一眼レフの買取相場と高く売るためのコツ

  • 2020年8月18日
【完全版】すべての人に読んでほしい・一眼レフ中古買取の120%凝縮!

本格的な夏の到来を迎えて、花火大会や海水浴といった行楽にデジカメは必須ですよね。カメラ通でもそうでない方でも、撮影する機会に恵まれるのがこの季節ではないでしょうか。今回は、一眼レフカメラの中古品の買取を、検討している方ばかりではなくこれから買う方、今のところ買うことも考えていない方が読んでもお役に立つ情報を集めてみました。この文章に目が止まったあなたに、優れた情報をお届けします!

あなたの売りたいものの
\一番高い買取価格がわかる/

おさらい・一眼レフ

今日さまざまなカメラが進化をとげ、人々に使われるようになりましたが、その中で一眼レフとはどのような位置付けとなっているのでしょうか。

フィルムカメラとデジタルカメラ

元来はカメラといえばフィルムカメラを指しました。被写体の光を色によって、それぞれ違う化学変化をさせ記録するものがフィルムです。そして1980年ごろにデジタルカメラが登場しました。光を電気信号として記録するもので、発売当初は値段も高く画質も高いものではなかったのですが、現在までに驚くような進化をとげて、プロカメラマンでもデジカメ利用が多い状態にまで達しました。

コンパクトデジカメ

家庭用・ビギナー用の小型デジタルカメラをコンパクトデジカメと呼びます。現在ではかなりのハイスペックになっています。本格志向、とは言えませんが、スナップ写真程度であれば十分なパフォーマンスです。

一眼レフ・ミラーレス一眼レフ

一眼レフというのは、ファインダーから見る被写体と、レンズから見る被写体が単一レンズ(ひとつの眼)を通すことから一眼の名がついており、内部の反射鏡(レフレックス:ドイツ語)によって実現されていることから一眼レフと呼ばれています。ミラーレスはこの反射鏡がなく、液晶ディスプレイのような電子的なファインダー(に代わるもの)を備えているものです。ですのでミラーレスというのはデジタルカメラのいちジャンルです。一眼レフはデジタルもフィルムも存在します。

結局のところ

ことわりなく一眼レフといえば、現在ではデジタル一眼を指すようになってきました。しかしフィルムカメラが過去のものとなったわけではなく、独自の色調などを愛好する人も多く、フィルム一眼レフも依然として存在します。

買取事情

さて今回のお話の本題ですが、中古の一眼レフ買取は、買取の原理原則にもれずに需要と供給のバランスで成り立っています。カメラにおける要素を分解してみますと、メーカー・年代・商品状態といったところです。そしてカメラ独自の要素として、レンズと本体を分離して売ることができます。

高価格帯

SONY α9 ILCE-9 ボディ

発売日:2017年 5月26日
参考販売価格 439,553円
(価格.comより)

買取価格
397,000円(マップカメラ)
380,070円(カメラのキタムラ)

ニコン D5 XQD-Type ボディ

発売日:2016年 3月26日
参考販売価格 578,868円
(価格.comより)

買取価格
443,000円(マップカメラ)
445,000円(レモン社)

低価格帯

ニコン D500 ボディ

発売日:2016年 4月28日
参考販売価格 184,164円
(価格.comより)

買取価格
130,000円(ソフマップドットコム)
142,560円(カメラのキタムラ)

CANON EOS 8000D ボディ

発売日:2015年 4月17日
参考販売価格 56,999円
(価格.comより)

買取価格
42,800円(カメラのキタムラ)
40,000円 (大黒屋)

レンズ

100-400mm F5-6.3 DG OS HSM [ニコン用]
発売日:2017年 4月21日
参考販売価格 72,289円
(価格.comより)

買取価格
50,040円(カメラのキタムラ)
50,000円(ソフマップオンライン)

発売日の古いもの

EOS-1D X ボディ

発売日:2012年 6月20日
参考販売価格 448,392円
(価格.comより)

買取価格
233,010円(カメラのキタムラ)
232,000円(マップカメラ)

高く売るためには

相場を読む

結構高く買い取ってくれる!とお思いかもしれませんが、カメラは精密機器で、技術進歩は速いいものです。<発売日の古いもの>として例を上げたEOS-1D Xボディでは、販売価格に対して買取価格が70%前後だった他の機種に比べて、50%程度まで落ちています。そしてカメラの査定は減点方式です。上記の買取価格は、使用感が少なく汚れもない、中古であっても最高レベルの商品状態と考えて間違いないです。まずはその点をふまえて、買取に臨みましょう。

買取方法

それでは、一眼レフカメラの買取実践方法です。

店頭買取

一番オーソドックスな方法です。カメラを買取ショップに持ち込んで査定してもらい、その場でお金に換えてもらう方法です。査定士とコミュニケーションがとれて、一番スピードが早い取引です。

出張買取

買取ショップと日時を取り決めて、自宅まで来てもらう買取方法です。査定士が自宅で査定し、その場で換金してもらい、商品を引き取ってくれます。あらかじめ仮の査定をしておく必要があり、出張エリアは実店舗に準ずるエリアになります。商品数が多い・査定額が高い、などの場合は、エリア外でも対応してもらえる場合がありますので、相談してみましょう。

宅配買取

商品を買取ショップまで郵送する買取方法です。まずネット上で仮の査定を済ませ、納得できそうな価格であれば、商品を梱包して発送します。ショップに着き次第、査定され、その額がメールなどで通知されます。承認すれば取引成立で、口座にお金が振り込まれることになります。ショップが自宅から遠い時にありがたい方法です。最近は梱包用キット(段ボール・緩衝材など)を無料で送ってくれる買取ショップも増えていますので、利用してみましょう。

委託販売

ショップに商品を預けて展示してもらい、売れた時にショップ側に手数料を払った上で料金をもらうシステムです。その場で買取する方法に比べて高くリターンがありますが、いつ売れるかはわからず、期限が来れば戻ってくることになります。売値はこちらが決めます。売ることを急がない場合は試す価値はありそうです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は、中古の一眼レフカメラを買取する際にお役に立つ情報をお届けして参りました。需要と供給の法則というのは、ひとが欲しがるものが高価になり、そうでないものが安くなってしまうことです。綺麗にクリーニングする、保証書・付属品をそろえるといったことでほかのひとが欲しがる状態で売りましょう。カメラ買取に必要な情報をギュッと濃縮しましたが、ここに書ききれない応用編は、この記事を活用して戦略を練ってください。素敵なカメラ生活のお役に立てれば幸いです。

木暮康雄

木暮康雄 (監修者)

ウリドキ株式会社代表取締役CEO。ウリドキプラスの発行人でもある。
リユース業界での起業・事業運営の経験が豊富でリユースの専門家としてのメディア出演歴も多数。
著書に「リユース革命」(幻冬舎)がある。

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