カメラレンズを売る人必見!相場を調べて分かったこととは?

  • 2016年10月18日
あなたの売りたいものの
\一番高い買取価格がわかる/

買取相場の高いレンズの傾向とは

null

見切りは早く、新しい製品ほど高価買取

各社から数多く出ているカメラレンズに共通していえることは、販売価格の高いレンズは高額買取が期待できるということ。超望遠レンズのような高額商品は買取価格が高額です。また新しい製品ほど、当然高い値段が付きますが、必ずしも新しい製品ほど最良とは限りません。

たとえば、名機と呼ばれるレンズの後継機にたくさんの機能を盛り込みすぎた結果、使い勝手が悪くなってしまうなどはよくあること。使う目的に合っていなかったりするのです。そんな場合は早く見切りをつけて売却後、旧式の中古レンズを買ったほうがよいということになります。
買取相場は発売から時がたつにつれて下がっていくも。見切りは早くしたほうがよいということです。

2大メーカーがやはり有利

またメーカーによって買取相場にも傾向があります。高額なのはプロユースでシェアを持つキヤノンとニコン、その他のメーカーはユーザーが少ない分、どうしても買取り価格は低めになります。
言い換えれば新品を買うならキヤノンとニコンがいいということになりますし、中古を買うならば、その他のメーカーが有利です。購入と買取を考えてレンズも考えていくべきでしょう。もちろん手持ちのボディによるわけですから、思い通りにはいかないでしょうが。

プロは売ることを考えながら使う

次から次へと新製品を購入し、環境をアップデートしなくてはならないプロのカメラマンは、道具を非常に大切にします。もちろん使用の仕方によって買取価格に大きな差が出るからです。傷や汚れは査定のマイナス要因でしかありません。
普段から大切に使うのは当然、買取査定を依頼するときは、しっかりとクリーニングをすること。レンズ用のクロスやティッシュは必需品です。

人気レンズの買取価格紹介

キヤノン編

null

EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM

新しいコーティングや手ブレ補正を採用した中~超望遠レンズ。待望のモデルチェンジということで売れ行きも良く、高価買取も見込めるモデルです。
実売価格が22~25万円に対して、買取価格は19万円前後、前モデルの「EF 100-400mm F4.5-5.6L IS USM」も状態がよければ、8万円程度の買取が見込めますから、買い替えのチャンスかもしれません。
(※2015/12/30時点)

EF50mm F1.8 STM

焦点距離50mmの単焦点レンズ。前モデルが25年間も発売されていたこともあり、AFの向上やマクロ撮影にも強くなり、マウントの材質もアップといいところづくしで人気を呼んでいます。
販売価格は1万5,000円前後に対して、買取価格は8,500円前後。比較的安価なレンズなので、中古よりも新品に流れがちだからか買取価格はやや低めになっています。
(※2015/12/30時点)

ニコン編

null

AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR

メーカー純正の超望遠ズームレンズにもかかわらず、ロープライスを実現した人気機種。中~超遠距離まで狙える高い性能と、豊富に搭載されたVRモードが評判です。
実売価格は17万円に対して、買取価格は~14万円。ロープライスといっても高価な機種だけに中古市場での動きも活発、買取も高価を期待できるでしょう。
(※2015/12/30時点)

AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR

2015年10月に発売されたニューモデル。実売価格が17~20万円、買取価格は13万円程度が目安になりそうです。
前型の「AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED」も手ブレ補正を搭載していないものの軽量のため人気が高く、現モデルを買取ってもらい、あえて前モデルに買い替えるのもアリかもしれません。ちなみに、前モデルの買取価格は良品で11万円程度です。
(※2015/12/30時点)

オリンパス編

null

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

広角から中距離の望遠まで対応できる、使い勝手のいいレンズです。ズーム全域がF2.8という明るさやフォーカスの早さもで評判もいい上に、防塵まで対応しており、たいていの現場はコレ1本とプロからも高い評価を得ています。
実売価格は9万円を切るぐらいですが、買取価格は4万円中盤と、他メーカーのものに比べると少し渋めとなっています。

M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8

軽量コンパクトな単焦点標準レンズで、ボケ味もクセがなく使いやすいと評判の1本。ゴーストやフレアにも強い特性を持ち光源をあまり気にせず、気軽にナップ撮影をするのに向いています。
キヤノンやニコンと比べると実売価格も高い分、買取り価格も高価で、3万円前後の実売で、1万円台中盤の買取価格が期待できます。
(※2015/12/30時点)

ソニー編

null

Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS SEL1635Z

ドイツの名門レンズメーカーZEISSの名前を冠した、小型高性能広角ズームレンズ。高機能・高性能だけに、重さが気になるとのレビューもありますが、スナップから風景まで幅広く対応できる実力は十分と高い評判を得ています。
実売は12万円後半~14万円、買取相場は7万円台中盤となっています。
(※2015/12/30時点)

Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA SEL55F18Z

汎用性が高いモデルで、発売して2年以上たつにもかかわらず衰えない人気を誇ります。特筆すべきはボケ味の美しさ。短焦点レンズとして値段は高いもののコストパフォーマンスは高いといえるでしょう。
実売は8万3,000円が最安値、買取り価格は5万円弱といったところです。
(※2015/12/30時点)

ペンタックス編

null

smc PENTAX-DA 35mmF2.4AL

12色のカラーバリエーションを選べる「オーダーカラー受注サービス」で話題になった1本。ファッション性が高いだけでなく実力も十分。価格も安いので、気軽に楽しめます。
1万円中盤の実売価格で5千円中盤の買取価格、キヤノンやニコンには少し及ばない感じです。
(※2015/12/30時点)

smc PENTAX-DA 50mmF1.8

特徴はF1.8という明るさ。プラスチックマウントを採用しているだけに軽さが特徴。「smc PENTAX-DA 35mmF2.4AL」同様、気軽に使えます。実売価格は1万円弱、買い取り相場は5千円中盤といったところです。
(※2015/12/30時点)

まとめ

今回は、高価買取が期待できる各メーカーの人気モデルを紹介しました。
どのカメラレンズも売る時のコツは買取価格を比較すること。せっかくの人気モデルですから、少しでも高く売りたいですよね。
買取価格比較サイト、ウリドキでは、簡単にカメラレンズの買取価格が比較できます。どこで売るのが一番高いのか、簡単に知ることができるので是非活用してみてください。

木暮康雄

木暮康雄 (監修者)

ウリドキ株式会社代表取締役CEO。ウリドキプラスの発行人でもある。
リユース業界での起業・事業運営の経験が豊富でリユースの専門家としてのメディア出演歴も多数。
著書に「リユース革命」(幻冬舎)がある。

無料

60秒

一括査定で最高額を調べる