赤珊瑚の価値を決める要素とは|今後の展望やおすすめ買取店も

  • 2024年6月25日
この記事で解決できるお悩み
  • 赤珊瑚の価値が知りたい
  • 今後の価値がどうなるか知りたい
  • おすすめの買取店が知りたい

この記事では、赤珊瑚の価値について紹介。価値を決める要素や今後の展望、おすすめの買取店の情報もピックアップしています。

宝石といえば、ダイヤモンドやパール、サファイヤなどがメジャーですが、実は近年、赤珊瑚も人気が高まっている宝石のひとつです。珊瑚のなかでも黒みのある赤い珊瑚は、もっとも価値が高いとされています。

これからますます人気が出ることが予想されるので、赤珊瑚についての知識や情報を知りたい方は、ぜひこの記事を参考にしてください。

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赤珊瑚は価値の高い宝石

珊瑚は海で作られる石であり、ダイヤモンドのような鉱物とはちがい、真珠のように生物を介して長い時間をかけて作られます。ポリプという触手を広げる性質を持つ刺胞動物が作った、カルサイトと呼ばれる骨格が珊瑚です。

珊瑚は珊瑚礁になるものと宝石になるものの2つにわかれます。白やピンクなどさまざまな色の種類があり、赤珊瑚はなかなか見つからないので希少価値が高く、そのなかでもっとも希少価値が高いものが血赤珊瑚と呼ばれる黒みがかった濃い赤色の珊瑚です。

赤珊瑚の価値を決める6つの要素

赤珊瑚は、色の濃さや傷、穴、亀裂などの状態に関することから、形や大きさ、産地などさまざまな要素から価値が決まります。ここからは、価値を決める要素について解説していくので、ぜひチェックをしてください。

赤珊瑚の色のグレード
赤珊瑚は色の濃さで価値が変わり、色が濃いほど希少価値が高く、高額で取引されます。赤珊瑚のなかでも「血赤珊瑚」は、血液のように赤黒い色が特徴の赤珊瑚です。一見、黒色に見えるくらい濃い色のものもあります。

この血赤珊瑚はめったにとれることがない非常にめずらしい赤珊瑚のため、高額になりやすいです。

淡い色の赤珊瑚は、濃い色に比べると価値は低くはなりますが、温かみがある色で若い女性などから人気があります。

色ムラの有無

色の濃さは、価値を決めるうえでかなり重要な要素ですが、赤珊瑚全体をみたときの色のムラも関係します。濃い色の赤珊瑚でも色ムラが激しいと見た目が悪くなるので、価値は低いです。

反対に、それほど濃くない赤珊瑚でも色ムラが無く全体的にきれいにまとまっていたら価値は高くなります。

赤珊瑚には「フ」と呼ばれる日本産特有の白っぽい筋が出ていることがあり、この「フ」は、とても目立つので、ある場合の価値は低いです。

傷や虫食い穴などの有無

国内の珊瑚は、水深数十メートルから数百メートルの深海に生息しています。自然に育つものなので、なかなか丸くきれいな赤珊瑚はできあがりません。傷や虫食い穴、くぼみのあるものがほとんどです。

また、深海では綺麗な状態でも、引き上げる際に水圧の変化で「ヒ」と呼ばれるひび割れができてしまうことも珍しくはありません。数々のハードルをクリアする必要があるため、傷や虫食い穴などが無いきれいな赤珊瑚は、なかなか見つからない価値が高いものといえます。

産地

国内で珊瑚がとれる地域は、主に沖縄、四国、九州、小笠原諸島周辺とかなり限られています。日本の太平洋側で取れる赤珊瑚は、世界的にみてもクオリティが高く、特に高知沖で取れるものの品質はかなり評判が良いです。

高知県は日本の珊瑚漁の発祥地であり、国内の宝石珊瑚の原木の入札は、すべて高知県で行われています。高知県産の赤珊瑚は、色や形、大きさが良く、さらに希少価値が高い血赤珊瑚も取れることでブランド価値が高いです。

形や大きさ

形や大きさも、赤珊瑚の価値を決めるうえでの大事な要素です。色が濃く、ムラもない赤珊瑚であっても、形がいびつだと宝石として美しくは見えません。

小さすぎると見た目のインパクトや華やかさが足りないため、価値が低いです。たとえ色が淡くても、きれいな丸みのある大きな赤珊瑚が価値の高いものといえます。

深い赤色で全体的にみてもムラが無く、キレイな丸みのある大きな赤珊瑚は、最高品質で価値が高いです。

鑑別所の有無

鑑別所の有無も、赤珊瑚の価値を決める要素のひとつです。鑑別書は、赤珊瑚などの宝石が、天然なのか人工なのかを鑑別し、本物か偽物という内容が記載されます。

宝石の価値には触れず、あくまでも品質の評価ではなく、調査と分析の結果が記載されることが特徴です。

寸法や重量の測定結果や検査結果でわかった科学的データなどをもとにして石の起源を調査します。赤珊瑚は偽物が作りやすく、多く出回っているので、鑑別所を手に入れて、本物と証明することが大切です。

赤珊瑚の市場価値と今後の展望

赤珊瑚は、地球温暖化の影響で年々産出量は減少傾向です。その影響で、赤珊瑚の相場は高騰しており、2005年と2014年の相場を比べると約10倍の価格差があるといわれています。日本の高知沖で採れた血赤珊瑚のネックレスには1,000万円以上の値段がついたことも。

赤珊瑚の産出量は、これからも減少することが予想されるうえに、中国や台湾で赤珊瑚の人気が高まっていることなどの理由でますます希少価値が上がり、価格は今後も上がり続けるでしょう。

赤珊瑚の購入時は偽物に注意

赤珊瑚には偽物がかなり出回っています。ガラスやプラスチックを加工して、表面に赤い塗料を塗ったものを赤珊瑚と偽り、販売する業者もあるので購入する際には充分な注意が必要です。

騙されないための対策として、購入時には必ず鑑別所をもらい、本物ということを確かめましょう。また、買うお店選びも大切で、経験豊富な鑑定士がいる大手の販売店を選ぶと騙されるリスクはほとんどないです。

聞いたこともないお店や、ネットショッピングで買うことはひかえましょう。

赤珊瑚のおすすめ買取店3選

赤珊瑚を高額買取してもらう際には、赤珊瑚に詳しい鑑定士がいる買取店や、情報をしっかりと持っている買取店を選ぶことが重要です。おすすめの買取店を紹介するので、ぜひ買取の参考にしてください。

店舗名口コミ評価ポイント宅配買取出張買取店頭買取宅配キット店舗がある地域出張査定対応エリア定休日営業時間買取対象古物商許可番号
ウリドキ★PR一番高く売れる買取店がラクラク見つかる買取店による買取店による買取店による買取店による買取店による買取店による土日祝(ウリドキ)10:00〜19:00(ウリドキ)ブランド、お酒、金、ゲーム、家電など第302171706809号
おたからや★★★☆☆3.1「宝石学修了者」が在籍全国全国なし(問い合わせ)8:00~21:00(問い合わせ)ブランド品、高級時計、バッグ、宝石など第451380001308号
色石BANK★★★★☆4.6買取から販売を一貫して行うあり東京、大阪、愛知、福岡全国土、日(問い合わせ)10:00~19:00(問い合わせ)宝石、金・プラチナ、ジュエリー第305531604363号
日晃堂★★★★☆4.1LINEやメール査定があるあり大阪、神奈川全国不定休10:00~17:00骨董品、美術品第621120162025号

※口コミ評価はウリドキやその他サイトの情報を参考にしています

おたからや

★★★☆☆3.1
おたからや公式サイトのトップページ

息子の受験費用の足しにと思い、10年程前にヨーロッパ旅行をした際に購入した金やプラチナのジュエリーを売ることにしました。かなり安く買ったのであまり期待はしていなかったのですが、思っていたよりも高額で売れたので満足しています。また、その場で現金に換えて頂けたので、何度も店舗に足を運ぶ時間がなくて助かりました。お店の人からも金買取の知識も聞けて良かったです。他にもいくつかジュエリーがあるので、折を見て査定をお願いしてみようと思います。

東京都新宿区/女性

近所にある質屋へプラチナのジュエリーを持っていったところ、納得の行く査定額ではありませんでした。
おたからやで無料査定があったのでお願いしたところ、他店よりも2割ほど高い値段で引き取って頂けることが分かったのでお願いしました。良い引き取り先が見つかって、本当に良かったです。

神奈川県横浜市/女性

電話する

特徴

  • 「宝石学修了者」が在籍
  • 査定料、出張料などはすべて無料
  • 店舗数は全国1,000店舗以上

店舗紹介

おたからやは、全国に1,000店舗以上展開している買取店です。ルイ・ヴィトンやシャネル、エルメスなど高級ブランドのバッグ、時計、財布などの買取を中心に、金、プラチナなどの貴金属、ダイヤモンド、サファイア、パールなどの宝石の買取にも力を入れています。

赤珊瑚も多くの買取実績があり、リングやネックレス、イヤリングなど、多くの赤珊瑚のアクセサリーの買取が可能です。GG資格の保持者、「宝石学修了者」が在籍しているので、査定も信頼できます。

査定料、出張料などの諸費用はすべて無料です。まずは金額だけ知りたい方も気軽に利用ができるでしょう。来店がめんどうな方や、たくさん買取してもらいたい方は、出張買取をお試しください。

買取実績

  • サンゴ ダイヤ イヤリング 11.2g:166,000円
  • サンゴ ダイヤ ネックレス 72.4g:336,000円
  • サンゴ ダイヤ リング オーバルシェイプ 17.9g:140,000円

店舗情報

店舗名おたからや
営業時間8:00~21:00(問い合わせ)
定休日なし(問い合わせ)
買取方法店頭、出張
会社名株式会社いーふらん
古物商許可番号神奈川県公安委員会 第451380001308号
査定士
その他特徴

色石BANK

★★★★☆4.6
色石BANK公式サイトのトップページ

珊瑚を買い取って頂きました。
宅配でのスムーズの対応、親切で納得のいく金額でした。
また色石BANKさんで利用したいと思います。

ありがとうございました。

後藤Rさん

数ある業者を回ってきましたが色石BANKさんが最も的確に色石を査定してくださりました。
翡翠や他の宝石など本来ダイヤモンド以外では値付けは厳しいとされるものまできっちり鑑定してくださり非常に助かりました。またお願いすると思います!よろしくお願い致します!

リユさん

特徴

  • 買取から販売を一貫して行う
  • 社内資格制度を採用
  • 丁寧な接客を心がけている

店舗紹介

色石BANKは、色石やダイヤモンドを主に取り扱っています。買取からリカット、デザイン、加工、販売までを一貫して行なっているため、高価買取が可能です。

社内資格制度を採用しており、パールや赤珊瑚、ダイヤモンドなどの査定を熟練した目利きの鑑定士がしてくれます。

人と人とのつながりを大事にしているため、接客は常に丁寧です。買取が不安な利用者の疑問や悩みにも、親身になって対応してくれます。

店頭買取のほかに出張買取も可能なので、近くに店舗がない方や来店がめんどうな方は、ぜひ利用してください。

まずは査定額を知りたい方は、公式サイトから必要事項と商品の写真を送って査定をしてもらえる、無料査定を利用しましょう。

買取実績

  • 血赤珊瑚ペンダントトップ129.9g:3,000,000円
  • 天然赤珊瑚リング 12.90mm:126,000円
  • 血赤本珊瑚 12.46ct:60,000円

店舗情報

店舗名色石BANK
営業時間10:00~19:00(問い合わせ)
定休日土、日(問い合わせ)
買取方法店頭、出張、宅配(宅配は2024年5月現在、業者のみ受付)
会社名株式会社 貴瞬
古物商許可番号東京都公安委員会 第305531604363号
査定士
その他特徴

日晃堂

★★★★☆ 4.1
日晃堂公式サイトのトップページ

買い取りの予約の連絡もスムーズ、前日に確認の電話もあり、当日は時間厳守にて感じ良かった。買い取りそのものも、妥当性の有る価格提示があり且つ強引でもなく、もし心残りあるなら手元に置いといてまた呼んでもらっても良いですよ、て言うてくれて優しい社員さんでした。挨拶も礼儀正しく又手洗い消毒マスク等もきちんとされていて非の打ち所のない買い取り業者さんでした。

不明

年内にビスクドールを売却したく、出張をお願いしたところ、大阪のマネージャーがわざわざ年末ご多忙にも関わらず、来て頂きました。ありがとうございました。相見積もりをしたもう一社は15万円程、日晃堂は55万円でした。専門業者に買取はお任せすべき、と痛感しました。

不明

特徴

  • 査定料など手数料が完全無料
  • LINEやメール査定がある
  • 全国で出張買取が可能

店舗紹介

日晃堂は、骨董品と美術品を専門に取り扱う買取店です。赤珊瑚の買取も行っており、赤珊瑚で作られた彫刻や置物、ブローチ、観音菩薩像など、ほかの買取店では扱いづらいものでも、骨董、古美術の知識で査定をしてくれます。

店舗は大阪と神奈川にしかありませんが、全国対応の無料出張買取であれば、どこに住んでいても利用可能です。宅配買取は、査定料や送料、宅配キットが無料で利用できますが、ダンボール2つ以上は送料が利用者負担になります。

LINE査定やメール査定のサービスもあるので、査定額を知ってから買取の判断をしたい方や、店舗から自宅が遠い方は、まずは自宅で簡単にできるLINE査定やメール査定を試してみてはいかがでしょうか。

買取実績

  • 珊瑚和合円満紋置物:2,000,000円
  • 観音菩薩像 熊澤希山:415,000円
  • 本珊瑚 谷口康隆「時運」:994,000円

店舗情報

店舗名日晃堂
営業時間10:00~17:00
定休日不定休
買取方法店頭、宅配、出張
会社名株式会社 日晃堂
古物商許可番号大阪府公安委員会 第621120162025号
査定士
その他特徴

赤珊瑚の価値はまだまだ上がる

赤珊瑚の価値について解説をしました。価値を決める要素は、色の濃さや色ムラの有無、形や大きさ、産地などさまざまです。

赤珊瑚の産出量は、地球温暖化の影響で減少傾向にありながら、中国や台湾では人気が高まっているため、希少価値が上がっています。高いものだと1,000万円以上で取引されるケースもあるなど、注目の宝石といえます。

日本産の赤珊瑚は高品質で希少価値があり人気が高いので、お持ちの方は大切にしましょう。

本記事の画像や買取実績、口コミの出典
おたからや色石BANKGoogle日晃堂

木暮康雄

木暮康雄 (監修者)

ウリドキ株式会社代表取締役CEO。ウリドキプラスの発行人でもある。
リユース業界での起業・事業運営の経験が豊富でリユースの専門家としてのメディア出演歴も多数。
著書に「リユース革命」(幻冬舎)がある。

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