【保存版】シンガーミシンの買取相場と高額買取2つのコツ

  • 2020年8月19日
シンガーミシン買取

ミシンの原型となるものは18世紀ごろから存在していましたが、いずれも家庭用としての量産には至りませんでした。1850年にアメリカのアイザック・メリット・シンガーが現在とだいたい同じ構造のミシン(手回し式)を発明、1851年に実用ミシンの特許を取得し、I.M.Singer社を創立しました。

その後シンガー社は現在までの160年にわたりミシンを販売。世界中で最も古く、かつ広く知られているミシンブランドです。手回しミシンから足踏みミシン、電動ミシンと様々なミシンを開発し、現在は電子ミシンを中心に販売しています。

あなたの売りたいものの
\一番高い買取価格がわかる/

足踏みミシンはアンティークとして人気

過去に海外や日本で生産されていた足踏みミシンや手回しミシンは、そのデザイン性からアンティーク家具としても人気があります。シンガーの足踏みミシンは鉄脚の曲線や模様が美しいことでも知られ、ミシン部分が壊れてもテーブルへのリメイクに使用されることがあります。

そのため、シンガーミシンは新しい機種のものはもちろんのこと、古い足踏み式や手回し式の中古も需要があり、店舗によっては高額で買取をしてもらえます。

実際の買取価格や相場を紹介!

※2016年5月18日現在
店舗や状態、付属品の有無によって価格は変動します。

●モナミ ヌウ
SC-100 16000円

モナミ ヌウ
出典:singer.happyjpn.com

●モナミ ヌウ プラス
SC-200 20000円

モナミ ヌウ プラス
出典:singer.happyjpn.com

●足踏みミシン
10000円~

シンガーミシンを売るにはどうすればいい?

ミシンの買取は宅配買取がオススメ!

シンガーミシンを売る方法は以下の3つがあります。

  • 店頭買取…買取店の店頭へ売りたい品物を持っていく
  • 出張買取…買取店の担当の方に自宅に来てもらい、その場で査定をしてもらう
  • 宅配買取…オンラインなどで申込をしたあと、宅急便で品物を送る

店頭買取は自分でミシンを持っていかなければいけません。足踏みミシンの場合はサイズが大きいため、大型車や軽トラック等でないと運搬は困難です。さらに、実店舗を構えるリサイクルショップでは買取を断られてしまう恐れもあります。

お住まいの地域が出張買取に対応していれば、出張買取を申し込むという方法もあります。運搬は買取担当者が行ってくれるので楽ですが、店舗と相談の上で時間を作る必要があります。そのため、ミシンを売買する際には宅配買取を強くオススメします。

宅配買取の手順を紹介

まずはインターネットなどでお手持ちのシンガーミシンを買取してくれる店舗を探します。足踏みミシンを売る場合はアンティーク家具店も視野に入れて探しましょう。よい店舗が見つかったら、電話やメールなどで事前査定を申し込みます。

  • ミシンの種類(足踏み・電子式など)
  • 品番・購入時期
  • 付属品の有無
  • 傷や汚れの有無

などの情報が査定に必要になりますので、店舗に伝えられるようにまとめておきましょう。写真が添付できるのであれば、写真も送ったほうがより正確な査定金額を提示してもらえます。

売る店舗を決めたらミシンを梱包します。梱包材がない場合は、梱包材を無料で申し込むことができる店舗を選ぶと楽です。針のまわりはデリケートですので衝撃が加わらないように緩衝材を巻きましょう。

本人確認書類のコピーなどの必要書類を同梱し、店舗の指示に従い宅急便でミシンを発送します。

ミシンが店舗に届くと査定が行われ、店舗によりますが即日~一週間程で査定価格が分かります。その値段に同意し、代金を銀行振込などで受け取り、取引は完了します。

実際の査定基準は?

正常に動作するか

実際に縫製ができるかどうか、動作でおかしい部分がないか、異音がしないかどうかなどの確認を行います。

全体の傷や汚れ

目立つ傷や汚れ、サビがないかも査定の材料になります。アンティークミシンの場合は色の変色や少しの傷などは商品の持ち味として減額されないこともあります。

付属品があるかどうか

ボビンやドライバーなどの純正の付属品、説明書、ケースなどは揃っていたほうが査定金額が高くなります。電動ミシンの場合は電源コードがないと大幅な減額となってしまいますので気をつけて下さい。

高く売るコツやポイント

本体の掃除をしよう!

最近のミシンはメンテナンス不要と言われていますが、それは注油をしなくてよいということ。糸くずや綿ぼこりは掃除をする必要があります。送り歯の中などは綿ぼこりが非常にたまりやすいので、外して掃除をしましょう。

複数の店舗に査定を申し込もう!

中古ミシンの買取相場は店舗によって様々です。最新型に力を入れている店舗もあれば、インテリア性を査定に加味する店舗もあります。そのため、インターネットでできるだけ多くの店舗に査定を申し込むことを強くオススメします。

よくある質問や回答

Q.業務用ミシンは買取してもらえる?

家庭用のミシンよりも厚い布地を縫うことができ、圧倒的なパワーを持つ業務用(職業用)ミシンは、新品での値段が高いため中古での需要が高い製品です。そのため店舗によっては高価買取が期待できます。業務用ミシンを取り扱っている店舗に査定を申し込んでみてください。

Q.動かないんだけど買取してもらえる?

A.故障しているミシンでも買取をしてくれる店舗はたくさんあります。買取対象品目を確認しましょう。動かなかったとしても、専門家の手で簡単に直せるものかもしれません。針が動かないからと強引に動かすと他の部品が壊れる恐れがありますので気をつけましょう。

Q.かなり古いミシンなんだけど…

A.シンガーの古いミシンはアンティークとしても人気があり、型の古いミシンや足踏みミシンを買取している店舗もあります。大きい足踏みミシンの場合は、アンティーク家具店にも査定を申し込むことをオススメします。

Q.付属品がなくても買取してもらえる?

A.付属品がなくても買取はしてもらえます。付属品が揃っているほど査定価格は上がりますので、できるだけ探してみましょう。

まとめ

「家に置いてあるけれど使わない」「処分したいけど方法が分からず放置している」というシンガーミシンはありませんか?もしかすると思わぬ値段がつく品物かもしれません。ぜひ査定に申し込んでオトクに手放しましょう。

木暮康雄

木暮康雄 (監修者)

ウリドキ株式会社代表取締役CEO。ウリドキプラスの発行人でもある。
リユース業界での起業・事業運営の経験が豊富でリユースの専門家としてのメディア出演歴も多数。
著書に「リユース革命」(幻冬舎)がある。

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