液晶テレビ買取相場と高価買取にする3つのコツ

  • 2020年8月20日
液晶テレビ高価買取

液晶テレビの買取可能な期間は5年と言われています。正常動作していてもそれ以上経過したときは余程の人気モデルか状態のよいものでなければ底値での買取になることがあります。また国産メーカーのハイスペックモデルは買取相場も高くなる傾向にあります。

例えばSONYのBRAVIAで2012年モデルが80,000円近い買取価格になります。人気の4Kテレビの買取価格に300,000円もの値段がつくこともあります。ただしこれらは特殊なものだと考えてください。一般的に液晶テレビの買取相場は1インチ500円程度だと考えてください。

40インチの中古液晶テレビは2万円程度にしかなりません。高機能モデルになるとさらに買取価格は上がりますが、製造から5年経過した国内メーカーモデルの場合、1インチ500円が買取相場の目安になります。

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故障した中古液晶テレビの処分方法

液晶テレビ高価買取

液晶テレビは家電リサイクル対象の製品ですので、故障して買取不可になった中古の液晶テレビは家電リサイクル品として処分する必要があります。0円買取を行っているショップもありますが、回収の認可を取っていない業者が「買取」として回収しているケースが多いですので、多少費用が発生したとしても、必ず家電リサイクルの回収が認められた業者に回収してもらいましょう。

故障による買い替えの場合は、新しく液晶テレビを買うお店で回収の相談をしてみましょう。リサイクル料金が発生しますが、そのぶん新しい液晶テレビを値引きしてもらうなどの交渉してみると意外と簡単に値引きしてもらえ、実質リサイクル料金を無料にすることになりますし、自分で液晶テレビを運び出す手間も減りますので、ぜひテレビを購入するお店で回収してもらうようにしてください。

B-CASカードの取扱について

液晶テレビ購入時についてくるB-CASカードですが、液晶テレビを買取してもらうときにB-CASカードの有無が問題になることがあります。B-CASカードがなければ買取価格が減額となると明記している買取店もあります。

ところがこのB-CASカードは売買することが認められていません。そのためB-CASカードなしで買取してもらうのが一般的なのですが、そうすると買取価格が下がります。そこで、B-CASカードの使用者変更の申請を行うことをオススメします。

本来は売買してはいけないB-CASカードですが申請することで、B-CASカードの譲渡することが可能になります。カード変更の手続きはB-CASカードのカスタマーセンターから行うことが出来ます。電話をすればB-CAS社より約款が送られてきますので、その約款を液晶テレビとB-CASカードにセットして買取してもらうことで買取価格を下げずに買取してもらえます。

液晶テレビを高価買取してもらうためのポイント

液晶テレビは中古市場でも人気の商品のひとつになりますので、高価買取を期待できます。それでもさらに買取価格を上げることが可能で、1円でも高く買取をしてもらうためのポイントがあります。ここでは高価買取をしてもらうためのポイントを紹介します。

できるだけ早く買取してもらう

液晶テレビは5年以内に売るようにしてください。デジタル機器ですので時間の経過とともに故障率が高くなるため、製造から6年以上経過した液晶テレビを買いたいという人が少なく、買取店も買取を躊躇してしまいます。

一般的な液晶テレビは製造から5年以内に売却と考え、50インチなどの大型で国内メーカーの人気商品であればそれよりも買取対象となる期間は長くなります。それでも処分してもらうよりは得という程度の金額にしかならないケースもあります。

新モデルが発表されると買取価格が下がることもあります。テレビは不要になったらすぐに買取してもらうようにしてください。

付属品をつけて買取査定をしてもらう

テレビですのでリモコンがなければ操作できません。リモコンは必須として、その他の購入時に付属してきたものはすべて付けて買取査定してもらいましょう。とくにB-CASカードは買取価格に大きな影響が出る付属品のひとつです。使用者変更の届け出を行ったうえで、買取してもらう液晶テレビにつけておきましょう。

またテレビの外箱の有無も買取価格に影響する場合があります。店頭で買取査定をしてもらう場合は外箱に入れて運ぶことで故障する可能性を下げることが出来ますので、テレビ購入時にはできるだけ外箱を保管しておきましょう。

きれいに掃除しておく

ホコリだらけの液晶テレビは見た目が悪いだけでなく、液晶テレビ内部の部品にも悪影響を及ぼすことがありますので、汚れのひどい液晶テレビや、大きな傷の付いた液晶テレビは買取価格を大きく下げることになります。

買取査定時には必ず掃除をしてホコリなどを取り除いておくようにしてください。エアスプレーや乾いた雑巾などを使ってしっかりと汚れを落とすことで買取価格にプラスの影響をあたえることになります。

液晶テレビ買取の注意点

液晶テレビの買取時に知っておかなければトラブルになる注意点があります。気持よく買取をしてもらうためにも、注意点をしっかりつかんで納得の買取をしてもらいましょう。

本人確認書類の提示

液晶テレビの買取時には本人確認書類が必要になります。運転免許証や健康保険証、パスポートなどで問題ありませんが、忘れた場合は買取不可になりますので、買取をしてもらうときは必ず本人確認書類を持っていることを確認してから買取してもらいましょう。

また未成年からは買取してもらえませんので注意が必要です。買取店によっては保護者同伴が必要なこともあり、別の買取店では同意書の提示だけでよいということもあります。買取店のホームページなどで確認できますので、必要に応じて保護者の同意書も用意しておきましょう。

不要品回収業者には処分を任せない

中古での買取が不可になった古いモデルを「無料で回収する」軽トラックで回っている業者には回収してもらわないようにしてください。無料と言われていたのにあとから有料だといわれることは珍しくなく、とにかくトラブルのもとになります。

リサイクル料金をケチった結果、もっと高くつくことになりかねませんので、不要品回収業者に液晶テレビの回収をしてもらわないように気をつけてください。

まとめ

液晶テレビは中古市場でも人気の商品ですが、デジタル家電ということでブラウン管の時代に比べて故障しやすくなっています。そのため液晶テレビを高価買取してもらう最大のポイントは製造から5年以内に売ることだと覚えておきましょう。

それ以降は数千円での買取もしくは買取不可になります。買取不可の場合は正規の回収業者に依頼して回収してもらうようにしてください。

木暮康雄

木暮康雄 (監修者)

ウリドキ株式会社代表取締役CEO。ウリドキプラスの発行人でもある。
リユース業界での起業・事業運営の経験が豊富でリユースの専門家としてのメディア出演歴も多数。
著書に「リユース革命」(幻冬舎)がある。

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