高く売れるロッドとは？
ロッドとは釣竿のこと、最近は獲物による細分化、素材のハイテク化が進み、昔のように釣竿と呼ぶのが似合わない雰囲気です。
さて「購入価格が高い」、「販売されて間もない」、「状態がいい」、「人気がある」。以上の4つが高価買取が期待できるものの基本。これはもちろん中古の釣具、ロッドの場合にも当てはまりますので、以下では、販売価格が3万円前後で売れ筋の現行モデルを紹介します。
高く売れるロッドの紹介
シマノ 「コルトスナイパー」 S1000MH
ジグで海底から獲物を誘うジギングは、現在最も人気がある釣りのスタイル。遠投が必須となる上に細かいジグ操作が必要とされますので、ロッドも高価なものが多くなります。
ジギングロッドのスタンダードとシマノが位置づける「コルトスナイパー」は、ライトジギング用のM、オールラウンド仕様のMH、パワー設定のMHの3種類があり、売れ筋はやはりMH、扱いやすい長さの「S1000MH」です。
エバーグリーン 「ポセイドン」 スロージャーカー PSLJ 603-3
エバーグリーンが自信を持って送り出すジギングロッドのシリーズが「ポセイドン」、シリーズすべての定価が５～６万円台と非常に高価ですが、非常に良い売れ行きを見せています。
中でも売れ筋はスローピッチジャークに特化した「PSLJ 603-3」は浅場で自在にジグを操るダイナミズムを堪能させてくれるでしょう。
ダイワ 「エメラルダス」 EX AGS アウトガイド 84.5M-T
一日中シャクりをくりかえすスタイルのエギングロッドには軽さと、エギを飛ばせるバランスなど高い性能が要求されます。
世界初のエギング用ツールに与えられたブランド名が「エメラルダス」。スタイルにあわせてロッドだけでも11種類が作られていますが「 EX アウトガイド AGS 」はそれらの中でも最高峰といえるもの。
フレーム素材に軽量・高剛性のカーボンを採用したAGSシステムを採用、エギのキャスティングに実力を発揮。販売価格の分、高価買取が狙えます。
シマノ 「NESSA」 S1002M
波打ち際からヒラメを狙う、そんなスタイルの流行が、専用のロッドを生みました。遠投しやすく、大物も狙えるしなやさを追求した結果、販売価格も高くなる。更には買取価格も高くなります。
操作性に優れたS906MML、バランス型のS1002M、遠投性に特化したS1100MMHと3種類のラインナップをそろえるのが「NESSA」ですが、もっとも汎用性に優れた「S1002M」の人気が高く、買取でも若干の差はつけてくれるでしょう。
シマノ 「ポイズングロリアス」 ベイト 172H
依然としてスポーツフィッシングの代名詞ともいえるバスに特化したロッドが「ポイズングロリアス」、自在なキャスティングを可能にするしなやかさと、ハードなファイトに耐えられるパワーを両立し、世界中のトップバサーから高い信頼を得ています。
売れ筋は、タフなフィールドに負けない強靭さを持つヘビーロッド「172H」秦 拓馬愛用のモデル。
少々のことではへこたれないロッドは劣化も少なく買取時にも高価で答えてくれるはずです。
ロッドを高く売るためのポイント
獲物にあったロッドを選ぶ
軽くて強靭な炭素繊維、カーボンファイバーの寿命は半永久的とされていますが、力のかかり具合によってはもちろん劣化します。獲物にあったロッドを使うことが大切です。
腰が弱くなったロッドの方を好む人は多いですが、そうなるともちろん買取価格は下がります。目安は製造から5年といったところでしょうか。
使用中も使用後も優しく扱う
根がかりしたときにロッドであおるなどムリな力をかけると確実にロッドを傷めますから、手荒に扱わないことが大切です。
また使用後の水洗い、拭きとりをしっかりおこない、ワックスがけを忘れずにおこなえば、強度が下がるまでの時間は大幅に伸びるでしょう。つまり、買取時の価格の下がり方も少なくてすむということです。
太陽光線を避ける
カーボンファイバーを劣化させるのは太陽光線とされています。加えて高温になる車の中に積みっぱなしにしておくことは、確実にロッドの寿命を縮めます。劣化したロッドは高く買ってもらえませんから、保管方法にも充分気を配ることが必要になってきます。
おすすめの買取店紹介
アングラーズショップベース
「折れた竿でも、壊れたリールでも買取る」と豪語するのは、千葉にあるショップ「ベース」です。
関東一円への出張買取、全国対応の宅配買取を実施しており、費用は一切無料。自動査定システム、フォームや電話による問合せで事前査定への対応も万全です。
釣りとアウトドアの専門店 リバース
高価買取のコツは複数のショップで査定をおこない相場を把握すること。「国内最大級」と胸を張る充実した買取リストをもつ「リバースは」非常に頼りになるショップです。
メインは宅配買取、5,400円以上の買取で送料無料になっているほか、輸送中の事故を補償する仕組みも備えていますので、安心して買取を依頼することができますね。
ロッドを手放すときの注意点
早く売る
上手に使えば半永久的に使えるという触れ込みのロッドですが、少しずつですが劣化はしていきます。また、使わずにしまっておけば劣化は防げますが、モデルが古くなっていきます。よっぽどの記念碑的なモデルでもない限り、大量生産品のロッドをしまっておいてもプレミアは付きません。
何でも同じですが、買取ってもらう時に良い結果が望みならば、早く売る択一なのです。
比較する
釣りのジャンルは細分化され、更に深化していますのでロッドの種類だけでも相当数が発売されており、商品知識を付けるだけでも大変な苦労を強います。
中古釣具買取店のスタッフといえど、全てのジャンルに精通しているというケースはまれなもの。得手不得手は必ずあります。マニアックなロッドを持っている場合は特に、そのジャンルに強い買取店を選ぶことが必要です。
さらに、数店舗での値段を比較すること。もちろん近場で済ますのも手ですが、ネットなどで情報収集し、宅配買取を依頼することも視野に入れて下さい。
まとめ
「販売価格が高く、発売後間がなく、人気のある商品は買取価格も高くなる」こんな買取の鉄則を利用して、高価買取が期待できるロッドを上げてみました。今後のロッド選びの参考になるでしょうから、ぜひ活用をしてください。
中古釣具の市場の充実には、目を見張るものがあります。ならば、次に売ることを考えてロッドなどを購入するのが当たり前の時代です。どうせ買うなら高く売れるロッドを狙って充実した釣りの毎日をお送りください。
