買取価格が大幅上昇した激ムズゲー「HOLY DIVER」の魅力

  • 2020年1月6日
買取価格が大幅上昇した激ムズゲー「HOLY DIVER」の魅力

買取価格急上昇ランキングで、1700円もアップした「HOLY DIVER」。
ファミコンソフトのマイナータイトルで、数十年の前に発売された物ですが、改めてまとめてみました。

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HOLY DIVERってどんなゲーム?

【買取】HOLY DIVER[ファミコン]
(※画像:2015/12/23更新 旧:2015/11/19)

ホラーアクションゲームとしてアイレムから発売されました。
ファミコンではおなじみの悪魔城ドラキュラや忍者龍剣伝と並び、1面から難しい高難易度ゲームです。

HOLY DIVERの難易度の高さが魅力

古典的横スクロールアクションと呼ばれるほど、すべてがパターン化しているゲームになっています。
どこでどう動くかという点をコツコツと、オリジナルの攻略法を編み出せばクリアは可能という点がムズゲーファンの心をとらえます。どれくらいの難しさかというと、1ステージに対して数百回は失敗しても当たり前、それでクリアならむしろ早い方といわれるほどです。

ゲームのストーリーや設定が当時のロックバンドやアルバムから取られており、現在でも活躍している方の名前を使われています。元ネタがわかる人にとってはそれだけでも楽しめます。海外未発売のため、海外のアクションゲームファンからはどうしても手に入れたい1本として有名です。

高難易度のためアクションジャンルに腕に覚えがなければ、すぐにプレイをやめてしまうほどで、ユーザー評価が両極端に分かれるゲームです。

数十年の時を超えて再評価

発売当時はインターネットがなく、HOLY DIVERもマイナータイトルのため、プレイヤー人口も少なく攻略法に関しては独自で編み出したものでクリアを進めるという形になっていました。しかし、ネット環境が整うと、熱狂的な高難易度アクションゲームファンの交流が盛んになりクリア体験談や情報交換もできるようになったため、再びムズゲーとして再評価されるすることとなりました。

買取価格が上昇

HOLY DIVERはマイナータイトルに加えて海外未発売という事で、カセットだけでも買取が高いのですが、説明書と箱が付いた完品ならさらに価値が上昇しています。

まとめ

同年には心にしみるセリフが魅力的な「MOTHER」や、少年ジャンプ20周年記念委発売された「ファミコンジャンプ」もあり、マイナーに影を落としてしまったHOLY DIVERですが、現在では攻略情報もありコツコツとプレイを重ねればクリアできる状況になっています。ファミコンソフトの中での難易度は一般プレイヤーでは投げ出すほどになっているので、やり込みができるゲームが遊びたいなら歯ごたえが一味も二味も違ったHOLY DIVERがおすすめです。

木暮康雄

木暮康雄 (監修者)

ウリドキ株式会社代表取締役CEO。ウリドキプラスの発行人でもある。
リユース業界での起業・事業運営の経験が豊富でリユースの専門家としてのメディア出演歴も多数。
著書に「リユース革命」(幻冬舎)がある。

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