PRSのギターを高額買取してもらうための4つのコツ

  • 2024年11月17日
中古も高く売れるのがPRSのギターの魅力。買取事情を調査

ギター界の二台巨塔と言われるギブソンとフェンダー、その代表的な機種として知られるレスポールとストラトキャスターの長所を併せ持つギタがPRSです。妥協を許さない職人気質が産み出すクオリティーの高さは世界中で多くのギタリストに支持されています。

良質のマホガニーとメイプルから作られるボディに、ネックのドットインレイにはオニキスやラピスラズリを使用するというこだわりようで、演奏面だけでなく見た目にも非常に美しく仕上げられているのが特徴です。そんなPRSのギターを高く得る方法をご紹介します。

この記事に登場する楽器買取の専門家

サウンドプラグ 岩井

東京・江戸川区平井にある中古楽器専門店「サウンドプラグ」のオーナー。多くのお客様にご好評をいただき、今年でオープンから10周年を迎えます。

マイナーなイメージを持たれる平井ですが、ライブバーやスタジオがあり、定期的に音楽イベントが開催される音楽に熱い街です。当店の隣には、腕の良いリペアショップがあります。

当店のギター関連をメインとした楽器の査定に本気で取り組み、【業界最高水準】での査定額を提示させていただいております。買い取った楽器類で在庫が成り立っているので、大型店舗に負けない条件で買取可能です。

楽器に詳しくない方にもわかりやすく丁寧な接客を心がけ、プロミュージシャンからのマニアックな内容(特にギター関連)にも対応します。お客様のご希望等をお伺いしながら柔軟に対応することで多くのリピーターを獲得。

店内では、好きなアーティストやマニアックな話で盛り上がったり、いきなりセッションや初心者の方へのギターレッスンが始まったりと、小規模店ならではの気の張らない雰囲気を目指しています。お客様や自分自身にとっても居心地の良い、楽しい場所を提供して参ります。

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PRS(Paul Reed Smith,ポールリードスミス)のギターとは

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出典:PRS

PRSは1985年にポールリードスミスによって設立された、ギター制作会社です。Paul Reed Smithの頭文字をとってPRSと呼ばれているギターは、ギブソンのホロウボディとフェンダーのソリッドボディの長所を取り入れていることが特徴です。

ボディは緩やかなアーチドトップを形成しており、ギブソンのレスポールを彷彿させるような優雅なイメージを与えますが、ギミックにはストラトキャスターの代名詞とも言えるトレモロアームを搭載しています。また、弾き手の事を考え、ほとんどの機種にはロッキングチューナーが組み込まれているため、ステージでも安定したパフォーマンスを提供することが可能となっています。

また、ギター全般を彩るアクセサリーにも趣向が凝らしてあり、とくにフレット上のドットインレイは、飛ぶ鳥をかたどったバードインレイというデザインが採用されています。通常ですと白蝶貝や真珠などで作られるこれらのインレイがPRSの場合は、オニキスなどの貴石や珊瑚、金や銀といった貴金属が使用されているのです。

また、PRSギターのボディ全般は、良質のキルティッドメイプルやフレイムメイプルなど、木材そのものの木目を活かしたシースルーフィニッシュを採用しています。鮮やかなブルーや深く落ち着いたグリーンといった、従来のギブソンやフェンダーでは味わえなかった色味の奥に浮かび上がる美しい木目模様は、多くのファンを魅了しています。高い演奏性と芸術的で美しい外観、それに、確かな技術が産み出す繊細なサウンドがPRSの魅力なのです。

高値買取されているモデルやカラーは?

CUSTOM24

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出典:PRS

PRSを代表するモデルといえば、1985年のNAMMショーで鮮烈なデビューを飾って以来、常にPRSギターのNo1に君臨し続けているCUSTOM24です。24という数字はフレット数を表しており、同スペックのCUSTOM22は22フレットとなっています。ジャンルを選ばないオールマイティーなギターで、中古市場でも常に安定した値段を維持しています。丁寧に使っていれば多少の経年劣化くらいでは査定に影響することはないでしょう。また、多彩なカラーバリエーションが存在するのも同機種の魅力の一つでしょう。

他には、モダンイーグルやアーティストといったハイエンドラインの製品は、中古市場に出回る本数も少いため、総じて高値で取引されています。また、当初からPRSの熱心なユーザーであったカルロス・サンタナのモデルであるサンタナも高い人気を得ています。

ギターを高価買取してくれるおすすめ買取店

サウンド・プラグ

サウンドプラグ

サウンドプラグで買取を申し込む

特徴

  • ギター査定に絶対の誠実さで挑む
  • 買取前のメンテナンス不要・ジャンク品OK
  • 24時間対応のバイヤー直通電話

店舗紹介

サウンド・プラグは、東京に店舗を構える楽器買取の専門店です。特にギターの買取に強みがあるので、PRSの価値もしっかり理解した上で買取を行ってくれます。なんと言っても、オーナーである岩井さんのギターへの熱意は本物。ギターについての知識がかなりある買取店です。

サービスの魅力も盛り沢山で、買取前のメンテナンス不要、ジャンク品買取可能、5種類の査定方法、24時間対応の直通電話など、忙しい人でも気軽に利用できるポイントばかり。

店舗は平井駅からすぐなので、御茶ノ水からの平井コースで、楽器店巡りというのも楽しそうですね!

ギターを売ろうと考えているならば、絶対にチェックしておきたい1店です。

店舗情報

店舗名サウンド・プラグ
電話番号0120-987-808(受付時間10:00~21:00)
住所〒132-0035 東京都江戸川区平井6-14-5-1F
アクセスJR総武本線「平井」駅から徒歩4分
駐車場
営業時間10:00~21:00
定休日年中無休
主な買取ジャンルギター、ベース、管楽器、音響機材 など
買取方法店頭買取・宅配買取・出張買取
会社名株式会社プラグ
古物商許可番号東京都公安委員会許可 / 第307771308020号
査定士岩井拓郎
店舗ページ公式サイト
その他特徴

ギターの査定基準

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ギターは主に「演奏に問題がないか」「使用感はあるか」の2点が査定で見られます。ここでは、イシバシ楽器の3つのランクを例にご説明します。

  • 美品:ほとんど使用されていないきれいなコンディション
  • 良品:多少使用感があるものの演奏上問題ないコンディション
  • 安心査定保証:使用感があるものの演奏上問題ないコンディション

出典:イシバシ楽器

トラスロッドや指板の減り、ボディ下部にできるピックの擦過痕などはそのままで構いません。これをコンパウンドなどで落とそうとすると、PRS特有のシースルーコーティングが剥がれてしまうこともありますからそのままにしておいたほうが無難です。

ないに越したことはありませんが経年劣化に関してはそれほど神経質になる必要はありません。しかし、指板やナット部分の手垢や錆汚れ、ペグなどについた汚れはきれいに掃除しておきましょう。

岩井さん
一般的に「キレイにクリーニングしておく」という事が言われているようですが、当店の場合、買い取った楽器は必ず当店で調整、クリーニング、弦を張り替えた上で店頭に並びますので現状のままでも実際の買取金額にあまり影響が出ない場合が多いです。

ただし、著しいタバコのヤニ汚れやフレットのクスミやカビ、サビに関しては減額対象になる場合がございます。

そういった汚れの場合、どうしても気になってクリーニングをしたくなると思いますが、素人作業のメンテナンスの場合、楽器の状態を悪化させてしまい、減額になってしまう可能性は否定できません

クリーニング含めたメンテナンスについては、正しい知識を身につけた上で実施するようにしましょう。

より高く売る方法とは?

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愛用してきたギターを少しでも高く査定してもらうにはポイントがあります。

付属品は絶対!

まず、最低限付属品は全て揃えるようにしましょう。たとえば、オリジナルから交換したストラップピンやペグ、トレモロアームなどがある場合は純正品に付け直しておくことをお勧めします。

岩井さん
付属品等は揃っていたほうが良いと思います。

もちろんあまり必要でない付属品もありますが、オリジナルのケースや認定書、保証書等がない場合は減額になる場合もありますので、お手元にある場合は一緒に買取に出すようにしましょう。

純正品に戻そう

また、ピックアップを交換していた場合も同様です。どんなに高価なピックアップを搭載していたとしても、PRSのギターを欲しいと思う人は、オリジナルの音に拘るものです。必ず純正品に戻しておきましょう。

音周りのチェック

次に、音周りをチェックします。ケーブルを動かした時に発生するガリノイズは、弾いていなかったという印象を与えてしまいます。ガリノイズ自体はわりと簡単にメンテナンスできるので対策しておきましょう。

岩井さん
メンテナンス等は、当店で販売する際に行いますので特に必要ありませんが、売却前に一度弦を張って、演奏してもらう事は大事だと思います。

弦を張っていないギターは万が一の重大な不具合がわかりにくく、査定に時間がかかる場合がございますので、きちんと音が鳴るのか程度は確認しておくとよいでしょう。

日頃のメンテナンスが大事

ハイエンドモデルに使用されているブラジリアン・ローズウッドは非常に高価で美しい木材です。もし、このような材質を使用されているギターを査定に出すのであれば、マニュアル通りにきっちりと掃除・メンテナンスをしてからにしましょう。

まとめ

世界中で多くのプレイヤーに愛されているPRSギターは、中古市場でも常に高値で取引されています。とくに初期のハイエンドラインは流通本数も少いため人気が集中しているのです。代表的なCUSTOM24などは多くのバリエーションが存在しているため少しでも多くの査定を取り寄せることが高い査定額を引き出すポイントにもなっています。
とくに、フェンダーやレスポールなどと違い歴史の浅いPRSは、質屋などでは意外と安く見られがちです。

そこへいくと専門的な買取をおこなっているネット買取は、ギター本来の持つ価値を正確に判断し、適正な価格を提示してくれるためお勧めできます。また、PRSの製品にとくにこだわりを持っている業者の場合、従来よりも高い査定を付けてくれることもあるので、利用しない手はありません。

木暮康雄

木暮康雄 (監修者)

ウリドキ株式会社代表取締役CEO。ウリドキプラスの発行人でもある。
リユース業界での起業・事業運営の経験が豊富でリユースの専門家としてのメディア出演歴も多数。
著書に「リユース革命」(幻冬舎)がある。

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