ピンク珊瑚の価値は何で決まる？基準と少しでも高く売るコツ

使わないピンク珊瑚のアクセサリーを持っている人のなかには、価値がイマイチ分かっていないままの人も多いのではないでしょうか。

優しい色合いからアクセサリー用に好まれるピンク珊瑚は、珊瑚の減少と共に価値が上昇しています。使わないからとピンク珊瑚の価値を知らないまま売却すると、貴重なアクセサリーを安い値段で買取られるかもしれません。

この記事では、ピンク珊瑚の価値基準や、質を落とさないための管理法などを解説します。おすすめのピンク珊瑚買取店も紹介するので、ピンク珊瑚を少しでも高く売りたい人はぜひ目を通してみてください。

あなたの売りたいものの

\一番高い買取価格がわかる/

売りたい品物のジャンルは？スマホ・カメラ・家電・オーディオゲーム・古本・CD・DVDトレカ・フィギュア・ホビーブランドバッグ・高級時計古着・ファッション金・ジュエリー着物・美術品・骨董品お酒・喫煙具ピアノ・楽器・PA機材家具・寝具・食器コスメ・美容・健康器具カー用品・バイク用品・自転車スポーツ・アウトドア電動工具・農機具・業務用機械チケット・切手・金券ベビー・医療・介護 カテゴリを選択してください

ピンク珊瑚の価値

ピンク珊瑚には、どのような価値があるのでしょうか。

ここでは珊瑚自体の価値や、ピンク珊瑚の需要について解説します。

珊瑚全体の価値が上がっている

珊瑚は、世界的に採れる量が減っているため、年々価値が高騰しています。採れる量が減っている原因は、温暖化の影響で天然の珊瑚が採れないうえに、養殖がむずかしいからです。

とくにアクセサリーとして売られているものや、観賞用の珊瑚はダイヤモンドに引けを取らないほどの金額で取引されることもあります。

珊瑚を売りに出すときは、宝石専門の買取業者や骨董品店など、専門の鑑定スキルを持っている人が在籍しているところで見てもらうことが大切です。

珊瑚の価値は「赤＞ピンク＞白」の順

珊瑚にはさまざまな色がありますが、価値が高いとされるのは「赤色＞ピンク色＞白色」の順です。

ピンク珊瑚は赤珊瑚に次ぐ価値があり、色ムラや傷などがない良い状態のものであれば高値で取引されることもあります。ピンク珊瑚は加工の需要が高いので、アクセサリーでも素材としても取り扱いが多い種類です。

ピンク珊瑚の優しい色合いは女性に人気

見た目が優しい色合いをしているピンク珊瑚は、アクセサリーや小物などで女性から高い人気を誇っています。

ピンク珊瑚は、肌色に近い珊瑚より透明度が高いのも好まれる理由です。とくにムラがなく、均一な薄いピンク色をした珊瑚は「エンゼルスキン」、日本では「本ボケ」と呼ばれ、現在は採ることができないため特別なものとされています。

値段はエンゼルスキンのほうが高いですが、最近は「白いムラが入っているピンク珊瑚もかわいい」と若い層から好まれており、需要が高いです。

ピンク珊瑚の価値が決まるポイント

鑑定士がピンク珊瑚の価値を調べるときには、チェックするポイントがいくつかあります。

ここでは、ピンク珊瑚の価値が決まる基準を紹介するので、手持ちの珊瑚はどうか確認してみてください。

色が均一か

繰り返しになりますが、色が均一かどうかは価値を測る判断基準になります。

均一なピンク色であるほうが採れにくいため価値があり、一部に白色のムラがあるものは値段が低くつけられることが多いです。

一部の人たちから白いムラがかわいいと言われているのはデザインの問題であり、ピンク珊瑚の価値としては単一色のほうが高価だと覚えておきましょう。

傷があるかどうか

ピンク珊瑚の価値は、傷があるかどうかにも左右されます。

珊瑚につく傷とは、主に以下の3種類です。

• ヒ：縦方向に入ったヒビのこと
• フ：加工時に不要となる、内部にある白い斑点や模様のこと
• えくぼ：小さな穴のこと

「フ」は日本産の赤珊瑚に見られるものであり、ピンク珊瑚に出ることはありませんが、「ヒ」や「えくぼ」があるかどうかはチェックしておきましょう。

大きさ

珊瑚の量自体が少ないため、ピンク珊瑚も大きければ大きいほど価値が高いです。

色がきれいで大きさもあるピンク珊瑚はなかなか採れず、天然もので同じものがふたつとないことから、高価となります。

小さな珊瑚をいくつか使ったそれ以上加工のできないアクセサリーなどは、中古品としてそのまま販売するしかなく、安価にしかならないことが多いです。

産地

買取時の査定では産地も重要視されており、日本産の珊瑚はとくに価値が高いです。

日本でピンク珊瑚が採れるのは小笠原諸島や五島列島、沖縄周辺で、地理的な影響からも、太平洋側で育ったものには品質が良いものが多いと言われています。

そのほか、海外では地中海やハワイ沖、ミッドウェー近海などにさまざまな色合いのピンク珊瑚が生息しており、なかには1ｍ以上の大きなものが採れることもあるようです。

形状

ピンク珊瑚の価値は、カットのされ方や形状も影響します。

珊瑚のカット方法は球状かカボションカット（下部が平らまたはやや丸く、上部はドーム状にするカット方式）が主で、価値が高いのは球状のほうです。

球状とカボションカット以外の形状である場合は、珊瑚自体の質や加工のしやすさなどで価値が決まります。

ピンク珊瑚の価値を落とさない方法

手持ちのピンク珊瑚を売りたい場合は、査定してもらうまでそれ以上価値を落とさないことが重要です。

ここでは、ピンク珊瑚の価値をキープする方法をいくつか紹介するので、実践してみてください。

アクセサリーをつけるときの注意

ピンク珊瑚のアクセサリーを使っている場合は、取り扱いに注意が必要です。

具体的には、以下に気をつけて身につけましょう。

• 温泉やプールなどに入るときは必ず外す
• 料理をするとき、弱酸性の洗剤やレモン汁がつかないようにする
• 家具など、硬いものや金属にぶつけない

珊瑚の主成分は酸に弱い「炭酸カルシウム」のため、水と成分が違う温泉・プールはもちろん、酸性のものが付着しないように気をつけてください。

また、ピンク珊瑚の硬さは人間の歯くらいの強度であり、硬いところに勢いよくぶつけると変形するかもしれません。

ピンク珊瑚を買取ってもらうと決めたなら身につけずに保管するか、最後までアクセサリーを楽しむ場合は十分注意して使用しましょう。

アクセサリーの使用後は柔らかい布で拭く

ピンク珊瑚のアクセサリーは、表面の皮脂や汗などで劣化しやすいため、使い終わった度に布で拭くのをおすすめします。

硬度がそれほど高くないピンク珊瑚を拭くには、マイクロファイバー布巾などの柔らかい布を使うのがよいです。汚れを取るために水を使ってピンク珊瑚をお手入れした場合は、水分を飛ばすために2〜3時間自然乾燥させてから保管箱に入れてください。

珊瑚は熱に弱く、適度な湿度も必要とするので、ドライヤーで乾かしたり、乾燥剤を入れて保管したりするのはやめましょう。

コンパウンド（研磨剤）を使う

ピンク珊瑚をきちんと磨きたい場合は、コンパウンドと呼ばれる研磨剤を使う方法もあります。珊瑚の小さな傷や曇りを取るためには、ネットでも買える液状のコンパウンド剤が便利です。

車などに比べて表面が柔らかい珊瑚は、8,000番以上のコンパウンドを使って、柔らかい布で磨くのがよいでしょう。自動車に使われるコンパウンドは4,000〜6,000番程度で、珊瑚向きではないので注意してください。

ただし、もともとが高級なピンク珊瑚の場合は、自分で磨くとかえって傷つけてしまうかもしれません。自分で磨くのが不安な人は、宝石専門店に頼みましょう。

アクセサリーの場合は付属品を保管しておく

ピンク珊瑚を使ったアクセサリーを売りたい場合は、ケースや販売証明書、保存袋などの付属品も揃えておくと価値が下がらずに済みます。

どのような品物であれ、高価買取をしてほしいなら販売当時の状態に近づけることが大事です。「捨てていないからどこかにしまってあるはず」という場合は、よく探して付属品がある状態で査定を受けてください。

ピンク珊瑚の買取は価値が分かる専門店へ

ピンク珊瑚の買取は、宝石やブランド品などに詳しい査定員がいる専門店に頼むのがベストです。

ここでは、ピンク珊瑚の鑑定に必要な技術や知識がある、おすすめの買取店を3つ紹介します。

※口コミ評価はウリドキやその他サイトの情報を参考にしています

リファスタ

出典：リファスタ

公式サイト

特徴

• 成約率97％の実績
• デザインやブランドの価値も反映
• 予約優先の店頭買取

買取店紹介

リファスタは、宝石・ジュエリーや金などを専門とした、東京・池袋にある買取店です。高級な血赤珊瑚しか取り扱わない店舗が多いなか、リファスタは赤珊瑚より安価なピンク珊瑚でも買取った実績をきちんと掲載しています。

リファスタでは、珊瑚自体の価値はもちろん、アクセサリーのデザインやブランド料も「プラスα評価」として査定額に上乗せしてくれるのが嬉しいポイントです。

店頭買取と宅配買取に対応しており、店頭買取の場合は予約優先対応で待たされることなく査定してもらえます。

ルース（石のみの状態）や小さな珊瑚でも査定対象としているため、手元にあるピンク珊瑚の価値を知りたいと思ったら、まず査定を頼みたい店舗と言えるでしょう。

買取実績

• フラワーモチーフ･ピンク珊瑚･ダイヤモンドリング：130,000円
• ピンク珊瑚･イヤリング･ブローチ･ネックレス3点セット：4,500円
• ピンク珊瑚 さくらんぼモチーフ ブローチ：500円

出典：宝石の買取実績検索ツール｜リファスタ

店舗情報

おたからや

出典：珊瑚買取｜おたからや

特徴

• 資格をもつ宝石専門のプロによる査定
• 1,200店舗以上を展開
• 「おまとめ査定」で買取額アップ

買取店紹介

「おたからや」は、日本全国に店舗展開をしている、ダイヤモンドや宝石を中心に扱う買取店です。出店数は1,200店舗以上にものぼり、多数の買取データやノウハウを蓄積しています。

おたからやには、宝石学会による認定資格「GG」の保持者（宝石学修了者）が在籍しており、宝石・珊瑚の知識や買取相場を熟知したプロによる査定をしてもらうことが可能です。

メンテナンスを自社で行うことで、コストを極力削減。買取った商品の販路も国内外に持っているため、他社と比較しても高価な買取を実現しています。

ピンク珊瑚のほかにブランド品なども取り扱っており、2点以上の「おまとめ査定」をすれば買取額をアップしてくれますよ。

買取実績

• サンゴ ダイヤ ブローチ 37.1g：357,000円
• サンゴ ダイヤ ネックレス 28.2g：197,000円
• サンゴ ダイヤ リング 16.5g：123,000円

出典：珊瑚の買取実績・価格｜おたからや

店舗情報

買取大吉

出典：買取大吉

特徴

• 買取価格支持率No.1を獲得した店舗
• 全国約400店舗の買取データを活かした査定
• プロの宝石鑑定士が在籍

買取店紹介

「買取大吉」は、全国に約400店舗を展開し、金・貴金属や宝石をメインに扱っている買取店です。プロの宝石鑑定士が在籍しており、ピンク珊瑚を色やデザインを考慮して査定してくれます。

一部の珊瑚が取れていたり、小さすぎたりするピンク珊瑚でも、豊富な販売ルートを持っている買取大吉は、再販売を見据えた高い買取額を提示。

しっかりと価値に見合った額で買取っているため、2022年6月期には「買取価格支持率No.1」のサービスに選ばれています（日本マーケティングリサーチ機構調べ）。

公式サイトにも買取実績やピンク珊瑚についてのコラムなどが載っており、情報が充実していることも安心材料のひとつです。

買取実績

• K18 サンゴ ダイヤモンド 2.98ct：60,000円
• Pt900/K14WG サンゴ ダイヤモンドイヤリング 6.00/0.1ct：35,000円
• K18 赤珊瑚　ネックレス：5,000円

出典：サンゴ｜買取大吉

店舗情報

ピンク珊瑚の価値が落ちないうちに売ろう

ここまでピンク珊瑚について、価値が決まる基準や品質を落とさない方法、おすすめの買取店などを紹介しました。

ピンク珊瑚はアクセサリー用などで需要が高く、劣化していなければ高い金額で取引される可能性があります。手持ちの珊瑚が傷つかないよう、保管には十分注意しましょう。

ひとつの店だけで鑑定してもらっては、ピンク珊瑚の価値を正しく測ってもらえないかもしれないので、「ウリドキ」を使って複数店で見積りを取ってみてください。