ヘラ竿を売るなら「買取」以外も検討した方が良いワケ

  • 2024年7月4日
ヘラ竿を売るなら「買取」以外も検討した方が良いワケ
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ヘラ竿とは?

「ヘラ竿」とは、本来、ヘラブナ釣りのために作られた竹竿のことを言います。主に紀州で生産され、和歌山県の伝統工芸品に指定されています。中でも、和歌山県橋本周辺は、全国で流通しているヘラ竿の90%のシェアを占める一大産地。職人によって作られた「紀州ヘラ竿」は、天然素材の良さを活かした機能性と芸術品のような美しさで、釣り愛好家の中でも憧れの竿として知られています。

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中級者や上級者のヘラブナ釣り愛好家には、今でも竹竿を愛用する人はたくさんいます。1本1本特性が違う竹製のヘラ竿は、重量や素材の個性という点で初心者では扱いにくいため、初めてヘラ竿を手にする釣り初心者は、カーボン製の竿から入門する人がほとんどです。しかし、ヘラブナ釣りの腕が上がってくると、中級者・上級者がもつ釣具を見て、竹製のヘラ竿に関心を持つようになる人も少なくありません。

現在、一般的に「ヘラ竿」として流通しているのには、「竹竿」「カーボン竿」「合成竿」の3種類があります。近年、ヘラブナ釣りの竿も、ほとんどが軽くて扱いやすいカーボン製になり、「ヘラ竿」という言葉は、「ヘラブナ釣りに使う釣り竿」という意味で使われるようになりました。
ヘラ竿には、初心者向けの数千円のものから、高級な物では数十万という物まであります。中古市場も充実していて、ネットショップやオークションでは、初心者が使う安価なものから、入手困難なレアものまで、活発に流通しています。

ヘラ竿の種類と高く売れるヘラ竿紹介

竹竿

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出典:地元びいき

竿師自身が山に入って竹を探すところから竿づくりまで、一本一本手作業で仕上げる竹竿です。素材となる竹には、それぞれに個性があります。その個性を見極めて、魅力を最大限に引き出して作る竿は、同じ物が2つとない高級品です。
重量という点で、化学素材のカーボン製にシェアを奪われてしまいましたが、粘りが強く優しい反発力は圧倒的に魚のバレが少なく、中級者・上級者では、今も竹竿を愛用している愛好者がたくさんいます。

カーボン竿

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カーボン竿が市場に出回るようになってから大幅に価格が下がり、現在では、市場に流通しているヘラ竿のほとんどがカーボン素材になってきました。軽量で扱いやすく、中古市場でも豊富に出回っていますから、初めてヘラ竿を購入する初心者には、カーボン竿を勧めることがほとんどです。
ただし、市場に出回っているヘラ竿には、有名な釣具メーカーのものから無名ブランドのものまで、価格と品質にはかなりの幅があります。迷った時には有名メーカー製のものを選ぶと良いでしょう。

合成竿

竹の個性とカーボンの機能性を融合させたヘラ竿です。主に、曲がりが出やすい穂先と穂持ちをカーボン製、その他の部分に竹を使用したものが多く作られています。竹の個性とカーボンとの相性が良い合成竿に出会うと、かなり使いやすいと言われています。

高く売れるヘラ竿メーカー

  • シマノ
  • ダイワ
  • オリムピック
  • がまかつ
  • セイコー
  • 西村カーボン
  • ブロックス
  • 宇崎日清

おすすめの買取店紹介

タックルベリー

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出典:タックルベリー
釣り愛好者なら、一度は店舗へ足を運んだ経験がある中古釣具の専門店。日本国内は北海道から沖縄まで、韓国、台湾、香港、タイといった海外にまで店舗展開する中古釣具チェーンです。日本最大の釣具専門WEBショップ「@ベリーネット」、独自のオークションサイト「TBオークション」を運営。ショップ買取よりもオークションの方が高い値が付くと言われる釣り竿は、出品で高額買取を狙ったり、欲しかったヘラ竿やリールを探したりと、ヘラ竿をはじめとした「釣り具」に関する中古品の流通実績はナンバー1。

つりぐ買取ドットJP

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出典:つりぐ買取ドットJP
WEBを使って最短30分で買取査定が受けられる「つりぐ買取ドットJP」。売りたいヘラ竿をスマホで撮影して送るだけの「LINE査定」は、気軽に買取査定価格を知りたい時に便利です。
引越しなどでまとめて処分したい方には、買取希望の品物をわかる範囲で大まかに記載して査定を受ける「現物直行」がおすすめ。釣具に関する知識がない方や、ネットに不慣れな方からの買取依頼にも、事前査定なしで応えてくれます。梱包用のロッドケース・段ボールは無料送付、宅配送料・査定料金・振込手数料なども全て無料。

ヘラ竿を高く売るためのポイント

ヘラ竿の高額買取はオークションが有利!

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ヘラ竿を買取に出す時は、中古を扱う釣具店に売るよりも、ネットオークションの方が高く売れるという定評があります。
もしも、使わないヘラ竿を買取してほしいと思ったら、中古店で見積もりしてもらい、その買取査定価格を、ネットオークションの最低落札価格に設定して出品する方法も検討してみましょう。

注意点

オークション出品で忘れてはいけないこと

高額落札をねらって、ヘラ竿をオークションに出品する時、忘れがちなのが「送料」です。
特に、長尺なヘラ竿は、通常の宅配料金とは異なる扱いになるため、気軽に考えていると、予想外の送料がかかってしまうことがあります。また、荷物を送る際の梱包材も必要です。ヘラ竿をオークション出品する前には、必ず送料と梱包材を確認しましょう。

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買取価格にこだわるなら事前見積もりを

ヘラ竿の買取は、店舗買取・WEB買取・宅配買取が主な買取方法です。メールやスマホで事前査定を受けてから、宅配で送るという手順のところが多いですが、もしも、レア物の高級ヘラ竿など高額査定を狙いたいなら、最初に買取見積もりを出してもらうことをおすすめします。

まとめ

ヘラ竿を買取してもらうには、早く換金したいのか、早く処分したいのか、少しでも高く売りたいのかで、買取方法の選択肢が異なります。ヘラ竿を売るもっともおすすめの方法は「オークション」ですが、まとめて処分したい時には、手間も時間もかかるので不向きです。

ヘラ竿は、釣り道具としてはもちろんですが、釣り竿を何本も所有していたいコレクション感覚で購入する人もいます。趣味にも飽きて、さっさと処分したいなら買取店で素早く現金化はおすすめです。もしも、新しい道具への買い替えを検討しているなら、次にどんな人に使って欲しいかを考えてオークションにチャレンジするのも、新たな趣味仲間を作るきっかけになりそうですね!

木暮康雄

木暮康雄 (監修者)

ウリドキ株式会社代表取締役CEO。ウリドキプラスの発行人でもある。
リユース業界での起業・事業運営の経験が豊富でリユースの専門家としてのメディア出演歴も多数。
著書に「リユース革命」(幻冬舎)がある。

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