買取してもらうためのコツを紹介します。
ロードバイク専門店で買取してもらう
ロードバイクパーツを高価買取してもらうときは、できるだけロードバイクを専門的に扱っている買取店で買取してもらいましょう。特にコンポーネントのような動く部品は、そのパーツが持つ本来の動きを理解できる人でない限り、正しい査定をすることができません。
その結果、買取価格も弱気な金額設定になってしまいます。担当者が自信を持って査定してくれるのはロードバイクの専門店以外ではほとんどありえませんので、ロードバイクパーツは専門店で買取査定をしてもらいましょう。
きれいな状態にメンテナンスして査定してもらう
自転車は使っていれば汚れてしまうのは当然のことです。それでもきちんとメンテナンスしているロードバイクは、使い込んでいてもきれいな状態を維持しています。逆に汚れたパーツはしっかりメンテナンスがされていないパーツだという印象がついてしまいます。
また汚れには落とせる汚れと、落とせない汚れがあります。査定の段階ではどちらの汚れなのかわからないようなケースでは、落とせない汚れとして判断されることがありますので、落とせる汚れは必ず自分で落としてから査定してもらいましょう。
使わなくなったらすぐに査定してもらう
ロードバイクパーツの流行の移り変わりはとても早く、1年過ぎるだけで旧型になり買取価格が下がってしまうこともあります。ロードバイクパーツは使わなくなった時が売りどきです。また使うかもなんて欲を出さずに、高値のうちにすぐに売ってしまいましょう。
複数の買取店査定してもらう
ロードバイクパーツを1点だけ売るようなケースでは、そこそこの買取価格の買取店で査定してもらって、すぐに売るという方法もあります。ただ買取してもらいたいパーツがいくつもあるようなケースでは、複数の買取店で査定してもらってください。1個1個では小さな価格差も複数のパーツになると大きな価格差になります。
同じ部品でも買取価格は買取店によって変わってきます。1円でも高く買取をしてもらいたいときは手間と時間をかけて、高値を提示してくれる買取店を見つけ出しましょう。
まとめ
中古市場では人気が高いロードバイクパーツですが、中古市場そのものはそれほど大きくないため、買取価格にバラつきがあります。そのためロードバイクパーツは、いくつもの買取店で査定してもらうことで買取価格を高くすることを目指しましょう。
買取前にしっかりとメンテナンスして、できるだけ新品に近い状態にしておくことも高価買取のコツになります。ちょっとした手間を掛けることで買取価格がアップします。ここで紹介した方法を参考に、少しでも高値で買取してもらって、新しいパーツを購入するための資金にしましょう。
