- ゲーム買取で確定申告となる条件を知りたい
- 生活動産と事業の線引きを知りたい
- 査定金額が非課税となる基準を知りたい
この記事を読み進めると、ゲーム買取で得た査定金額に対して確定申告が必要かどうか、明確に理解できるでしょう。ほかにもゲーム買取における非課税ラインや査定金額の条件についてもわかります。
また、生活動産とみなされる基準や事業と税務署に判断されるポイント、その証明方法についても具体的にまとめました。ゲーム買取に関わる確定申告に関する税務の基礎知識を身につけたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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ゲーム買取査定額による確定申告はいくらから?
ゲーム買取で得た査定額に応じて、年間で20万円以上の利益が発生する場合は、確定申告が必要です。この申告は、所得税や消費税の計算を含みます。ただし、20万円を超えても、生活動産として認められれば、確定申告の義務はありません。
次のセクションでは、生活動産とみなされる具体的な条件について説明します。税務の基礎を理解し、ゲーム買取の取引を進めるために必要な知識をおさえておきましょう。
生活動産と事業の線引き
生活動産であれば確定申告は不要である
買取してもらう予定であるゲームが、「生活動産」であれば、年間20万円以上の買取金額を超える場合でも確定申告は不要です。生活動産とは、自分が遊ぶために購入し、使用していたもののことを指します。「生活に必要なものを売る」というところがポイント。
購入当初は売る予定がまったくなかったものや、かなり使い込んでいる古いもの等は生活動産とみなされ、確定申告の必要は一切ありません。買取ってもらっている商品が、あまり規則的でない商品であれば、特に生活動産として認められやすい傾向もあります。
仕入れと販売を継続的に行うと事業になる
いくらで売れると把握し、商品をわざわざ買い入れて転売を継続的に行うと「事業(せどり)」とみなされます。線引きはここにあるのです。売り買いを目的とした取引の場合は、確定申告が必要になります。
明らかに同じ商品の売り買いや、新品の商品を何度も買取ってもらう状況が続くと、事業になり確定申告が必要になります。
自分のことを税務署は知っているのか?
これだけ多くの人口がいる中で、自分のことを税務署はどこまで知っているのかというと、線引きも難しいところがあります。特に、「自分が遊ぶために購入したのかどうか」ということをはっきりさせるためには、自分ではっきりと説明できる環境をつくっておくことが大切です。
購入したゲームが遊び目的であることを伝える方法
いざという時に自分で証明するという方法
偽りなく、本当に遊ぶために購入したゲームを買取してもらう流れができており、もしかしたら年間20万円は超えるかもしれないと感じたら、今後は対策を取っておきましょう。いつどこで買取してもらったかということをスケジュールノートのようにして、細かくつけておくことです。買取してもらったアイテムは写真に撮っておくのもいいでしょう。
細かく記帳していると、それこそ事業とみなされるのではないかと考えてしまいがちですが、年間にあまりにも中古品を買取してもらう取引があるというのであれば、自分で証明するしかありません。
稀に、調査が入った時に買取店に何を買取してもらったかと過去の買取商品をチェックすることがあります。1アイテムずつJANコードがレシートに表示される買取店はある程度把握可能ですが、JANコードが表示されずに「ゲームソフト10点」などといった表記がある買取店であれば、自分で証明する環境をつくっておくしかないのです。
どの買取店でいつ頃、何のゲームを買取してもらったかということを明確に伝えられなければ、どうしても怪しいと感じてしまうものなので、はっきりと言い切れるようにしておきましょう。
非課税ラインに抑えておくこと
確定申告で何がこわいかというと、やはり課税ですよね。購入したゲームが遊び目的であることを伝えるためにも、買取金額を非課税である20万以内に抑えておくと、調査は入りにくくなるでしょう。
あくまで不用品を引き取ってもらうという一部であるので、お金目的で20万円を超える買取をする必要はないというところから話は進んでいます。脱税行為に繋がる話であれば、今後どうするかを考え直しましょう。
確定申告が必要であるかどうかわからない場合
計算しても微妙なラインであったり、確定申告が必要かどうかもわからずにまだモヤモヤしている。今働いている仕事にも影響するような買取となるのであれば、最終的に税理士に相談するという手があります。
最近では電話やネットから聞ける環境も整っているため、少し話しておいただけで気が楽になる回答をもらえることもあります。自分で判断が難しい時は相談を。確定申告時期の前や、時期にもなると問い合わせ先は混雑します。気になることがあれば、早めに問い合わせて、不明点は解消しておきましょう。
ゲーム買取の査定金額と確定申告の関係を理解しよう!
本記事では、ゲーム買取において査定金額がいくらになると確定申告が必要なのかまとめました。ゲーム買取で得られた査定金額は、年間で20万円以上の利益を生む場合、確定申告が必要です。この申告により、適切な税額を納めることが求められます。
ただし、20万円を超える利益が生活動産として認められれば、申告の義務が免除されることも。確定申告の基準について知っておくことで、ゲーム買取で得た収益に対する税務の基本を押さえて、スムーズな取引を実現できるでしょう。