ルビーを買取に出すなら知っておきたいポイントのまとめ

  • 2021年4月21日
ルビーを買取に出すなら知っておきたいポイントのまとめ
あなたの売りたいものの
\一番高い買取価格がわかる/

人気ある宝石ルビー。でも買取に出すにはどうしたらいいの?

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古来「貴石の王者」と呼ばれ、数ある宝石の中でも特に愛されてきたルビー。指輪やネックレス、イヤリングなどあらゆるジュエリーに使われてきました。
血のように赤い輝きは今でももちろん絶大な人気を誇り、ダイヤモンド以外の宝石(カラーストーン)のなかでももっとも高値で取引されています。

しかし有名な宝石だから大丈夫と考えていざ買取に出してみると、思ったよりも低価格なんてこともあるのがカラーストーンです。ルビーも例外ではありません
ルビーをなるべく高く売るために知っておきたいポイントをまとめてみました。

買取前にルビーの特徴を知っておこう

買取に出す前にお持ちのルビーがどんなものなのか知っておきましょう。
単純にルビーといっても実はいろいろな種類や特徴があって、もちろん評価価格も違ってきます。
鑑別書があると一番いいでしょう。それだけルビーは複雑な宝石なのです。

ルビーの価格はカラーが命!

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意外と知られていませんがルビーとサファイアは成分的には同じ石で、鉱物名はコランダムといいます。違いはカラーだけ。赤い色をしたコランダムをルビーと呼び、他のカラーはすべてサファイアになります。
最高品質のルビーとして有名なのは「ピジョン・ブラッド(鳩の血)」で、文字通り鮮血のように赤いものです。

色が薄ければもちろん価格が下がりますし、逆に濃すぎると赤色が黒ずんでやはり価値は低くなってしまいます。
あまりに赤色から外れればサファイアになってしまい、ルビーとして扱われなくなってしまいます。
つまりルビーにとって重要なのはまず色なのです。
いかに赤色が美しいかによってルビーの売値が決まります。

ルビーの色評価は業者任せ?

ところがルビーのカラーははっきりした統一基準がありません。
ダイヤモンドなら米国宝石学会(GIA)が定めたカラーの基準になるマスターストーンがあり、判定するときに使用する光の質や強さまで決められています。現在ダイヤモンドの取引に一般的に使われているので、ほぼ統一基準といっても問題ありません。

ルビーの場合、売買する会社ごとに独自のマスターストーンをもっていることはありますが、共通の基準はまだないのです。ピンクやパープルカラーのサファイアとのボーダーラインもはっきりとしていない状態です。
ルビーの色評価は最終的には鑑定師の力量と買取業者の基準によって決まるのです。

各社ともそんなに色評価がずれることはありません。しかしカラーが命のルビーの場合、わずかな差で価格が変わる可能性があります。

内包物(インクルージョン)も売値の決め手

宝石というと不純物がまったくない純粋な結晶だと思う方も多いですが、本当は別の物質が入っている方が自然です。何千年何万年もの時間をかけて結晶する間、環境が変わることでいろいろな物質と触れたり傷ついたりするからです。

宝石に入っている内包物のことをインクルージョンといいます。ルビーも例外ではなく、ほとんどの石にインクルージョンが含まれています。
その量や大きさ、形、さらに宝石のどの部分にあるかによって輝きや透明度が変わりますから、査定に関わってくる大きな要素です。

基本的にはインクルージョンが少なく小さいほど透明度が高くなり価格が上がります

インクルージョンが生み出す高評価のルビー

インクルージョンが売値を下げるばかりかというとそうではありません。
ルチルという針のように細い鉱物が平行に並んだ状態で宝石の中に入ると、反射した光が集まり一筋の輝きになって浮かび上がります。この筋が3本重なり星のように見えるようになるとスタールビーと呼ばれ、人気のある宝石となります。

インクルージョンのせいで透明感が落ちますからただのルビーとしてみると価格が低いですが、星状の輝きがあれば評価が上がることもあると覚えておいてください。

カラット(重量)も大きなポイント!

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ルビーは大きな結晶になりにくい鉱物です。だからこそ、大きさ重さで価格が跳ね上がります
例えば同じ色評価のルビー1カラットと5カラットを比べると色品質によって10倍から25倍になります。単純に5倍の価格ではありません。

より良い色でより大きな結晶ほどその希少性は高くなるからです。
出 典:GIA(2002-2016)「ルビーの品質要因」

処理石や合成石も多いので注意が必要

宝石として価値が高いルビーは、より色を良くするために加熱処理をしたり、ヒビを埋めて強度を保つために樹脂の充填や含浸が行われることがよくあります。

加熱処理は古来から行われてきた改善法なので、加熱が原因で査定価格が下がるということは少ないです。
むしろ非加熱だったら評価が上がると考えましょう。改善処理されていないのに色がすばらしいルビーはまさに天然宝石です。希少性が格段に高いので売値もかなり上がります。

問題は最近は合成ルビーも多いという点です。
技術が進み肉眼では天然ルビーとの見極めが難しくなってきました。産地で混ぜられて販売されることもあるので、購入金額が高いジュエリーだから絶対安心というわけではありません。
鑑別には経験豊富な鑑定師が顕微鏡をつかって宝石内部をこまかく検査したり、ほかにも特別な機材が必要です。

鑑別書があれば一番安心!

このように、ルビーの査定には特別な機材や鑑定師の経験と実力、会社ごとのカラー基準や方針など、さまざまな要素がからんできます。
肉眼のみで判断できるほど簡単な宝石ではないのです。

このような煩雑さをなるべくショートカットしたいなら、鑑別書があることが一番有効でしょう。
正式な宝石鑑別機関がつくった書類があれば、まず天然石か合成石かはっきりわかります。
査定するときもっとも難しい点ですから、天然石だとわかればあとは色やインクルージョンなど宝石の特徴を価格化するだけで済みます。

もし鑑別書をおもちなら、買取に出すときに一緒に持って行きましょう。

そんなルビーの相場とは?

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ルビーに限らずカラーストーンは、貴金属やダイヤモンドに比べると評価基準があいまいで鑑定師と買取業者によって大きな差が出てきます。
価格基準もはっきり数値化できないので、各社のインターネットサイトを見ても明確に数字を挙げているところは少ないのです。
相場を調べるなら、各社の買取実績をみてお持ちのルビージュエリーに近い品物の価格を比較してみるしかありません。

今回調べてみたなかではっきりと品質と重量を基準にした価格表を載せていたのは、福岡宝石市場です。宝石のみの買取表として、品質をSからDの5段階に分けカラット別で数値化しています。

その表を参考にすると1カラットのルビーはランクによって50,000円から1,000円となります。通常Sランクルビーはまずないでしょうから、だいたい10,000円前後ということです。
このルビーの価格に加えて指輪やネックレスなどジュエリーとして買取に出すなら地金も査定対象です。

あくまでも一例ですが、参考にしてみてください。
出 典:福岡宝石市場(2016)「カラーストーン(色石)ルース買取相場表」

おすすめの買取店

さすがや

出典:さすがや

特徴

  • 資格を持つスタッフが鑑定
  • 鑑定書がないルビーも買取可能
  • 他店で断られてしまった宝石の受け付け

店舗紹介文

さすがやは、ルビーをはじめとする宝石類やダイヤモンドを中心に扱う買取店です。海外にも独自の販売ルートを持っており、国内価格ではなし得ない高額買取を実現しています。

査定には経験が豊富で、資格を持つスタッフが対応します。鑑別書や貰い物でルビーかどうか定かではない宝石も価値を見極めた価格で買い取ってもらえるでしょう。

査定の依頼は、店頭買取・宅配買取・出張買取から受け付けています。出張買取であれば店舗から遠方にお住いの方も、自宅にいながら買い取ってもらえますよ。移動による傷の心配なく取引できるので、大切にしていたルビーの宝飾品を売るのに安心ですね。

他店で断られてしまったというルビーを買い取ってもらえることも。「売れるかどうかわからない……」とお悩みの方、まずはさすがやに相談してみましょう。

買取実績

  • ルビーのプラチナネックレス:350,000円

ルビー プラチナネックレス

  • ルビーのリング:100,000円

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店舗紹介文

ルビーを買取に出すなら、地道な情報集めが大事!

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このようにルビーにはダイヤや貴金属のようなはっきりした統一基準がなく、買取価格も鑑定師と業者による部分が多い宝石です。
高く売るためにはとにかく情報を集めて比較するしかありません。
あせらずゆっくり情報を比較して、高く買い取ってくれる業者を選びましょう。

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